「ドレミの歌」のロケ地、サウンド・オブ・ミュージック・トレイルへ!まるで映画の世界 | アウトドア・外遊び 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2025.09.13

「ドレミの歌」のロケ地、サウンド・オブ・ミュージック・トレイルへ!まるで映画の世界

「ドレミの歌」のロケ地、サウンド・オブ・ミュージック・トレイルへ!まるで映画の世界
世界中で愛され続けているミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」。誰もが一度は耳にしたことがある名曲「ドレミの歌」とともに、雄大な自然の中で歌い踊るあの名シーン。そんな映画の世界を、実際にこの目で見て、足で感じることができる場所があるのをご存知でしょうか?

オーストリアにある「サウンド・オブ・ミュージック・トレイル」は、まさにその舞台をたどるハイキングコースなのです。アルプスの絶景に囲まれながら、まるで映画の中に入り込んだような特別な体験ができます。今回は、私たちもそのトレイルを実際に歩いてきたので、その魅力をたっぷりとお届けします!

サウンド・オブ・ミュージック・トレイルってどんな場所?

あの名作の舞台を歩ける最高のトレイル!

1965年に公開されたミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、今なお世界中で愛されている名作です。オーストリアの雄大な自然を背景に描かれているこの物語は、「ドレミの歌」や「エーデルワイス」など数々の名曲とともに、世代を超えて多くの人々の心を掴んできました。

映画の舞台となったのは、オーストリア中北部のザルツブルクやその周辺のアルプス地域です。特に「ドレミの歌」のシーンは、Werfen(ヴェルフェン)の町にある、広々とした草原とアルプスの山々に囲まれた美しいロケーションで撮影され、映画を象徴するシーンのひとつとして知られています。

現在では、この映画の舞台を体感できるハイキングコースとして整備され、「サウンド・オブ・ミュージック・トレイル」という名で親しまれています。全長は1.4kmとコンパクトで、ゆっくり歩いても1時間ほど。高低差も少なく道も整っているため、ハイキング初心者や家族連れでも安心して歩けるのが魅力です。

コースの途中には、映画の撮影シーンに関する案内板や、名シーンを再現した記念碑も点在しており、ファンにはたまらないスポットが盛りだくさん!もちろん、映画を知らない人でも、アルプスを望む絶景やのどかな草原の風景を楽しみながら、気持ちのいいトレイルを満喫できます。

「ドレミの歌」を口ずさみながらハイキングスタート!

トレイルがスタートするヴェルフェンの町は、静かな山あいにあり、ザルツブルクから車で約40分南下したところに位置しています。電車でのアクセスも可能で、ザルツブルク中央駅から1時間ほどです。

私たちは、キャンピングカーでのロードトリップ中のため、車でアクセスし、町の中心部にある公共駐車場に車をとめて、さっそくハイキングをスタート!

ヴェルフェンの町はカラフルで可愛く、レストランやカフェも充実しています。

トレイルは町のメインストリート沿いからスタートしますが、その前にぜひ立ち寄っておきたいのが、観光案内所です。ここでは、トレイルの地図やパンフレットが無料で配布されており、スタッフの方がコースの簡単な説明もしてくれました。

ファン心をくすぐる限定グッズにワクワク!ぜんぶ欲しくなる!

また、小さなお土産コーナーもあり、サウンド・オブ・ミュージック・トレイル限定のオリジナルグッズも販売されています。カップやポストカードなど、映画ファンにはたまらないアイテムがずらり。

どれも可愛くて、思わずいくつかお土産を手に取りたくなってしまいました。

メインストリートを少し外れたところに、トレイルの入り口を示す長い階段が現れます。ところどころに「The Sound of Music Trail」のサインと解説付きの案内板が設置されており、迷うことなくそれに続きながら進んでいきます。

この階段を登れば、あの名作の世界が待っています。
スマートフォンで読み取れるQRコード付きの案内板もあり、アクセスすればオーディオガイドを聞きながら歩くことができるという工夫も。

道中は、ゆるやかな登りで、静かな森の中を進んでいきます。木々が生い茂り、ところどころ木漏れ日が差し込む道は、夏でも日陰が多く涼やかで、歩いていてとても心地よい雰囲気。

映画にちなんだ置き物が点在していて、大人も子どもも楽しめる仕掛けが満載です。
歌詞を組み立てることができる「マジック・キューブ」。

歩き出して少しすると、現れるのが手回し式の木製オルゴール。取っ手を回すと、「ドレミの歌」のメロディーが森の中に優しく響き渡り、一気に映画の世界へと引き込まれます。

取っ手をくるくる回すと「ドレミの歌」が!遊び心たっぷりの楽しいトレイルです。

さらに進むと、木々の隙間から視界が開け、目の前に現れたのは、映画にも登場するBurg Hohenwerfen(ホーエンヴェルフェン城)。

アルプスの山並みをバックにそびえ立つその姿は、圧倒的な存在感を放っています。

しばらく歩くと、ちょうどよいタイミングで現れるのが、展望台と休憩スペース。山の景色を一望できる展望の他、寝そべって空を仰げる“ベッド型ベンチ”もあり、思わずそのまま昼寝したくなるような気持ちよさです。ここでひと息ついてから、再び歩き出します。

展望台からはヴェルフェンの町を一望。遠くから教会の鐘の音が響き、まるで映画のワンシーンのようなひととき。
ベンチや木陰もある、最適な休憩スペース。

まるで映画の世界!のどかな牧草地の「ドレミの丘」へ

広大な牧草地に、思わず駆け出したくなるような開放感に包まれています。

トレイルのゴールは、ふっと木々が途切れた先に広がる、一面の牧草地。周りには、「チリンチリン」と鈴を鳴らしながらのんびりと放牧している牛たちの姿があり、なんとも穏やかな時間が流れています。目の前に広がるのは、まさに絵画のようなのどかな風景。

子どもの頃から何度も観た映画のあの景色が、ついに目の前に。

そして、ついに『ドレミの丘』が姿を現します。映画のあの名シーンが撮影された場所でもあり、現在は一部が柵で囲われていますが、ゆっくりとその世界観に浸ることができます。ピクニックテーブルや撮影スポットも整備されており、映画で見たあの風景を、実際に自分の目で楽しめます。

家族連れも多く、美しい景色をバックにのんびり過ごせる最高のロケーション。
映画のシーンを再現した撮影スポット。

アルプスの絶景に囲まれながら、耳をすませば、どこからともなく「ド・レ・ミ〜」と聞こえてきそうな雰囲気。緑に包まれた丘の上で、まさに、映画の中に飛び込んだような感覚を味わえる、特別な場所です。

まさかいつか自分がこの景色を、目にする日が来るなんて!心に残る特別な体験になりました。

「サウンド・オブ・ミュージック・トレイル」は一歩ごとに映画の世界へと入り込んでいき、まるで”歩くミュージカル”のような体験ができます。ファンはもちろん、映画を知らない人でも、自然の美しさと心地よい演出にきっと魅了されること間違いなしです。映画のロケ地を歩くハイキング体験をぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか?

ルアナさん

トラベルライター

2023年1月から夫婦でキャンピングカーに暮らしながらヨーロッパを周遊中!登山、キャンプなどのアウトドアが大好きで、ヨーロッパでもアルプスや色んな地域の山を登っています。夫婦の長年の夢だったキャンピングカー暮らしで旅をして、有名観光地だけでなく、ガイドブックにも載っていないような秘境スポットをどんどん巡り、キャンピングカーライフや海外登山などリアルな体験談をお届けします。

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