ベストシーズン間近!イギリス横断トレイル これだけあれば大丈夫

2019.02.25

「さあ、Coast to Coastを歩くぞ!」と思い立ったが吉日。

ちなみにガイド本によるとベストシーズンは4月から9月の間とされている。春は雨が多いが、イースター休暇の時期は比較的空いていて、野生の花々が芽吹き出し、草原も青々として爽やかな時期とされている。ハイシーズンの7、8月は混んでいるものの、22時頃まで明るく、沢山の人に出会えるという楽しみもある、という。一方、10月に入ってしまうと、一気に気温が下がり、日照時間も短くなり、多くの宿も休業するので、一般的にはその前に歩くのがオススメというわけだ。

私たちが歩いた8月下旬から9月は本格的な観光シーズンがひと段落した後だったが、3連休の休暇と重なった時は、宿の多くが満室になる状況にあったものの、それ以外は、混む事はなく、天気も良好であった。

ここではまず装備の参考情報をご紹介したい。

装備

雨の多いイギリスの中でも、降水量の記録を誇る湖水地方、ずぼずぼの沼地や、羊や牛の糞の中を歩くため、靴やズボンがグッチョングチョンにならないためにも、ゲーター、雨具、防水機能のある登山靴は必須。

途中、通過する村(Reed, Richmond, Grasmere) にもアウトドアショップがあるので、必要なものが途中で出て来た場合、購入することも可能。

最終的に水、燃料、行動食を入れて約15kg +カメラ機材が約3kgとして合計18km程の重さになった。

食事事情

食料は夕食3日分に加え、ドライフルーツなどを入れた手作りエナジーバーやナッツといった行動食を持参。途中、村を通過した際に、食料は確保できるだけでなく、たいていパブがある。同行するアリーはビーガン(一切の魚や動物性のものは食べない菜食主義)と私がベジタリアン(菜食主義だが、魚は食べるのでペスカタリアンとも言う)であるのでパブでの食事は野菜カレーやフライドポテトを中心に食べていた。

行き方

私たちはオランダ在住なのでニューキャッスル空港へ飛んだが実際色々な行き方がある。ここでは日本からのルート案をひとつご紹介する。

スタート地点のSt.Beesに辿り着くには、 まずはManchester国際空港に飛び、空港から電車TransPennine Express  (www.tpexpress.co.uk) に乗り、Barrow-in-Furness駅に行く(約2時間半)。そこから、Northern Railway (https://www.northernrailway.co.uk) に乗り換え、1時間ほどでSt.Beesに到着。

(交通事情が変更になっている可能性があるため、くれぐれも事前にご確認ください!)

ナビゲーション

Trail Blazer社から出ている『Coast to Coast Path』は「地球の歩き方」並みに人気で、他の人たちも多数持参していた。

『Ordnance Survey 1:25000』の地図とバックアップにGPSも利用。

次回はいよいよ出発地点のSt Beesの様子をレポートします!

写真・文/YURIKO NAKAO

プロフィール
中尾由里子 YURIKO NAKAO

東京生まれ。4歳より父親の仕事の都合で米国のニューヨーク、テキサスで計7年過ごし、高校、大学とそれぞれ1年間コネチカットとワシントンで学生生活を送る。
学生時代、バックパッカーとして世界を旅する。中でも、故星野道夫カメラマンの写真と思想に共鳴し、単独でアラスカに行き、キャンプをしながら大自然を撮影したことがきっかけになり、カメラマンになることを志す。
青山学院大学卒業後、新卒でロイター通信社に入社し、英文記者、テレビレポーターを経て、2002年、念願であった写真部に異動。報道カメラマンとして国内外でニュース、スポーツ、ネイチャー、エンターテイメント、ドキュメンタリーなど様々な分野の撮影に携わる。
休みともなればシーカヤック、テレマーク、ロードバイク、登山、キャンプなどに明け暮れた。
2013年より独立し、フリーランスのカメラマンとして現在は外国通信社、新聞社、雑誌、インターネット媒体、政府機関、大使館、大手自動車メイカーやアウトドアブランドなどから依頼される写真と動画撮影の仕事と平行し、「自然とのつながり」、「見えない大切な世界」をテーマとした撮影活動を行なっている。
2017年5月よりオランダに在住。

好きな言葉「Sense of Wonder
2016 Sienna International Photography Awards (SIPA)  Nature photo 部門 ファイナリスト
2017  ペルー大使館で個展「パチャママー母なる大地」を開催

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