暑い時期に脚が白くなる?幸せのシンボル・ヨーロッパコウノトリはこんな生態【動物ドッキリクイズ・その33】 | アウトドア・外遊び 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.11.12

暑い時期に脚が白くなる?幸せのシンボル・ヨーロッパコウノトリはこんな生態【動物ドッキリクイズ・その33】 

暑い時期に脚が白くなる?幸せのシンボル・ヨーロッパコウノトリはこんな生態【動物ドッキリクイズ・その33】 
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コウノトリといえば、白くて羽の先端が黒く、首の長い鳥。国の特別天然記念物でもある日本のコウノトリは絶滅危惧種となっており、野外に生息するのは500羽強(2025年/兵庫県立コウノトリの郷公園)ですが、ヨーロッパで見られるヨーロッパコウノトリは50万羽以上いる(2021年/ BirdLife International)と推測されています。

ヨーロッパコウノトリで有名な地域の一つ、フランス北東部のアルザス地方では「アルザスの守護者」「幸運のシンボル」として、昔から人々に大切にされてきました。なんでも13世紀からアルザスに生息していたことが記されている文献も残っているのだとか。

そんなわけでアルザス地方の人たちは、ヨーロッパコウノトリたちが家の屋根や教会の鐘楼に巣を作ることを誇りに思い、人工巣塔を設置したりもしています。

街灯の上で佇むヨーロッパコウノトリ。その横には未使用の人工巣塔もあります。
巣立った後に残された空の巣。

ところでコウノトリといえば“赤ちゃんを運んでくる鳥”として知られていますが、この言い伝えはどこから来たのでしょうか。

諸説ありますが、昔々ヨーロッパの古代ゲルマン民族の間で伝わっていたゲルマン神話の中で、ヨーロッパコウノトリは豊穣、そして生と死をつかさどる地母神である女神ホルダ(ホレ)の使者とされ、死者の魂を転生させて生者の世界に戻す役割を担っていると信じられていました。

その伝説に加え、高い場所に巣を作り、さらに毎年春になると同じ場所へ戻ってきて子育てをする行動から、コウノトリが家族に新しい命を運んでくることを連想するようになったと言われています。

アルザス地方にある建物には、赤ちゃんの魂を届けるコウノトリが。

そんな「幸せを運ぶ」ヨーロッパコウノトリにまつわるクイズ4問!

第1問 日本で「シュバシコウ」とも呼ばれるヨーロッパコウノトリ。どういう意味?

a) ニセモノのコウノトリ
b) 外国のコウノトリ
c) 赤いくちばしのコウノトリ
d) すばしっこいコウノトリ

答えは「c)赤いくちばしのコウノトリ」。日本のコウノトリもヨーロッパコウノトリも、コウノトリ科コウノトリ属に分類される鳥ですが違いがいくつかあり、くちばしの色はその一つです。日本のコウノトリは黒いくちばしですが、ヨーロッパコウノトリのくちばしは朱色をしているため、日本では「朱嘴鸛(シュバシコウ)」と呼ばれています。

またヨーロッパコウノトリは日本のコウノトリより一回り小さく、黒い目をしています。性格も、集落にある家の屋根や煙突部分に巣を作ってきたからか、人をあまり恐れません。

通常ヨーロッパでコウノトリといえばこのヨーロッパコウノトリのことを指し、日本で見られるコウノトリは「東洋のコウノトリ」「黒いくちばしコウノトリ」といった呼び方で区別されています。

おこぼれを期待して、辛抱強く静かに待つヨーロッパコウノトリたち。

第2問 ヨーロッパコウノトリの鳴き声は?

a) カーカー
b) ケーケー
c) コーコー
d) 鳴かない

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