今回は雑誌『BE-PAL』(2023年2月~2024年6月号まで)に掲載された特集やBE-PAL.NETに掲載された記事の中から、都心から好アクセスで観光や豊かな自然が満喫できる「北関東」にスポットを当て、おすすめのグランピング施設をピックアップ! 自然の中で非日常を味わおう。
※掲載情報は取材当時のものです。最新情報は各施設へご確認ください。
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群馬県|十二の杜オートキャンプ場
自然との共生を目ざして開業したワイルドさも残したキャンプ場。グランピングテントには薪ストーブが設置されている。設備充実でビギナーも安心!
(BE-PAL 2023年6月号より)

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:40
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:6,000円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
自然との共生を目指し、「草屋根と薪ストーブのある暮らし」を推進する建築関係の会社が、自然を活かす方向で雑木林を整備して開業。テント泊とグランピング泊が体験できる。ドーム型のグランピングテントには薪ストーブが設置され、薪ストーブ生活を疑似体験できる。オートサイトは4つのエリアに分かれていて、A・B・Cサイトは林間で、隣のサイトとは樹木で自然に区切られている。Dサイトは木々がまばらなフリーサイトだ。



充実の共有施設
共有施設は炊事場、温水シャワー、温水洗浄便座付きトイレと充実。環境に配慮し、洗い場やシャワーには石鹸洗剤も常備してある。場内の釣り堀ではマス釣りが楽しめるほか、水遊びに最適な川も流れている。敷地の隣には、名称の由来となっている、「十二様」という山神様を祀るナラの大木がある。




テント式サウナも


▼参考記事
群馬県|THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING 群馬白沢
専用ドッグラン付きで愛犬と楽しめるグランピング施設。共用のドッグランがあり、清流で水遊びもOK。
(BE-PAL 2024年6月号より)

営業:通年
予約:2か月前の1日より
テントサイト:28
その他の宿泊施設:6棟
モデル料金:3,000円〜
専用ドッグラン付きグランピング

キャンプサイトの奥にグランピングエリアが設けられている。6棟のうち2棟に専用ドッグランが付属。

愛犬といっしょにアウトドアライフを満喫!
オートサイトは28サイトあるが、全サイトが小川や自然の清流の近くにレイアウトされていて、2ルームテントを張っても余裕の広さが確保されている。

うちドッグフリーサイトは10区画で、面積は220~320平米と広々。サイト内に車を2台まで停められ、電源が付属しているサイトも4区画ある。近くには共用のドッグランがあり、清流で水遊びもできるので、ワンコも大喜びだ。
リードは必須だが、電源のないオートサイトでもペットを受け入れている。また、新しいだけに設備は十分。炊事棟ではお湯が使え、トイレやシャワーも清潔だ。尾瀬へも車で40分ほどなので、観光のベースとしてもGOOD。
広いドッグフリーサイトにワンコも大満足。水遊びOKの清流があるのもうれしい。ドッグフリーサイトは定員6名。犬は3頭まで無料。

サイト近くには小川が流れ、せせらぎが耳に心地よい。
設備はピカピカ

キャンパー専用のバレルサウナ。温まったら清流白沢川で冷水浴。2~4名で利用できる。7,000円~(2名利用時)。

設備は新しくて清潔。

レセプションはホテルのよう。
▼参考記事
群馬県|DOAI VILLAGE
日本一のモグラ駅として鉄道ファンや登山愛好家に有名な「土合駅」直結。白いマシュマロのような外観のインスタントハウスは写真映えも◎!
(BE-PAL 2023年3月号より)

白いマシュマロのような外観のインスタントハウスは厳しい自然に適応した快適な造り。
営業:通年(天候で変更あり)
予約:2か月前より
テントサイト:8(5〜10月)、6(11〜4月)
モデル料金:84,000円〜(インスタントハウスの場合)
土合駅から徒歩0分のグランピング施設

薪の炎で90度Cまで熱したサウナ。
谷川岳の麓、JR上越線土合駅の下りホームは地下深くのトンネルにあり、地上まで486段の階段を登る。日本一のモグラ駅の愛称で鉄道ファンや登山愛好家に有名だ。その無人駅の敷地を活用してグランピング施設をオープン。今は使われていない切符売り場や駅務室は、カフェ「駅茶mogura」として活用されている。本場フィンランド式のサウナもある。
▼参考記事
群馬県|OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT
標高1,500mの山頂から尾瀬片品の大自然を感じられるグランピング施設。四季折々の風景や満点の星空を堪能しよう。
(BE-PAL 2024年5月号より)

営業:5月中旬~10月中旬
テントサイト:71
その他の宿泊施設:40棟
モデル料金:7,300円~
空に近いから眺望や夜空が別世界
標高1,500mの山頂から見渡せる山々の景色は、日常では味わえない天空の世界。尾瀬国立公園の玄関口、群馬県片品村にあるので、ブナや白樺、天然記念物に指定されているレンゲツツジの群落など、豊かな自然環境も魅力だ。

▼参考記事
栃木県|昭和ふるさと村
廃校を活用して様々な体験ができるキャンプ場。ウッドデッキタイプからプールを活用した水上コテージまで、さまざまなタイプのグランピングが人気。
(BE-PAL 2023年2月号より)

営業:通年
予約:詳細はHPを確認
テントサイト:27
その他の宿泊施設:2棟
モデル料金:7,120円~(大人2名+子供2名で1泊する際の目安)
昭和9年(1934年)に建てられた木造校舎がシンボルの旧木幡小学校。2006年に廃校になったが、「愛着のあるこの場所を活用して地元を盛り上げたい」と、那珂川町にあるサンタヒルズオートキャンプ場の初代オーナー、中村利美さんがリニューアル。2009年に営業をスタートした。
敷地内にはキャンプサイトをはじめ校舎を利用した宿泊施設や昭和の暮らしがわかる展示室、ライブラリー、体験工房、カフェなど盛りだくさん。まるで里山アミューズメントパークのよう。廃校利活用例の先駆けとして知られ、全国から視察が絶えないそうだ。
校庭を利用したテントサイトは天然芝が広がり、車の乗り入れもOK。校庭とは別に、里山の風景を楽しめるサイトも用意されている。いずれも1区画120平米ほどと広めで、一部では電源も利用可能。校庭のテントサイト中央部やプールの裏手は広場になっていて、子供たちが自由に遊ぶことができる。
設備はお湯の出る炊事場、温水洗浄便座付きトイレ、ドッグラン、ハンモックに寝転んで星空観察を楽しめる星空デッキなど、大充実。カフェでは懐かしの給食メニューも提供しているので、チェックアウト後にランチを楽しんで帰るのもいい。



人気のグランピング



体育館も活用!

共有スペースも充実



木造校舎を探検!




撮影/中村文隆
▼参考記事
栃木県|NAGOMI CAMP
那須の豊かな自然に囲まれたプライベートグランピング施設。ドッグラン付きの客室もあり、愛犬との滞在も可能だ。

「NAGOMI CAMP」は「那須の自然に囲まれた、こころ“和む”里山風景」をコンセプトにしたプライベートグランピング施設。東京から好アクセスの、豊かな自然に囲まれた栃木県那須塩原市にある。
日本の“和”を感じる、森に包まれたドームテントのほか、1棟限定で、愛犬との滞在が可能な「プライベートドッグラン」付きの客室が用意されている。広々としたガーデンは、愛犬が自由に駆け回ることができ、飼い主も一緒に開放的な気分を味わえる。犬用アメニティも充実している。

サウナ好きな人必見なのが、貸切利用できるプライベートサウナだ。誰にも邪魔されず、木々のせせらぎを感じる空間で非日常的な体験を味わえる。

▼参考記事












