冬キャンプにおすすめの保温力最強スープジャー9選!選び方も紹介 | ドリンクボトル・水筒 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    ドリンクボトル・水筒

    2025.12.30

    冬キャンプにおすすめの保温力最強スープジャー9選!選び方も紹介

    冬キャンプにおすすめの保温力最強スープジャー9選!選び方も紹介
    保温力最強のスープジャーは、熱源なしで長時間、内容物を保温できるのが魅力です。冬キャンプの冷え対策に最適といえますが、種類が多く選び方に迷う人も少なくありません。保温力最強のスープジャーの選び方や、容量別のおすすめ商品を詳しく紹介します。
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    保温力最強のスープジャーの選び方

    スープの入ったシルバーのカップ
    (出典) unsplash.com

    スープジャーの保温力に関わる要素はさまざまありますが、保温効力・真空断熱構造・容量やサイズ・フタや入れ口の構造は非常に重要なポイントです。まずは、保温力最強のスープジャーを選ぶときのポイントを紹介します。

    保温効力をチェック

    保温効力とは、メーカーが公表している保温力の目安です。一般的には『6時間後に何℃以上をキープできるか』が記載されており、キープできる温度が高いほど保温力も高いと判断できます。

    スープジャーの保温力を特に重視する場合は、6時間後でも60℃以上を維持できるスープジャーが適切です。温かい飲み物の飲み頃の温度は、68~70℃程度といわれています。6時間後でも60℃以上を保てるスープジャーなら、朝入れた熱いスープを昼食時に温かく食べられるでしょう。

    なお、スープが20~40℃になると細菌が発生しやすくなってしまいます。野菜や肉入りのスープを持ち運ぶ場合は、衛生面・安全面からも保温効力の高いスープジャーを選ぶことが重要です。

    真空断熱構造の有無

    真空断熱構造とは、二重壁の間に真空層を作って熱の移動を防ぐ技術です。真空断熱構造を採用したスープジャーは、外気の影響を受けにくく、内容物の温度を一定の状態で長時間維持できます。

    特に、冬キャンプのように厳しい寒さが予想される環境では、真空断熱構造は必須です。真空断熱構造を採用してるスープジャーと、採用していないスープジャーとでは、数時間後の温度に大きな差が出るでしょう。

    容量とサイズは用途に合わせる

    スープジャーの保温力を維持するためには、食べる量や用途にマッチした容量を選択することが大切です。スープジャー内部の空洞が大きいと、スープの温度が下がりやすくなります。ジャーの容量ギリギリまで中身を詰められるのが、保温力を維持するコツの一つです。

    スープジャーの容量は、300mL以下のスモールサイズから700mL以上のラージサイズまでさまざまあります。容量とおすすめの内容物の組み合わせは、以下の通りです。

    • 300mL以下:1杯分のみそ汁やスープなど
    • 300〜500mL:具だくさんスープやカレーなど
    • 700mL以上:大きな具材を入れたがっつり系のスープなど

    自分の食事量や使用シーンに合わせて、適切なサイズを選びましょう。

    フタや入れ口の構造も重要

    しっかりと密閉できるフタや入れ口を備えたスープジャーほど、高い保温力を期待できます。持ち歩きの際に液漏れが発生するリスクも抑えられるため、フタや入れ口の密閉性が高い商品がおすすめです。

    また、入れ口が食べやすいデザインかどうかも大切です。商品によってはスープジャーのステンレスの入れ口が鋭く、口を付けて飲みにくい場合があります。口を痛めないためには、丸みのある入れ口か、カバー付きの入れ口を選びましょう。

    スープジャーの食器としての食べやすさを考えるなら、スプーンを入れやすい直径9cm程度の商品がおすすめです。

    保温力最強のおすすめスープジャー【300mL以下】

    3つ並んだスープカップ
    (出典) pexels.com

    「ご飯に付ける汁物が欲しい」「携行の負担を減らしたい」という人は、小さめサイズのスープジャーがぴったりです。冬キャンプに持参したい、300mL以下のスープジャーを二つ紹介します。

    THERMOS「真空断熱スープジャー JEG-200」

    スープ1杯分を入れるのにちょうどよい、200mLサイズのスープジャーです。小容量サイズではありますが、真空断熱構造により約6時間後でも55℃以上をキープする保温効力を備えています。

    本体サイズは約7.0×7.0×10.5cm、重量は約200gです。バックパックのすき間に収納しやすく、荷物の負担になりません。パーツは全て食洗機に対応しており、使用後は食洗機にそのまま入れればOKです。

    フタは開閉しやすく、口径も広めに設計されています。みそ汁から具材たっぷりのスープまで、幅広いメニューに対応可能です。

    • 商品名:THERMOS「真空断熱スープジャー JEG-200」
    • 公式サイト:商品はこちら

    THERMOS 真空断熱スープジャー JEG-200

    サイズ:7.0×7.0×10.5cm 重量:0.2kg

    CAPTAIN STAG「モンテ HDフードポット280」

    保冷・保温に対応できる、容量約280mLのスープジャーです。フタはシンプルなスクリュー式が採用されており、スムーズに開閉できます。外径約9.0×10.8cmのコンパクトなボディは、テーブルスペースが限られるソロキャンプに最適です。

    保温効力は高く、6時間後でも58℃以上を維持できます。ハンドル付きのおしゃれなデザインは、キャンプギアのデザインにこだわりたい人にもぴったりです。

    • 商品名:CAPTAIN STAG「モンテ HDフードポット280」
    • 公式サイト:商品はこちら

    CAPTAIN STAG モンテ HDフードポット280

    サイズ:外径90×高さ108mm

    保温力最強のおすすめスープジャー【300〜400mL】

    スープとクロワッサン
    (出典) pexels.com

    300~400mLのスープジャーは、汎用性の高いスタンダードサイズです。冬キャンプで便利に活用できる、保温力最強のスープジャーを三つ紹介します。

    STANLEY「トゥーゴーフードジャー0.35L」

    『STANLEY』のロゴがスタイリッシュな、約350mLのフードジャーです。ステンレス素材でさびに強く、耐久性もあります。タフな作りと無骨なデザインは、ギアの実用性を重視するキャンパーに人気です。

    開口部が広く、具材たっぷりのシチューやカレーにも対応できます。スプーンですくいやすいのはもちろん、料理を移し替えるときもこぼれにくいのがメリットです。

    パーツは全て食洗機に対応しており、お手入れのストレスも軽減できます。

    • 商品名:STANLEY「トゥーゴーフードジャー0.35L」
    • Amazon:商品はこちら

    STANLEY トゥーゴーフードジャー0.35L

    重量:317g

    SnowPeak「ステンレス真空ボトルタイプM350クリア」

    ミルクボトルをほうふつとさせる、350mLサイズのスープジャーです。SnowPeakならではの洗練されたデザインと高い耐久性を併せ持ち、キャンプシーンから日常生活まで活躍します。

    真空断熱構造が採用されており、6時間後でも68℃以上を維持することが可能です。本体サイズは外径約7.4×15.5cmとやや細身で、バックパックやバッグのすき間に収まります。約166gと軽めで、扱いやすい点も魅力です。

    • 商品名:SnowPeak「ステンレス真空ボトルタイプM350クリア」
    • 公式サイト:商品はこちら

    SnowPeak ステンレス真空ボトルタイプM350クリア

    サイズ:155mm × Φ74mm 重量:ボトル本体166g 、キャップ37g

    Hydro Flask「12 oz Food Jar」

    デザイン性の高いステンレスボトルで人気の『Hydro Flask』のスープジャーです。本体には独自のハニカム構造と真空断熱を組み合わせた、二重の保温システムが採用されています。内部温度が外気温の影響を受けにくく、冬のアウトドアシーンに最適です。

    12ozは内容量が約354mLなので、具だくさんのスープも入れられます。口径約9.5cmと大きく、スプーンやフォークもスムーズに使えます。

    素材には、健康リスクが心配される化学物質『ビスフェノールA(BPA)』が含まれていません。安全性が気になる人には、特におすすめです。

    Hydro Flask 12 oz Food Jar

    サイズ:109mm×86mm 重量:318g

    保温力最強のおすすめスープジャー【400~500mL】

    パンとスープ
    (出典) pexels.com

    400~500mLサイズなら、おでんや麺類なども入れられます。ここでは、高い保温力を期待できるおすすめのスープジャーを二つ紹介します。

    Esbit「マジョリス フードジャグ400ml」

    ポケットストーブや固形燃料などで、キャンパーからの信頼を集める『Esbit』のフードジャグです。6時間後も約60℃を保つ高い保温効力を備えており、冬の寒冷地や長時間の持ち運びなどで真価を発揮します。

    大きな開口部はスプーンを入れて食べるのにちょうどよく、使用感も良好です。使用後は中までしっかりと洗いやすく、ストレスを感じません。

    本体は約外径8.8×13.9cmで、無駄のないスマートな形状です。頑丈な18/8ステンレス鋼でできた本体には、底部に滑り止めパッドがあしらわれています。日常からアウトドアまで使える、実用性を備えたスープジャーです。

    • 商品名:Esbit「マジョリス フードジャグ400ml」
    • 公式サイト:商品はこちら

    Esbit マジョリス フードジャグ400ml

    サイズ:∅88×139mm 重量:270g

    タイガー「真空断熱フードジャーMKLW050」

    6時間後でも66℃以上をキープできる、高い保温効力を持つフードジャーです。朝にスープを入れれば、ランチのときも温かさを維持できます。

    口径は約7.0cmと広く、飲み口のエッジ部分は丸みを帯びています。ステンレス特有の固い口当たりが軽減されており、マグカップのような飲みやすさです。サイズは約9.9×9.9×14.3cm・重量約360gとコンパクトなため、バックパックへの収納もスムーズです。

    また、フタの『らくらくキャップ』は、パッキン部分が一体化しています。洗浄時に外したパッキンを紛失したり、装着を忘れて液漏れしたりする心配がありません。

    中フタ・本体ともに食洗機に対応しているため、キャンプ帰りや忙しい日常でも、お手入れの負担を軽減できます。

    • 商品名:タイガー「真空断熱フードジャーMKLW050」
    • 公式サイト:商品はこちら

    タイガー 真空断熱フードジャーMKLW050

    サイズ:9.9×9.9×12.8cm 重量:0.34kg

    保温力最強のおすすめスープジャー【500mL以上】

    白いカップに入ったスープ
    (出典) pexels.com

    500mL以上のスープジャーは、主食用の一品を求める人に最適です。最後に、たくさん入って保温力も高いおすすめのスープジャーを二つ紹介します。

    ZWILLING「フードジャー 700ml」

    ドイツの老舗刃物・調理器具ブランド『ZWILLING』のフードジャーです。6時間後でも69℃以上をキープできる保温効力は、スープジャーの中でもトップクラスといえます。外気温が氷点下に達する冬キャンプなどでは、心強い味方となるでしょう。

    サイズは約10×10×17cmで、容量は約700mLあります。具材をたっぷり入れたシチューや本格的な煮込み料理・スープパスタなど、ボリューミーなメニューに最適です。

    本体には、折りたたみ式のステンレススプーンが付属しています。キャンプのために、別途カトラリーを用意する必要はありません。

    Klean Kanteen「TKキャニスター 32oz (946ml)」

    容量約946mLの、最大クラスのスープジャーです。大量のカレーやシチューなどを温かいまま保存できるため、家族や2~3名でのキャンプに適しています。

    本体は真空断熱構造のほか、『TKクロージャー』という独自のフタ構造が採用されているのが特徴です。熱々のスープを入れれば、6時間後でも52℃以上を維持できます。高い密閉性により液漏れの心配も少なく、フタの開け閉めも簡単です。

    本体はステンレス製で食洗機にも対応しているため、お手入れの負担も最小限に抑えられます。

    • 商品名:Klean Kanteen「TKキャニスター 32oz (946ml)」
    • 公式サイト:商品はこちら

    Klean Kanteen TKキャニスター 32oz (946ml)

    サイズ:135.1 x 135.1 x 152.4mm  重量:653.5g

    まとめ

    スープとパプリカ
    (出典) pexels.com

    保温力最強のスープジャーを選ぶためには、容量や構造、保温効力をきちんとチェックした上で選ぶことが大切です。6時間後も60℃以上をキープできるスープジャーなら、朝に熱々のスープを入れておくと、昼もキャンプサイトで温かい食事を楽しめます。

    まずは『何を入れるか』『どれくらいの量が必要か』を明確にし、自分に合った最強のスープジャーを見つけましょう。厳しい寒さに耐えた後は、温かな食事が一層おいしく感じられるはずです。

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