今回、創業者兼CEOのベン・カッファーが来日し、新作を発表。ブランドアンバサダーの体操男子日本代表・岡慎之助選手とプロ山岳ランナー・上田瑠偉選手を迎えたスペシャルトークセッションも行われました。
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2018年創業のスイス製メカニカルスポーツウォッチブランド
2018年にスイスで創業された機械式時計ブランド、ノルケイン。100年以上の歴史を持つ老舗が居並ぶスイス時計業界で、瞬く間に新たな地位を築いています。
2022年にはスイス時計業界のレジェンド、ジャン=クロード・ビバーを取締役顧問に招へい。コロナ禍という逆風すら追い風に変え、完全独立の家族経営のもと、創業わずか8年で世界61か国・375店舗へと展開を広げています。
この度、スイス本社よりノルケイン創業者兼CEOのベン・カッファー、そして副社長のトビアス・カッファーが来日。ノルケインジャパン CEO の濱鍜健治とともに、ブランドプレゼンテーションを実施。創業9年目のブランドが見据えるビジョンや、世界最大級の時計見本市「Watches and Wonders 2026」で発表した3つの新作などについて語りました。


世界限定200本 ノルケイン史上最軽量45gの「ワイルドワン スケルトン X-LITE リミテッドエディション」
「チャレンジャーブランド」——これがノルケインのブランドアイデンティティをお伝えするもう一つのキーワードです。ノルケインの根本的なブランドとしての姿勢が「チャレンジ」です。
2020年に後にノルケインの経営顧問を務めることになるジャン=クロード・ビバーと出会い、そこから2022年に発表したノルケインを代表するモデルとなる「ワイルドワン」の開発がスタート。ジャン=クロード・ビバーとさまざまなディスカッションをする中で、「ノルケインは常にチャレンジするべきだ——新しいこと、他がやっていないこと、ユニークなこと、とにかくチャレンジに挑み続けるべきだ」。
5000Gの耐衝撃性を備えながらも総重量84gという軽量性を実現。また、「ワイルドワン オブ 1」というモデルはダイヤルカラーやケースやベルトの素材など350万通りものカスタムが可能だという究極の多様性を実現した新時代のラグジュアリースポーツウォッチという新ジャンルを開拓しました。

そのワイルド ワンのさらなる進化版となるのが、2026年度の新作「ワイルドワン スケルトン X-Lite リミテッドエディション」です。この新作の発想は、実は最初のワイルドワンを発表した2022年9月の翌月、10月からチャレンジが始まったそうです。
「最初のワイルドワン発表のわずか1か月後から『さらに軽いワイルドワンを作ろう』ということで、ベン・カッファーとジャン=クロード・ビバーのディスカッションの中からこの開発がスタートしました。開発開始から1年後にプロトタイプができたのですが、耐久性が足りない——素材を軽くするだけ、素材を削るだけでは耐久性が全く足りないということで、そこからまた別の手法で開発を再スタート。さらに1年後にやっとプロトタイプが完成し、発表できたのが今年2026年ということで、本当に多くのチャレンジを重ねた末の新作です」(ベン・カッファー)



プロアスリートもボードメンバーに招へい 究極のパフォーマンス下で闘うアスリートを支える時計に
ノルケインは多くのプロフェッショナルアスリートとパートナーを組んで、そのアスリートたちが最高のパフォーマンスを発揮できるような製品開発を続けています。その面々にはグランドスラムを達成したテニス界のレジェンド スタン・ワウリンカ、女子サッカー選手のシドニー・シェルテンライブといったスイス国籍のアスリートもいれば、ビジネスパートナーでもあるサッカー界の伝説的人物 ジャンルイジ・ブッフォンなど、独自のスタイルを持つ人物とタッグを組んでいます。
そして、日本のアンバサダーとして選ばれたなかから、今回は体操男子日本代表・岡慎之助選手とプロ山岳ランナー・上田瑠偉選手が登壇。ノルケインの魅力について語っていました。



司会: 岡選手、NHK杯3連覇を達成されました。おめでとうございます。この結果を受けて、10月の世界選手権の代表も決まったということですが、今シーズンをここまで振り返っていかがですか。a
岡慎之助選手: NHK杯の3連覇はとても嬉しい結果でした。ただ、4月に行われた全日本選手権では準優勝で悔しい思いもして、嬉しいことと悔しいことが混ざり合っている感じです。10月の世界選手権は昨年のリベンジを1位で果たしたいので、まだまだスタート地点だという気持ちで、100パーセントのパフォーマンスを出せるよう頑張っていきたいと思います。
司会: ありがとうございます。では続いて上田選手、今シーズンはどんなシーズンにしていきたいと考えていますか。
上田瑠偉選手: 昨年、富士登山競走で大会記録を目指して挑戦し、記録には届かなかったものの優勝することができました。今年は2連覇がかかっているので、しっかり勝ち切りたいと思っています。昨年は世界選手権があって大きく失敗してしまったので、今年はその世界選手権はないのですが、次の世界選手権に向けてしっかり力を蓄えていきたいです。
司会: 富士登山競走は今年7月に控えていますね。さて、ベン・カッファーさんにも一言いただきたいのですが、このような日本のトップアスリートをノルケイナーとして迎えることが、ブランドにとってどんな意味を持つのでしょうか。
ベン・カッファー: お二人の活躍はいつも共有しています。まさにノルケインのチャレンジングスピリットを体現する形で、挑戦し続けるお二人の姿勢にものすごく共感しています。トップアスリートでありながらその地位に満足せず、次の高みを目指す姿勢が、ノルケインのチャレンジングスピリットに深く通じるものがあると思っています。

競技の楽しさ、エンジョイライフ
司会: チャレンジ、挑戦というキーワードが出ましたが、ノルケインがもう一つのコンセプトとして掲げる「ENJOY LIFE」という観点から、お二人が競技を続けていく中での楽しさとはどんなことでしょうか。
岡慎之助選手: 練習で積み上げてきたものが結果として出る楽しさ、仲間と切磋琢磨して練習できる楽しさ、そして常に限界に挑戦する楽しさ——そういったものをひしひしと感じることができています。常に挑戦し続けているので、それが楽しくてしょうがないという感じです。競技以外ではドライブが好きなので、時計をつけてドライブしたり、自然豊かなところに出かけたりしています。
上田瑠偉選手: 同じようにアスリートとして、挑戦し続けた先に勝てると楽しいと感じます。そして、トレイルランニングを続けられている理由として、やはり純粋に走ることが好きだということがあります。山を登りきった先から見える景色の美しさ、山の中を走るときに感じる自然の風、足元の岩や木の根をいかにうまく飛び越えていくかという快感——そういったスポーツ全体の魅力がすごく楽しくて。アスファルトを走るより、山の方が同じ距離でも圧倒的に時間はかかるんですが、すごく充実感があって、あっという間に感じるんです。競技以外では、海外での練習遠征も多いのですが、滞在先の近くにある絶景スポットを探して行ってみたり——結局そこを自分の足で登っていくんですけど(笑)。GoogleMapで良さそうなところを探したりするのが結構楽しいですね。

司会: これからさらに暑くなる時期を迎えますが、ハードな環境で戦い抜くために大切にしているコンディショニングのルーティンがあれば教えてください。
岡慎之助選手: 睡眠を一番心がけていて、8時間以上は必ず寝るようにしています。ただ、試合前は絶対眠れないんです。ワクワクしてきてしまって(笑)。試合が楽しみで寝られなくなるのは、もう仕方ないと受け止めています。普段は本当に8〜9時間寝ることに気を使っています。それと食事もそうですが、サウナがめちゃくちゃ好きで、試合期間中は毎日サウナに入ってコンディションを整えています。
上田瑠偉選手: パフォーマンスアップのために気をつけていることとして、これから日差しが強くなる中で、目をしっかり大事にするようにしています。こまめに目薬をさしたり、日中はサングラスをかけたりして、目への太陽光や紫外線を防ぐようにしています。私の競技は足元を瞬時に判断しなければならないので——岩や木の根を飛び越えるために——動体視力も必要です。そういう意味で目を大切にしていますし、アイマスクをつけてゆっくりする時間を取ったりもしています。
今後の大きな挑戦に向けて
司会: お時間も迫ってまいりました。最後の質問です。今年それぞれ大きな舞台が控えていますが、そこに向けた思いを聞かせてください。岡選手は愛知県で開催されるアジア競技大会への出場も決まっており、10月には世界選手権もあります。
岡慎之助選手: 団体金メダル、個人金メダル、種目別でも金メダルという目標はもちろんあります。以前のイベントで「勝つか、学ぶか」という言葉をとても印象的に受け取って、ずっと大切にしています。昨年の世界選手権は悔しい思いをして、すごく学ぶ1年でした。今年はそれを勝ちにつなげたいと強く思っているので、アジア大会と世界選手権、自分の持てる最大の力を発揮できるよう、ノルケインと一緒に突き進んでいきたいと思います。
司会: 応援しています。ありがとうございます。では上田選手、富士登山競走2連覇に向けて。
上田瑠偉選手: 今年は昨年以上にスケジュールもハードで、年々暑くなり、レベルも高くなる中での2連覇は簡単なことではありません。ただ、ノルケインと一緒にチャレンジングスピリットを大切にして、最後まで諦めずに優勝を狙って頑張りたいと思います。




