”ななめ45°”の岡安章介が語る おすすめの鉄道大冒険 | BE-PAL

”ななめ45°”の岡安章介が語る おすすめの鉄道大冒険

2015.10.26

ななめ45度

映画『探検隊の栄光』に出演のお笑い芸人”ななめ45°”の岡安さん。鉄道オタクとして知られる岡安さんに、冒険旅について聞いてみた。

――ご自身にとって、これまでいちばんの大冒険ってなんですか?
「僕んちのすぐ裏に大きな公園があって相方の土谷(隼人)――小学生からずっと一緒なんですけど――と、そのなかにある雑木林をよく探検していました。木材屋の友達がいたんですけど、そいつから余った木をもらって刀をつくり、チャンバラをしたりして。もしかしたらそこにいるかもしれないという”仮想の敵”と戦ってました(笑)」

――アウトドアに興味は?
「バーベキューをやるくらいです。先日”おいしいお肉屋さんを見つけよう!”というロケをやったのですが、それが発展してバーベキューしようよ! という企画になって。河原を見つけて石を積み、かまどをつくり、炭をおこして肉を焼いたんです。うめ~! 今日はいい画が撮れたんじゃない? とかいって河原を出ようとしたら”直焚き禁止”という看板を見つけて…冗談じゃねえぜ。なんで入口じゃなく出口の方にこんなの置いとくんだよ。全部カットだ! ってお蔵入りになりました(笑)。途中から”時短だ”とか言って、肉をアルミホイルにくるんで火の中にぶちこんだり、いろいろと工夫したのに(笑)」

――鉄道系では?
「大冒険?…中学生の夏休みに男ばかり5~6人で”青春18きっぷ”を往復用に2セット買い、地元の埼玉から長野の白馬まで行きました。そのときも相方がいて、乗り継ぎどうすんの? つぎなにに乗るの? と聞いてくるから僕が全部案内して。高崎でみんなのお弁当を買ったんですけど、僕のだけがどこかへ行っちゃって。やべっ盗まれた! と大騒ぎしたら、切符売場に置き忘れたことを思い出して。取りに行ってつぎの電車にはギリギリ間に合ったんですけど、みんなに超バカにされました。”コイツ超キレてやんの、自分で置き忘れたくせに”って(笑)」

――いるね~そういうヤツ。
「俺俺。白馬ではログハウスを一軒借りたんだけど、近くに屋内プールとご飯屋さんの入った施設があって。よしプール行ってナンパしようぜ! とか言ってみるけど誰もできないという(笑)」

――童貞モノか!
「実際に全員童貞だし…そういう”冒険”でもありました(笑)」

――鉄道系で、オススメの冒険ってあります?
「やっぱり全国のJR普通列車が乗り放題の”青春18きっぷ”がいいですよね。僕が想像でやったのは”しりとりで駅めぐり”。とうきょう→うえの→と北上していき、本州最北端の下北駅まで行くんです。駅名の下で写真を撮りながら。青春18きっぷは日付が変わるまでだから一枚では辿りつけないですけどね。一日目は北上駅(岩手県)で泊まって。山形のあたりでどうにもこうにも1時間空いちゃったりするので、そこはご飯チャンス! ってことで駅前でご飯を食べるとか、時刻表を見ながらルートを考えるのも楽しい」

――ロケ地でも電車に乗ったりするんですか?
「今回の撮影中にもいちど鉄道を乗りに行ったんです、静岡で。岳南電車っていうローカル線で、富士山がとてもキレイに見えると聞き、よし行ってみよう! って。ロケ地から1時間程で行けたので、朝イチに行けばお昼からの撮影に充分に間に合う。でも…雲っていて何も見えなくて。するとちょうど、僕と同じ電車に一人で乗っていたおばあちゃんがいたんですよね。その人も富士山を見に来たみたいで、終点で”富士山ってどこから見えるんですかね?”と運転手さんに聞いていたんです。すると”今日はガスっているから全然見えないよ”と言われて (笑)。それを聞きながら”今日は見えないんだ…”とこっそり肩を落としました」

――それが若いキレイな女の人だったりしたら、ドラマに出てくる”偶然の出会い”みたいですけど。
「それだったら撮影に遅れちゃってたかも」

――では鉄道の楽しさとはなんですか?
「それ言われちゃうとな…しゃべっていいですか?」

――どうぞどうぞ。
「乗って楽しい、撮っても、外から見ても楽しい、時刻表を見るのも…と楽しいことがぎゅっと凝縮していますよね。そこからマニアックな人は撮るだけ、乗るだけ等と専門化していきますが、僕はそのいろいろなことが全部楽しくて…そうだ。今回(田中)要次さんと(川村)陽介君とロケから新幹線で東京へ戻る途中、小田原辺りでたまたま新型の山手線が試運転しているところに遭遇したんです! ヤバイっす横を見て下さい。あれ新型⁉ って。そんなことは本当に珍しいし、しかも新幹線の中からですよ。テンションが上がって車内から写真を撮ろうとしたら新幹線が動き出しちゃって”ああ柱が入っちゃう…待って待って速度上げないで‼ とか言って。そんな思い出もあります」

――最後に、この映画をこれから観る人に一言。
「なんでしょうね…面白テレビクルーたちのバカなやりとりを、ゆったりとして気持ちで観ていただければ。無の状態で、なにも考えず、ご飯食べたっけ? くらいの感じで」

――「ご飯食べたっけくらい」?
「(笑)」

キャプチャ

岡安章介(おかやす・あきよし)
1979年9月12日生まれ、埼玉県出身。土谷隼人、下池輝明と2000年にお笑いトリオ「ななめ45°」を結成。電車好きで、車掌、駅員のモノマネが得意。

『探検隊の栄光』
(配給:東宝映像事業部)
10月16日(金)より全国公開
http://www.tanken-movie.com/
監督:山本透
原作:荒木源「探検隊の栄光」(小学館刊)
脚本:徳尾浩司 金沢達也 山本透
出演:藤原竜也 ユースケ・サンタマリア 小澤征悦 田中要次 川村陽介 佐野ひなこ 岡安章介(ななめ45°)
主題歌:ウルフルズ「ボンツビワイワイ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
(c)2015「探検隊の栄光」製作委員会 (c)荒木源/小学館

(文/浅見祥子 撮影/田中麻以)

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