
これは国産ダウン製品のリーディングカンパニー「ナンガ」が製造を担当していて、良質なダウンがたっぷりつまっている。-2度まで対応するから3シーズン(春・夏・秋)使用OK。キュートなビジュアルとゴリゴリの機能性のギャップがたまらない寝袋なのだ!
良質なダウンを防水透湿生地で包んだ本格派
700FPのふかふかリサイクルダウン
ドラえもんは驚きのひみつ道具でいつものび太を助けてくれる。この寝袋も同様。驚きの機能性でぼくらを守ってくれるのだ。
まずはダウンの質「FP(フィルパワー)」を見てみよう。一般的には550FPあればまずまずといわれるが、こちらは700FPのダウンを採用している。FPは同じ重量での「かさ高」を示す数値であり、数が大きいほどよくふくらむ(空気をたくさん含む)。
つまり、FPが大きいダウンほど少ない量で暖かい。量が少ないほど軽量コンパクトになるため、オートキャンプのみならず登山にも持っていくことができる。ちなみにダウンはリサイクル品を用いている。
以下の写真のとおり、良質のダウンを集めて国内で洗浄することによって、かさを復活させている。ナンガならではの驚きの技術といえるだろう。ダウンは生きもの(水鳥)の羽根だから大切に使うべきなのだ。

ナンガのタグには国産を示す日の丸マーク。

収納サイズは約直径20×長さ40㎝。重量は1.17㎏。

右が洗浄後。

ふかふかに再生したリサイクルダウン。
撥水によって水濡れから守る
表生地は、「オーロラテックス」というナンガ独自の防水透湿ナイロン素材を用いている。ダウンは水に濡れるとかさがしぼんで保温性が落ちてしまうが、この生地によって水分は水滴となってはじかれるため暖かさが保たれる。体から出た汗は透湿性によって外に放出されるので、汗による水濡れも防ぐことができる。

水色の部分の生地がオーロラテックス。水分が水滴となってはじかれる。
冷えやすい部分はチューブで保温
冷気の侵入しやすい首と肩、ファスナーまわりには保温材入りのチューブを配して、保温性を高めている。また、冷えを感じやすい足の部分にはダウンをたっぷり封入するとともに、つま先までの高さをもたせることで、窮屈さを感じさせないようになっている。

首、肩、ファスナーまわりのチューブ。

足の形に合わせて高くなっている。
光るファスナー。胸には四次元ポケット
そのほか、ファスナーは蓄光かつ生地を挟み込みにくいモデルを採用。胸部分には小物を入れられるポケットを配している(もちろんドラえもんの四次元ポケットを模している)。

蓄光のファスナー。夜中にトイレに行くときも安心。

生地を挟み込みにくい特殊なパーツを採用している。

ライトやメガネなどを入れるのに便利。
ドラえもんを数えているうちに安眠⁉
最後にカラーについても触れておこう。実はこの寝袋には2022年に先行モデルがあり、今回はそれが完売したことを受けてのリニューアルモデルなのだが、先行モデルよりも水色部分が鮮やかになっている。
首輪を示す赤は、前モデルは開口部をぐるっと一周していたが、今モデルは下側だけにしてよりドラえもんらしく見えるようになっている。内側は前モデルの黄色からオレンジ色に変更。これは好みかもしれないが、オレンジ色のほうが目にやさしくて安眠できるのではないだろうか。

赤い首輪の下に黄色い鈴のパッチ。その下にポケット。この姿はまさにドラえもん。

ユーモラスな表情のドラえもんがたくさん。ドラえもんの数を数えているうちに……眠れるかな。

野外で映える鮮やかな発色。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」で購入できます。
『ドラえもん』ナンガ スリーピングバッグ ver.2/『小学館百貨店』×NANGA
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