猛暑到来! ペンギンの写真で涼みませんか?

2019.08.02

岡田裕介写真展「Colors ~ペンギン島の物語~」を開催(8月2日~8日)

自然写真の分野でも活躍されている岡田裕介さんの写真展『Colors ~ペンギン島の物語~』が、8月2日(金) 〜8月8日(木)の期間、東京・六本木ミッドタウンにある「富士フイルムフォトサロン 東京」で開催されます。

岡田さんが数年かけて撮影した、フォークランド諸島の厳しくも美しい自然環境下に生息するペンギンたちが繰り広げる数々のドラマが、美しい銀塩プリントで展示されます。今回、写真展開催にあたり、岡田さんから撮影裏話を教えてもらいました。

撮影地のフォークランド諸島へは片道5日間!

「今回、撮影地となったのはフォークランド諸島。馴染みのある地名ではないと思うのですが、南米大陸のアルゼンチンの右下に位置し、地球儀で見てみると日本のちょうど真下辺りにある島です。この島へ行くにはまずは北米の都市へ飛び、そこから南米チリの首都サンティアゴを経由し、南米最南端の都市プンタアレーナスまで飛行機を何度も乗り継ぐのですが、プンタアレーナスからフォークランドへ向かう飛行機が週に1便! さらにフォークランドについてからも、ペンギンのいる撮影地の離島まではヘリコプターなどで移動する必要があり、乗り継ぎの余裕も含めると合計で5日ほどかかる、かなりの長旅になるのです。そこへ僕はペンギンの子供の成長を追うように、季節を少し変えて3回訪れました」

なぜここまで時間と労力をかけフォークランドへ向かうのか。それは、「ここでしか撮影できない動物たちのシーンがあるから」と、岡田さんはいいます。

「この写真を撮影した島は特別な許可を取らないと上陸することが出来ず、島には管理人と、研究者用の数軒の小屋がある小さな集落がある程度。その集落からさらに数キロ離れた、丘の上にポツンと建つ山小屋の室内から窓越しに撮影したのが、この1枚です」

山小屋に寝泊まりしながらペンギンのコロニーを撮影

「こちらは、その山小屋の外に出て玄関の前で撮影した写真です。ここに写っている小さな粒々、これらは全てペンギンで、その数は数千から数万羽! このようにフォークランドでは完全に人里から離れた大自然の中で、ペンギンのいるコロニーの中に建つ山小屋に寝泊まりすることが出来る、かなり贅沢な撮影環境があるのです」

「朝起きて窓の外をぼんやり眺めたら虹が出ていたので、大急ぎでカメラを持って外に出て、半分寝ぼけながら撮影した虹とペンギンの写真です。コロニーの中で寝泊まりしているからこそ撮れた一枚。こんな場所は他にはなかなかないと思います」

「こちらは、捕食の為に海へ向かうキングペンギンです。彼らと早朝の砂浜を一緒になって歩いていると、すーっと潮が引き、薄っすらと残った水面が鏡のように。そこに行進するペンギン達が写り、僕自身今まで見たことのない景色を見つけ、夢中になって撮影しました。この時は水面ギリギリの低アングルで、ペンギンと一緒に歩きながら撮影したかったので、ファインダーは覗かずカメラの背面モニターを回転させ角度を調整できるバリアングル機能を使用。人間は僕以外に誰もいない、そんな環境でペンギンを撮影できるフォークランドだからこそチャレンジできた撮影方法だと思います」

手つかずの自然が残された美しいフォークランド諸島は、ペンギン好きはもちろん、ハイキングやキャンプなど、アウトドア好きにはたまらない環境! 行ってみたい場所ではありますが、なにせ片道5日間かかるので、まずは、岡田さんの写真展でフォークランドの風を感じに行ってみませんか? 東京の後には、大阪、福岡、名古屋、札幌でも巡回展を行う予定です。

写真集「Penguin Being -今日もペンギン-」(玄光社)も発売中!

同テーマの写真集『Penguin Being -今日もペンギン-』(玄光社)も発売中。命の尊さや生きる美しさを感じたり、可愛いペンギンにほっこり癒されたり……。子供たちにも絵本感覚でも楽しんでもらえる内容になっています。あとがきはGLAYのTAKUROさんですよ~。
詳細は→http://yusukeokada.com/2019/06/25/1919/

岡田裕介 写真展 「Colors ~ペンギン島の物語~」
開催期間:2019年8月2日(金)~2019年8月8日(木)
開館時間:10:00~19:00 (最終日は16:00まで/入館は終了10分前まで)
会場:富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
入場料:無料
詳細は→http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s2/19080202.html#event19080202

岡田裕介 プロフィール

埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。2003年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。島好きが高じて沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ移住を経て、現在は東京を拠点に活動中。自然写真の分野では、水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動している。

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