漫画家つの丸さん、3匹のわんことドキドキSUP体験! | 海・川・カヌー 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海・川・カヌー

2026.02.25

漫画家つの丸さん、3匹のわんことドキドキSUP体験!

漫画家つの丸さん、3匹のわんことドキドキSUP体験!
本誌で大人気! 漫画家つの丸さんの人気連載をお届け。
Text
Source

つの丸のふがふがDays 第7回 ドキドキ! 3匹のSUP体験

つの丸

1970年5月27日生まれ。漫画家。代表作はアニメ化もされた「みどりのマキバオー」など。保護犬たちと暮らしている。

image

先日(11月上旬)ピートたちを連れて千葉の南房総の海までSUPしに行きました。12月発売号にマリンアクティビティーの話では季節感が合わないと思われるかもしれませんが、秋冬こそわんこ連れでのSUPクルーズがオススメなのです。11月は海水浴客も減り静かで、台風シーズンも終えて海の透明度が上がり綺麗! そして気温的には寒くなりはじめているけど海水温はまだそんなに冷たくないので全然イケます! ただしそんなに冷たくないとはいえ濡れたあと風にさらされるとさすがに寒いのでウエットスーツは着たほうがいいですし、寒さに弱い犬種の子たちは海に飛び込んだり落ちたりしないように注意しましょう。落水さえしなけりゃSUPやカヌーなんかは陸上と変わらないわけですから、暑い夏よりも(海上には日影がないですし)涼しくなってからのほうがいいのです。
 
ちなみにうちの子たち3匹はみんな泳ぐの好きじゃない(あれ? 前回水泳大会に出場してなかった?)のでボードから水に飛び込んだりはしません。先代のドンは泳げないくせに飛び込みましたが……。

亡きドンの背中を追い当たり前にSUPするピート

 
もともと私(つの丸)はサーフィンなどのマリンアクティビティーが趣味なもんで亡くなったドンちゃんとは思い立ったら「よし行くべ」とSUPクルージングに出かけていました。よく行ったのは、東京都の河川でのリバークルーズ。旧中川を大島小松川公園近くから出発して往復2〜3時間かけてスカイツリーまで行ったり、春には河川敷に植えられた桜をのんびり眺めて花見SUPしたり。とにかくどこへ行くにも付き合ってくれました。そんな我が家にやってきたピートくんもドンを見て育ったので当たり前にSUPします。迎えた当初は散歩もできなかったのに、散歩できるようになったと思ったらもうSUPクルージングに行ってたので、慣れたもんです。と、いっても漕ぐのもバランス取るのもこっちの仕事なので犬たちはボードの上でただじっとしてるだけなんですが。
 
ロッコとチッチを迎えてからは3匹一緒に乗せることができないということもあり、昔ほど気軽には行かなくなっちゃったので、このふたりはまだまだ慣れてません。チッチは鈍臭いわりに肝がすわっているので色々チャレンジできるのですが、ロッコはいちばん身体能力が高いのに怖がりすぎてなかなか新しいことにチャレンジできません。海とか水が苦手というのもありますがそれに加えて乗り物が苦手。ていうか地面(大地)以外苦手といってもいいくらい。ホームセンターなどのペット用カートは怖いし、よそのエレベーターも怖い、病院の診察台も怖いし、椅子などに乗せられるのも怖いのです。我が家の車とペットカートはもう何度も乗ったので大丈夫になりましたが、とにかく慣れるまで時間がかかる。今まで何度かSUP経験はありますが今回はどうしてもイヤだというので妻とともにビーチで見学。ピートとチッチが楽しんでる様子を見てやる気が出たら最後に乗ってもらうことに。

サーファーに飼われた3匹の宿命

 
まずはピートから。ボードに乗せると初めはやや緊張した感じで踏ん張っているので「はっはっは、大丈夫、大丈夫」と声をかけて撫でてやりながら漕ぎ進みます。やがて慣れてくると私の足元から勝手にノーズ(ボードの先端)に移動したり後ろにまわったりしてキョロキョロ景色を見渡しウロウロと。ボードのボリューム(大きさ)にそんなに余裕はないのであまりウロウロされたくはない(特に後ろは目が届きにくくバランスが取りにくい)ので「ピートおすわり!」と叫びますが聞いてはくれません。いつの間にか立場が逆転した感じでこっちがあたふた。まあ楽しんでくれてるならなにより。必死にわんこが落ちないよう気を配りながらバランスを取ります。
 
沖まで漕ぎ進んで外房の大海原のうねりの中、わんことふたりきり漂っていると「オレたちふたりきりで助け合って生きていかなきゃな!」みたいに、なんだか絆が深まるような気がしてるのですが気のせいでしょうか?
岸に戻ってボードから下ろした途端、逃げるように走っていくピートを見るかぎり、気のせいなんでしょう。次にチャレンジしたチッチも下りると同じように去っていっちゃいました。
 
そしてもちろんロッコはキャンセルでした……。

 
みんな、オレの趣味に付き合ってくれてありがとね。帰ったらいっぱいボール遊びに引っ張りっこ付き合ってあげるからね。

image

鈍臭いのだが、肝がすわっているので色々チャレンジするチッチ。

image
チッチ

image
ピート
image
ロッコ

これからも水遊びは続きそうだ

image

オレたちで助け合って生きて行かなきゃ!と、絆を深めた気でいたのはオレだけなのか…。チッチといざ出発! のとき、見送りはしないピート。

image

※文・イラスト・写真/つの丸

(BE-PAL 2026年1月号より)

NEW ARTICLES

『 海・川・カヌー 』新着編集部記事

漫画家つの丸さん、愛犬の水泳大会に行ってきた!

2026.02.05

近くでじっと見つめるオスも!? 海で繰り広げられるカサゴの求愛を観察!

2026.01.19

漫画家・つの丸さんが語る昨夏の思い出。愛犬とキャンプ場で水泳に!?

2026.01.13

漫画家つの丸さんの「愛犬とずっと一緒の暮らし」

2025.12.31

プロスキーヤー三浦豪太が語る、自然と街との境界線で冒険を試すことの意義

2025.12.28

【2026年】海で初日の出を眺めよう!エリアごとのおすすめスポットを紹介

2025.12.17

東田トモヒロ、高知のサーフポイントで「海の救急法」を習う

2025.12.17

漫画家つの丸さん、愛する犬たちと最高の遊び場へ!

2025.12.08