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スノーピークの寝袋「オフトン」の魅力は?
スノーピークの寝袋といえば、オフトンシリーズを思い浮かべる人も多いでしょう。まずは、人気モデルのオフトンシリーズの魅力を解説します。
季節に合わせて柔軟な使い方ができる
スノーピークのオフトンは封筒型の寝袋に分類されますが、通常の封筒型の寝袋と違い、季節によって柔軟に使い分けられます。オフトンの両サイドに付いているファスナーは全開が可能で、掛け布団と敷き布団に分けられるのが特徴です。
肌寒い日は通常の封筒型で、暑い日は全開にして上半身とつま先を出すといった使い分けが可能です。その名の通り布団のような寝心地で、圧迫感なく使えます。
封筒型の寝袋は、真冬に向いていないイメージがあるかもしれませんが、快適温度約-8℃のモデルも販売されているのでオールシーズン活躍します。
連結可能で家族でも使いやすい
オフトンは連結が可能なので、キャンプの際に家族で使うときにも、普段と同じような環境で寝られます。
特に小さな子どもは、普段と違う環境ではなかなか寝付けないことも少なくありません。オフトンなら、自宅の寝室と似た環境を作れるため、子どもも安心しやすいでしょう。
連結すれば、人肌のぬくもりを感じながら寝られます。人数が多いキャンプに対応できるのも、オフトンが人気を博す理由の一つです。
枕付きで首が痛くならない
オフトンシリーズは、頭の部分にポケットが付いており、服やタオル、ブランケットを詰めれば枕を作れます。キャンプに枕まで持っていくと荷物になるからと、持ち物から外す人も多いでしょう。
しかし、枕がないと首元が痛くなり、翌日のアクティビティに支障が出る可能性があります。オフトンシリーズなら別で枕をそろえる必要がないので、荷物を増やす必要がありません。
持ち物を枕代わりにできるため、テント内を散らかすことなく、すっきりとさせられるのもポイントです。
スノーピークのおすすめの寝袋【オフトンシリーズ】
オフトンシリーズのおすすめモデルを紹介します。モデルによって適したシーズンが異なるので、シーズンごとに買いそろえるのもおすすめです。
グランドオフトン シングル 1000
掛け布団とマットを組み合わせた独自のデザインで、従来の寝袋とは一線を画すモデルです。
掛け布団の縁には返しが付いており、肩口には冷気の侵入を防ぐダウンチューブが搭載されています。寝返りを打っても冷たい空気が入ってきにくく、封筒型の懸念点である密閉性もカバーしています。
インフレータブルマットは約5cmの厚さがあるため、地面の凹凸を感じさせません。防水加工だけでなく、抗菌・消臭加工が施されているため清潔さを保ちやすいでしょう。
また、洗濯が可能なウォッシャブルダウンを使用しているのも魅力です。快適温度は約-8℃で、真冬のキャンプにも対応できます。
Snow Peak(スノーピーク) グランドオフトン シングル 1000
●サイズ:掛け布団/110×180cm、マット/77×198cm
●収納サイズ:掛け布団/φ31×50cm、マット/φ21×88cm
●重量:掛け布団/2.6kg、マット/2kg(収納ケース含む)
グランドオフトン ダブル1600
敷布団としてのエアーマットと、掛布団としてのダウンの布団がセットになった、新しい形のスリーピングシステムです。快適温度は8℃。真冬の車中泊でも使用できます。
敷布団としてのマットは、横幅63cmのサイズが2枚セットになっており、横幅126cmあります。カップルや親子で一緒に横になることもできますよ。
マットの収納ケースはポンプになっており、マットを膨らませるのに使用できるのはうれしいポイントです。
Snow Peak(スノーピーク) グランドオフトン ダブル1600
●サイズ:掛け布団/170×180cm、マット/126×193cm
●収納サイズ:掛け布団/φ38×58cm、マット/φ25×74cm
●重量:掛け布団/3.7kg、マット/3kg(収納ケース含む)
▼参考記事
コンパクトオフトン 700
敷き布団のサイズが約75×200cmと、コンパクトな寝袋です。収納サイズは約22×44cmと小さくまとまり、主に一人で使うのに適しています。もちろん、掛け布団同士・敷き布団同士の連結が可能なので、家族で使う際にも便利です。
800フィルパワーの上質なダックダウンを使用しており、快適温度は約0℃と低めなので、初冬のキャンプで活躍するでしょう。掛け布団と敷き布団を分離させ、キャンプ地の気温に合わせた温度調節も可能です。
高密度ナイロンタフタを使用した表地、ネル生地の裏地で保温性と快適性も両立しています。通常のオフトンはえんじ色がベースですが、『コンパクトオフトン 700』はダークグレーを基調にしており、シックな印象があるのも特徴です。
Snow Peak(スノーピーク) コンパクトオフトン 700
●サイズ:75× 200cm(敷)、84×190cm(掛)
●収納サイズ:Φ22×44(h)cm
●重量:1.9kg
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スノーピークのおすすめの寝袋【封筒型】
スノーピークからは、オフトンシリーズ以外にも封筒型の寝袋が販売されています。「スノーピークの寝袋が欲しいけれど、オフトンシリーズよりもリーズナブルなものがいい」という人は、以下のモデルも検討しましょう。
SSシングル
キャンプ初心者におすすめのエントリーモデルです。快適温度は約13℃と高めなので、春から初秋にかけてのキャンプに向いています。
ファスナーを開いて連結させると、親子で一緒に眠れる布団に早変わりします。内側にはスマートフォンを入れておくのに便利なポケットがあり、テントの中でなくす心配がありません。
収納ケースに入れたままクッションとしても使えるので、自宅でも活躍します。約78×196cmと幅が広く、大人でもゆったり使えるのが特徴です。
数万円するスノーピークの寝袋にはまだ手が出ない人でも、手に取りやすい価格でしょう。
Snow Peak(スノーピーク) SSシングル
キャンプデビュー用として買いやすい価格が人気。布団感覚で眠れる春夏用で、2枚を連結することもできる。中綿はポリエステル。収納ケースに入れればクッションに!
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スノーピークのおすすめ寝袋【マミー型】

参考記事「暖かぁ〜いスリーピングバッグ<ダウン> 16選!」
バクーシリーズは、スノーピークのマミー型寝袋のモデルです。スノーピーク製品のファンで、マミー型を探している人におすすめのモデルを紹介します。
バクー BACOO 550
快適温度約-1℃と、より厳しい寒さでのキャンプに適したモデルです。
防水透湿素材によって結露ができにくく、シュラフカバーが不要な点がうれしいポイントです。ファスナーは上部にあり、寝た状態のままファスナーの開閉が可能です。首元からすきま風が入りにくいデザインで、寒い日もしっかりと保温します。また、胸元には収納ポケットも搭載されています。
ショルダーウォーマーとドラフトチューブによって保温性が高められているのが、『バクー BACOO 550』ならではの特徴です。厳しい寒さでも、冷気をシャットアウトして快適な睡眠を提供します。
Snow Peak(スノーピーク) バクー BACOO 550
●サイズ:最大内寸長210cm×最大内寸肩幅85cm
●収納サイズ:φ21×34cm
●重量:1.12kg(本体のみ)
快適な睡眠を支えるおすすめのギア
キャンプ場で快適な睡眠を取るには、マットが欠かせません。スノーピークから販売されているマットを、2モデル紹介します。
マット&ピロー
マットにも枕にもなる、インフレータブルマットです。展開時は、約38×40×3.8cmのマットになります。
座布団としても使えるため、キャンプだけでなく、旅行やスポーツ観戦など、さまざまなシーンで活躍するでしょう。二つ折りにすれば枕になり、快適な睡眠をサポートします。オフトンシリーズ以外の、封筒型寝袋を購入する人におすすめです。
使わないときはコンパクトに折り畳め、ケースへの収納時はわずか約9×19cmに収まります。さらに、重量は約140gと軽量なので、荷物の負担になりません。
Snow Peak(スノーピーク) マット&ピロー
●サイズ:38×40×3.8cm
●収納サイズ:φ9×19cm
●重量:140g
キャンピングマット2.5w
寝袋の下に敷くインフレータブルマットです。約198×77×6.2cmの極厚でワイドなデザインにより、地面の硬さを感じることなく眠れます。
ボンベ機能付き収納袋を利用すれば、エアー注入も簡単です。バルブは容易に開閉できるため、初心者でも迷うことなく使えます。マットの両サイドにはベルクロが付いており、同製品と連結可能なのでファミリーでも使いやすいでしょう。
また、リペアキットが付いており、軽微な故障であればわざわざ修理に出さなくてよい点も便利です。グループキャンプでも他の人のマットと混同しないように、名前・住所を記入するスペースもあります。
Snow Peak(スノーピーク) キャンピングマット2.5w
●サイズ:198×77×6.2(h)cm
●収納サイズ:φ20×85cm
●重量:1.9kg
まとめ
スノーピークの寝袋の代表的なモデルは、オフトンシリーズです。掛け布団と敷き布団に分離でき、まるで自宅の布団と同じような感覚で眠れます。
季節によって掛け布団の使い方を工夫できるので、シーズンを問わずに活躍するモデルばかりです。エントリーモデルやマミー型など、スノーピークからはその他のモデルも販売されています。
お気に入りの寝袋を手に入れ、キャンプで快適な睡眠を享受しましょう。



















