【子どもと旅するアジア】知られざるタイの絶景雲海スポット「プーチーファー」を目指して - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2017.02.19

    【子どもと旅するアジア】知られざるタイの絶景雲海スポット「プーチーファー」を目指して

    GOPR1337

    「タイで雲海を見よう!」
    そう言われたとき、あまりピンとこなかった。雲海って、標高の高い場所で寒い中見るイメージがあるけれど、タイは暑いし、そもそも高い山なんてあったっけ……?

    今年1月、毎年恒例の子連れ旅でタイに行ってきた。結婚前にもそれぞれが一人旅で何度か訪れた大好きな国。そして、現在6歳の息子にとってはこれが3度目のタイ訪問となり、我が家史上もっともリピート率の高い渡航先でもある。

    とはいえ、とくにタイに詳しいわけではなく、行けば毎回バラエティに富んでいて楽しくて、おいしいものもたくさんあって、と“間違いない”からつい選んでしまうような気もする。

    でも、何度も旅しているタイだからこそ、未知のスポットに出会いたい。そう思っていたら、夫の口から飛び出したのが冒頭のセリフだった。タイ北部のチェンライから車で2時間ほどの場所にある、ラオス国境近くの「プーチーファー」に行けば見られるらしい。しかもシーズンは11月から1月にかけて。タイミングもバッチリだ。

    タイに到着し、バンコク、チェンマイと回ってチェンライまでやってきた。当初はここからローカルバスでプーチーファーに移動して、現地で宿を探して一泊のつもりだったが、ベストシーズンにつき軒並み満室だという話を耳にした。さすがに子連れで宿なしはマズイ。そこで、チェンライから車で向かうことにした。

    出発は深夜3時。息子は乗車してすぐ、横になって寝始めた。寝付けない大人は、窓の外のきれいな星空をぼんやり眺める。と、急にあたりが真っ白になり、雲ひとつなかったのが嘘みたいに一気に霧に包まれた。その後も、晴れたり霧が出たりを繰り返し、早朝5時前、プーチーファー近くの駐車場に着いた。車を降りたら、寒さに体がぶるっと震えた。よく冷えている、ということは、雲海に出会える可能性大かも。

    IMG_0134

    ドライバーとはここで一旦別れ、乗り合いトラックに乗り換えて山の麓へ向かう。そこから2~30分歩いた先がビューポイントになっている。トラックを降りたところには、ジュースやカップラーメン、ニットキャップを売っている露店が並んでいた。

    IMG_0176

    懐中電灯を出して、いざ登頂開始。真っ暗で全貌はいまいち掴めないが、比較的ゆるい傾斜の道が続くようだ。寝起きの息子は、軽い足取りでひょいひょい登っていく。

    IMG_0173

    道のところどころには、民族衣装を着て腰をフリフリしながら歌っている子が。目の前にはチップ用の入れ物があって、少し離れたところで彼らの親とおぼしき人物が見守っている。

    IMG_0217

    まもなく頂上というところで、視界が開けた場所に出た。あ! 一面真っ白な雲の連なりが見える。雲海だ!!

    シーズンだからといって必ず見られるとは限らない。しかも、今年は乾季でも雨の日が続き、密かに心配していたが……、ああ、よかった。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    “大地を歩く感”が半端ない!オーストラリアのララピンタトレイル【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.07.02

    「え、ここ通れるの!?」スペイン南部の“石の迷宮”「エル・トルカル・デル・アンテケラ」を歩く

    2025.06.30

    ボルネオ島は海鮮料理天国!海や川の豊かで新鮮な食材と華人たちの出会いが生んだ奇跡

    2025.06.29

    家族で31日間の海上生活!ヨットで南太平洋横断、アイランドホッピングの旅

    2025.06.29

    「尾根筋がたまらん!」オーストラリア大陸で5泊6日ハイキング【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.06.28

    一生に一度は見たい!毎年20万人超が訪れる台湾・馬祖(マーズー)列島の「青の涙」とは?

    2025.06.27

    オフロード・ドライブへ出発!ユタ州の人気スポット「ファイブマイル」のワイルドな魅力を語りたい

    2025.06.26

    モンゴル遊牧民が暮らす「ゲル」は意外と快適? 宿泊時の注意点も解説

    2025.06.23

    ボルネオ島サラワク州の州都クチンは多彩な食を生み出す。とくに朝食がいいぞ!

    2025.06.22

    get_header(); ?>