徒歩キャンプしてる?自分の足を使って行く“不便な”キャンプが魅力的な理由 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンプのコツ

2022.12.03

徒歩キャンプしてる?自分の足を使って行く“不便な”キャンプが魅力的な理由

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著者がバックパックを担いで歩いている様子。

徒歩キャンプとは、その名の通り「徒歩でキャンプに出かけること」です。

徒歩でキャンプと聞くと「重い荷物を背負って歩いて、辛い思いをしそう」と思う方もいらっしゃると思います。

確かに徒歩キャンプはオートキャンプよりも体力を使います。さらに、バックパックやキャリーケースに入れて運ぶことができる荷物には限りがあります。オートキャンプのように、ポータブル電源や石油ストーブ、ゆったりとできる頑丈な椅子などの快適なギアをたくさん持っていくことはできません。

このように、オートキャンプよりも不便を感じることもありますが、不便を上回る魅力があるのが徒歩キャンプなのです!

今回は、その魅力と徒歩キャンプに必要な道具をお伝えいたします。

 徒歩キャンプの6つの魅力

1.旅気分を味わうことができる

徒歩キャンプの移動手段は、基本的に公共交通機関と自分の足です。

駅やバス停からキャンプ地までの道のりでは、その土地の名物料理を楽しむことができます。歩いて行くことにより、路地裏に魅力的な店舗を見つけることもあります。

人と関わる機会も増えるので、思いがけない出会いがあるなど、車では気がつかなかった発見・起こり得なかった出来事が起こります。

オートキャンプよりも「旅気分」を味わうことができるのが、徒歩キャンプの魅力です。

2.達成感を感じられる

徒歩キャンプでは、オートキャンプよりも自分の足を使う機会が多くなります。

長い距離を歩いてキャンプ地についた後には、「自分の足でやり遂げた」という強い達成感を感じることができます。

3.渋滞に巻き込まれないのでストレスが無い

車でキャンプに行く際の悩みのタネといえば、渋滞です。

特に週末は渋滞に巻き込まれることが多く、予定時刻にキャンプ地にたどり着けないこともあります。渋滞に巻き込まれると、キャンプを始める前によけいな体力と時間を使うことになってしまいますよね?

その点、徒歩キャンプは基本的に公共交通機関を使うので渋滞フリー。

予め時刻表を調べておく必要はありますが、不測の事態が起こらない限り希望の時間にキャンプ地に到着することができますよ。

4.場所取り成功の可能性が上がる

焚き火にあたっている著者の様子。

徒歩ならば車が入りずらい林間サイトにテントを張ることができます。

予約不要なキャンプ場に出かける場合、悩みの一つが場所取り問題。

人気のキャンプ場ならば、良い場所を確保するために朝早く出かける必要があり、気苦労が絶えません。

その点、徒歩キャンプでは車が入れないサイトにもテントを張ることができるため、場所取りが成功する可能性がアップします。

人気のキャンプ場でも、人で溢れた場所から離れて、人が少ないサイトでゆったりと過ごすことができる場合がありますよ。

5.道具の取捨選択が上手くなる

当たり前のことですが、徒歩キャンプでは自分が持てる量の荷物しか運ぶことができません。

そのため、徒歩キャンプを成功させるには道具の厳選が必要になります。

徒歩キャンプでは、荷物が軽量でコンパクトであるほど身軽に行動することができるため、道具の取捨選択は非常に重要。

徒歩キャンプを続けていると、道具の軽量化をしたり、不要な道具を省いたりなど、必然的に道具について考える機会が増えることになります。

その結果、道具の取捨選択が上手くなり、オートキャンプでは気がつけなかった「最低限必要な道具」に気がつくことができますよ。

オートキャンプに出かける際にはその経験が生きてくるので、今までよりも少量の荷物で快適なキャンプを楽しむことができるようになります。

6.バックパックの中身はそのまま防災道具になる

徒歩キャンプでは、バックパックやキャリーケースにテント・クッカー・食料・衣類など、衣食住全てのものをパッキングする必要があります。

自宅では、徒歩キャンプ用のバックパックに普段からある程度の荷物をパッキングして用意しておくのもいいでしょう。そうすれば、台風や地震などの非常時にはパッキングしておいた荷物がそのまま防災道具になるため、「バックパック一つあればとりあえず大丈夫」という安心感に繋がります。

徒歩キャンプに最低限必要な道具

徒歩キャンプに最低限必要なものをご紹介します。

1.バックパックやキャリーケース

バックパックが地面に置かれている。

バックパック。

徒歩キャンプはバックパックやキャリーケースがないと始まりません。はじめて徒歩キャンプを行う場合は、50〜60リットルほどのバックパックを個人的にはおすすめしています。

荷物の取捨選択に慣れていないかたでも、衣食住にまつわるものをとりあえず入れておくことができるサイズだからです。

ちなみにキャリーケースとは、下部に車輪がついたケース型のバッグのこと。目的地まで、駅の構内や道路などの舗装された道しか歩かない場合はキャリーケースがおすすめです。バックパックのように背負う必要がないので、体力に自信がない方でも容易に持ち運ぶことができます。

ただし、砂利道や山道などの舗装されていない道では車輪が思うように転がらず、取り回しが難しくなるので注意が必要です。

2.テント

木の間にテントが建っている。

テント。

徒歩キャンプ向けのテントを選ぶ際に重要なのが、重量と収納の問題。

バックパックの総重量が重くなり、荷物に振り回されてしまうため、重くかさばるテントを持ち運ぶのは得策ではありません。

個人的には、3kg以下のテントがおすすめです。登山用のテントには2kgを下回るものもあります。

広さと重さのバランスを熟考して、選択しましょう。

3.調理器具

クッカーやフライパンなどの調理器具が地面に並んでいる様子。

調理器具

キャンプには調理器具も必要です。最低限必要な道具は以下になります。

  • シングルバーナーやアルコールストーブなどの火器
  • コンパクトなクッカー
  • 飲み物用のマグや食事用のボウルなどの食器
  • 箸やフォークなどのカトラリー

薪が手に入るキャンプ場ならば、バーナーやアルコールストーブのかわりに小型の焚き火台を持っていくのもいいでしょう。

 4.寝袋

寝袋には「快適使用温度」というものがあります。例えば快適使用温度が5〜10度のものならば、その温度帯ならば快適に眠ることができるという指標になっています。

出かける場所や、季節によって必要な寝袋は異なりますが、一般的に春、夏、秋のスリーシーズンに適応するものは快適使用温度が5〜10度だと言われています。迷ったらそのクラスの寝袋を用意しておけば、間違いがないでしょう。

5.マット

ウッドデッキの上にマットが置かれている様子。

クローズドセルマット

マットはテントの内側に敷くことで、地面の硬さを軽減し、快適な寝床を確保することができます。

空気で膨らますものならば、手のひらに乗るほどコンパクトになったりするので、バックパックの中に収納できます。

個人的には「クローズドセルマット」と呼ばれる、弾力性のあるマットをおすすめします。こちらは空気で膨らませるタイプでは無いので、パンクの心配がありません。多少かさばりますが、バックパックに外付けして持ち運ぶことができます。

5.ランタン

LEDランタンが光っている。

軽量なLEDランタン。

キャンプではキャンプサイトを照らすためのランタンが、最低1個は必要になります。

キャンプ地は夜真っ暗になるので、夜間に調理をしたり、トイレへ行ったりするのにランタンが無いと不便です。

著者が徒歩キャンプする場合は小型のLEDランタンと、予備にヘッドライトを必ず持参するようにしています。

徒歩キャンプは自由と達成感を感じることができる遊び

林間にハンモックとタープが設置されている。

人の少ない場所でキャンプすることも可能です。

気の知れた友人や家族などと出かけるオートキャンプは非常に楽しいものですが、徒歩キャンプも自由と達成感を感じることができおすすめです。

徒歩キャンプでバックパックを背負って歩くのに慣れたら、山登りにもぜひ挑戦してみてくださいね!遊びの幅が広がっていきますよ。

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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