ダクトテープの何がすごい?アウトドアでの使い方やおすすめ商品も - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.05.02

    ダクトテープの何がすごい?アウトドアでの使い方やおすすめ商品も

    ダクトテープの何がすごい?アウトドアでの使い方やおすすめ商品も
    キャンプギアの軽微な修理には、ダクトテープが便利です。ダクトテープの特徴やガムテープとの違い、使い方を解説します。アウトドアにおすすめのダクトテープも紹介するので、いざというときに備えたい人はチェックしましょう。

    ダクトテープとは?ガムテープとの違いも解説

    ダクトテープという言葉に、聞きなじみがない人も多いでしょう。まずは、ダクトテープがどのようなアイテムなのか、ガムテープとは何が異なるのかを解説します。

    耐久性の強い粘着テープ

    ダクトテープとは、粘着力が強く防水性のある粘着テープです。アメリカ発祥で、元々は軍事や宇宙産業で使われていました。昨今では、家具や道具の修理から梱包まで幅広く使われており、その使い勝手のよさから『万能テープ』とも呼ばれています。

    ダクトテープの語源は『ダック(アヒル)テープ』です。アヒルの羽のように水をはじくことから名付けられました。よって、ダクト修理用のテープを指す言葉ではありません。日本では、ダクト修理には耐熱性のあるアルミテープを使います。

    ガムテープとの違いは粘着力

    ダクトテープとガムテープの主な違いは、粘着力です。ガムテープは、家庭・学校・会社など幅広いシーンで使われていますが、粘着力が徐々に弱くなり、時間がたつと剥がれてしまうこともあります。

    ダクトテープは、一度貼ると剥がれにくく、ずっと固定しやすいのが強みです。防水性もあるため、屋外で使っても剥がれにくく、アウトドアにも向いています。

    また、ダクトテープは固定するものの素材を問わず、幅広く使えるのも便利なポイントです。ガムテープでの固定に向かない木材・ガラス・布製品などのアイテムに使えるので、持っておくとさまざまな場面で重宝するでしょう。

    ダクトテープのアウトドアでの使い方

    ダクトテープは家庭ではもちろん、アウトドアでも活躍します。ここでは、アウトドアでのダクトテープの活用シーンを三つに分けて解説します。

    ウエアやテントの修理

    ウエアやテントの修理は、ダクトテープの得意分野です。木に引っ掛けて破れたり、火が移って穴が開いてしまったりと、いくら大切に使っていても、ウエアやテントが故障するきっかけは至るところにあります。

    ダクトテープは防水性に長けているので、雨でも問題なく故障した部分を固定できます。テントのフライシートだけでなく、ポールが折れたときやペグが緩んだときにも使えるため、汎用性は抜群です。

    キャンプギアは高価なだけに、頻繁に買い替えるわけにはいきません。壊れた部分をダクトテープで補強すれば、新しいものを買うまでの応急処置としては十分です。

    トレッキングシューズの修理

    トレッキングシューズを長く使っていると、歩行中にソールが剥がれてしまうことがあります。そのようなときは、ダクトテープでシューズをぐるぐる巻きにすれば、下山までの応急処置ができます。

    トレッキングシューズはスペアを持っていくわけにもいかず、破損すると歩けなくなってしまうので、いざというときの備えとして持っているとよいでしょう。このような使い方ができるのも、強い粘着性と防水性を持っているダクトテープならではの魅力です。

    けがの応急処置

    けがをしたときも、テーピングテープの代わりとしてダクトテープが活躍します。粘着力の強いダクトテープは、ギプスのように当て木の固定をすることも可能です。

    ダクトテープは、手で切りやすい製品が多いため、急ぎのときも素早く応急処置しやすいでしょう。ギアの修理だけでなく、ファーストエイドキットにも入れておきたいアイテムです。

    ガムテープは重ね貼りには向かないので、けがの応急処置には適していません。ダクトテープなら、固定したい度合いに応じて何重にも巻けるのが強みです。

    アウトドアにおすすめのダクトテープ【強粘着】

    ダクトテープの中でも、特に粘着力の強いモデルを三つ紹介します。とにかく固定力・剥がれにくさを重視する人は、要チェックです。

    クレ「ゴリラテープ」

    極厚・強粘着力をうたうダクトテープです。キャンプギアの補修だけでなく、木材や陶器、皮革など、さまざまな素材に対して強い粘着力を発揮します。

    普通のテープでは固定できないコンクリート・レンガにも粘着でき、使い道が豊富です。極厚でありながら、手で切れる使いやすさも兼ね備えており、ストレスフリーで使いやすいのも魅力です。

    カラーはブラック・ホワイト・シルバーのベーシックな3色展開で、補修部分が悪目立ちしにくいのもうれしいポイントでしょう。ブラックは、手のひらサイズのハンディタイプも販売されています。


    ADHES「ダクトテープ」

    高い粘着性を持ちながら、剥がしたときにのりが残りにくい特徴を持つダクトテープです。室内で3カ月貼り続けた後も剥がしやすく、のり残りさせたくないアイテムにも使いやすくなっています。

    従来品の3倍分厚くなっており、でこぼこした不整地でも強い粘着力を発揮します。手で簡単に切れるため、荷物に忍ばせておけば、いざというときに素早く応急処置することが可能です。

    耐水性・耐熱性にも優れており、過酷なキャンプシーンでも簡単に劣化しないタフさを兼ね備えています。カラーはベーシックなブラックで、使うアイテムを選びません。


    HENKEL「ダックテープ」

    ダクトテープ発祥の地・アメリカのメーカーが提供する製品です。粘着面には直射日光に強い接着剤、表面には防水クロスを採用したDura Bond構造で、高い引き裂き強度と炎天下でも剥がれにくい耐久性を発揮します。

    それでいて、表面にはメッシュ補強がされており、手で切りやすいため使い勝手も抜群です。テント・タープの補修やギアの固定、クーラーボックスの破損対策などにも対応でき、家庭でも活躍する万能アイテムです。

    カラーはグレーで悪目立ちせず、シルバー系のギアであれば違和感なく修理できます。

    HENKEL
    ダックテープ


    アウトドアにおすすめのダクトテープ【携帯しやすい】

    できるだけ荷物を増やしたくない人に向けて、携帯性に優れたダクトテープを二つ紹介します。ポケットにも忍ばせられるサイズ感の商品もあるので、コンパクトなダクトテープを探している人はチェックしましょう。

    SOL「ダクトテープ」

    ダクトテープの本場・アメリカのメーカーが提供する製品です。SOLは『SURVIVE OUTDOORS LONGER(アウトドアで生き延びる)』の頭文字を取っており、その名の通りアウトドアでのサバイバル力を上げてくれる製品を多く展開しています。

    長さ約50インチ(約1.27m)のロールが2本入っていて、外出先での応急処置アイテムとして活躍するでしょう。工業用として使えるレベルの耐久性を持ち合わせているため、少量ながらも故障した部分をしっかりと補強できます。

    カラーはシルバーで、幅広いギアと相性がよいでしょう。大きめのロールとは別に、ポケットに入れて持ち運ぶ用として準備しておくのがおすすめです。

    SOL
    ダクトテープ

    サイズ :幅 5×127cm (1ロール) 重量 :20g (1ロール)


    3M「Scotch DUCT-FDC5」

    かさばりにくいカード型で、携帯性に優れたダクトテープです。ポリエステルメッシュを配合することで耐久性を高めており、重ねて巻けばさらに強度をアップできます。

    サイズは約12.8×6.4×1.1cmと小型ながら、約5mの長さがあり、価格もリーズナブルなので買い替えコストもあまり負担になりません。

    買いだめをしてもお財布に優しく、アウトドアだけでなく日常使いでも活躍する万能アイテムです。防水性はもちろん、手で切れる手軽さも持ち合わせています。


    アウトドアにおすすめのダクトテープ【カラフル】

    ダクトテープは黒やシルバーの製品が多く、補修するギアによっては目立ってしまうのが難点です。カラフルなダクトテープなら、ギアに合わせた色で悪目立ちを抑えられるだけでなく、ワンポイントとしてむしろ個性を出すことも可能です。

    黒やシルバー以外のダクトテープを探している人に、おすすめの製品を三つ紹介します。

    アサヒペン「パワーテープ」

    ホワイトや蛍光色など、全8色が展開されているダクトテープです。透明な『クリヤ』もあり、補修した部分をカモフラージュするにはうってつけです。

    粘着剤は天然ゴム系を使用しており、表面はポリエステルメッシュとポリエチレンフィルムでカバーしているので、防水性もあります。見た目だけでなく、剥がれにくさも兼ね備えているのが魅力です。

    手で切れるので扱いやすく、剥がし跡も残りにくいため、家具の修理にもうってつけです。長期間の使用には向いていませんが、応急処置としては十分に活躍してくれます。

    • 商品名:アサヒペン「パワーテープ」
    • 公式サイト:商品はこちら

    アサヒペン
    パワーテープ

    3サイズ:36mm×4m、48mm×10m、48mm×25m


    ヤマト「アウトドアテープ」

    約3mの平巻状のダクトテープです。個包装されているので袋ごと持ち運びやすく、小回りが利く使い勝手のよさも特徴です。

    カラーはネオンとパステルカラーの全8色展開で、ベーシックなシルバーも販売されています。全色油性ペンでの書き込みが可能で、ネオンカラーは鉛筆でも書き込めます。

    名札としても使いやすく、色によって個性を出すのも面白いでしょう。アウトドアはもちろん、日常でも使い道の広いアイテムです。

    • 商品名:ヤマト「アウトドアテープ」
    • 公式サイト:商品はこちら

    ヤマト
    アウトドアテープ

    サイズ:50mm×3m


    Allen「カモ ダクトテープ」

    サバゲーやアウトドア用品を展開する、アメリカのメーカーが提供するダクトテープです。落ち葉などの自然の風景がデザインされたカモフラージュ柄のテープで、うまく使えば補修した部分を周りの風景に溶け込ませられるでしょう。

    キャンプシーンに合う柄なので、あえて目立たせて、ギアにオリジナリティを出す使い方もおすすめです。ダクトテープとしての機能もしっかりと持ち合わせており、さまざまな素材のアイテムに貼り付けられます。


    まとめ

    アウトドアでの応急処置には、粘着力と防水性に優れたダクトテープが便利です。テント・ウエア・ギアの補修から、トレッキングシューズの修理、けがの応急処置まで幅広いシーンで活躍します。

    ダクトテープは、ガムテープよりも粘着力が強く、木材やレンガなどの固定しにくいものにも使えるのが強みです。ベーシックで粘着力が強いものや、軽量で携帯しやすいタイプ、カラフルなものもあるので、お気に入りの1本を探してみましょう。

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