スバル・フォレスターが"ストロング"に! 収納は? 燃費は? キャンプにおすすめの理由を解説 | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.12.26

    スバル・フォレスターが"ストロング"に! 収納は? 燃費は? キャンプにおすすめの理由を解説

    スバル・フォレスターが"ストロング"に! 収納は? 燃費は? キャンプにおすすめの理由を解説
    スバル・フォレスターが「2025‐2026日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。「BE-PAL OUTDOOR AWARD 2025」のモビリティ部門も受賞した新型SUVの魅力を徹底解説!
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    RV GARAGE 〜Enjoy Your Carlife〜

    スバル/フォレスター

    ¥4,048,000~4,598,000

    2025年春にモデルチェンジ。ストロングハイブリッドを搭載したモデルは、都会的な「プレミアム」とアウトドア志向の「X-BREAK」それぞれに設定。ほかに1.8ℓのターボエンジンを搭載した「スポーツ」もある。今回は「X-BREAK」の最上級グレードをテスト。


    問い合わせ先:スバル TEL:0120‐052215
    https://www.subaru.jp/

    テスター 記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)

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    アウトドアに寄り添うSUVが第6世代に。確かな機能に磨きをかけ、ハイブリッドシステムも導入したその出来栄えをレビュー!

    アウトドア寄りにアプローチした「X-BREAK」をテスト

    新型フォレスターは堂々とした佇まいですね~。とくに顔つき。経験豊富なアウトドアズパーソンにふさわしいSUVの顔です。

    早坂

    櫻井

    力強いデザインは、主要マーケットのひとつである北米マーケットに合わせたものだろうけど、アウトドア文化が根付いた地域でも販売されているだけあって、ソト遊びに使える機能も磨き上げられている。

    従来型よりも車体の剛性を高めているそうですが、確かに運転してみるとこれまで以上に乗り心地の質感が良くて、未舗装路でも滑らかに走りますよ~。

    早坂

    櫻井

    乗り味が良ければ長時間運転しても疲れにくい。フィールドへの往復がラクという、基本にして大切なポイントが高められているのはうれしいね!

    しかも2.5Lのエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車が加わって、出足から頼もしい!

    早坂

    櫻井

    従来型では出力10 kWのモーターを組み込んで、繊細なトルク性能を悪路での走破性に生かしたマイルドハイブリッド「e-BOXER」が設定されていた。新型では発電用と駆動用ふたつのモーターを搭載したストロングハイブリッド「S:HEV」に進化。モーター走行できる領域が広がったことで、悪路でも力強さを実感できるし、発進・停止の多い市街地走行では低燃費にも貢献する。

    フォレスターをはじめ、スバル車は重心を低く、バランスよく設計して、状況に応じてタイヤがしっかりと地面をかく4WD(スバルではAWD=オールホイールドライブと呼んでいる)が高く評価されています。そのうえフォレスターの場合、悪路走破性の指標となる最低地上高も220ミリと十分なクリアランスを確保。スタッドレスタイヤを装着してていねいな操縦を心がけていれば、冬のアウトドアも安心です!

    早坂

    櫻井

    今回テストしたのは、アウトドア寄りにアプローチした「X-BREAK」のハイブリッド車。タフギアをイメージしたスタイリングが特徴で、機能面でもロープをかけて荷物を固定しやすいラダータイプのルーフレールを装備するなど、ソト遊びを後押しする仕掛けが施されている。

    上質さを極めたもうひとつの「プレミアム」系にも惹かれますが、がっつり遊びたい本誌読者には断然「X-BREAK」です!

    早坂

    SUVの王道スタイルを現代的に構築!

    厚みのあるフロントマスクやボディーサイドのフェンダーの盛り上がりが、SUVらしい力強さを演出している。ガラスエリアが広く、運転中に周囲の状況をつかみやすいのも特徴。ビギナーでも運転しやすいクルマだ。

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    後席に人を乗せてもがっつり積める

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    左右の出っ張りが少なく、1人なら快適に休める。

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    後席に乗車しても片側をたたんで3人分のキャンプ道具を積める。

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    後席を立てた状態でも奥行きは928㎜と長い。

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    荷室側面にはユーティリティフックを取り付ける穴が左右各3か所あり(2つの大きな円形部分と右上の円形部分)、フックの間にバーを通せば荷崩れを防げる。

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    上にもフックが。LEDライトを吊り下げるのに便利!

    先進技術の走りにモーターのパワーが加わった

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    機能美にあふれる運転席周り。大型のタッチスクリーンは表示がわかりやすく、操作で迷うことが少ない。

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    悪路でのスムーズな走りをサポートするX-MODEを採用。車両の傾きもタッチスクリーンに表示。

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    ストロングハイブリッド車の左側メーターはモーターのパワーや充電状況を表示。

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    X-BREAKは撥水性ポリウレタンと合皮のコンビシート。

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    後席はリクライニング可能。

    車中泊を楽しめる荷室設計!

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    一部グレードにオプション設定の大型電動サンルーフは、休憩時の気分転換に最適。

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    荷室には小物を入れるポケットが付く。快適に休める工夫が満載なのだ。

    SPECIFICATIONS(X-BREAK S:HEV EX)

    【ボディー寸法】
    全長 4,655㎜
    全幅 1,830㎜
    全高 1,730㎜
    最低地上高 220㎜
    最小回転半径 5.4m
    ホイールベース 2,670㎜
    タイヤサイズ 225/55R18
    車両重量 1,740kg

    【エンジン】 
    2,498cc水平対向4気筒
    最高出力 118kW(160PS)/5,600rpm
    最大トルク 209N・m/4,000~4,400rpm

    【モーター】 
    最高出力 88kW(119.6PS)
    最大トルク  270N・m

    【燃費】 
    18.8km/ℓ

    【トランスミッション】 
    リニアトロニック(CVT)

    ※スバルではAWD(オールホイールドライブ)という呼称を使用。 

    ※構成/櫻井 香 撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2026年1月号より)

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