焚き火の残骸は必ず持ち帰りましょう。~炭は土に還らない~
2020.08.12 (閲覧数) 6,683
毎回特に酷いと思うのは、我々が「焚き逃げ」と呼んでいる、焚き火跡の放置です。
元素はそれ以上分解されない安定した物質なので、それが将来的に土に還ることはありません。
ただ、土壌改良は、用途を考慮し、配合するものの量を調整して行うものであり、焚き火跡の放置のように無計画にバラ撒いていったら、土壌は逆に悪化してしまいます。
そこに元々なかったものを持ってきて、焼いて土に還らない状態にして放置するというのは、不法投棄以外の何物でもありません。
不法投棄は誰でも知っている通り犯罪です。犯罪はどんな理屈を言ったとしても正当化することはできないのです。
横浜市のゴミの最終処分は海洋投棄です。万が一炭を灰と一緒に燃えないゴミとして出してしまった場合、灰は沈みますが、炭は海に浮いてしまうので海洋汚染の原因となります。
そのために、「炭は土に還らない」「不法投棄は犯罪」「自分が捨てたゴミは知らない誰かが苦労して片付けている」という事実を一人でも多くの人に知っていただきたいと思っています。
日本単独野営協会さん
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