プロジェクト型保育は”焚き火”と保護者巻き込み型が肝?! | 子育て 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2018.02.22

    プロジェクト型保育は”焚き火”と保護者巻き込み型が肝?!

    私が書きました!
    アウトドアプロデューサー
    長谷部雅一
    アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

    日本のミライを明るくする! 園児野生化計画 vol.45

     認定こども園の子ども達と長期プロジェクトが始まったのは3ヶ月ほど前のこと。「焚き火を自分たちでやってみる」をテーマに森で薪拾いから始まりました。

     森の中に遊びに行くたびに「燃えやすい」「燃えにくい」を選別しながら少しずつ薪を集める作業を繰り返しました。時には登園時間に道すがら保護者と拾った大切な薪達を使う日がいよいよやってきました。


    子どもの活動に親も賛同してくださり、日々一緒に集めた成果

     焚き火の活動は、せっかくなので保護者の方をお誘いしてのプログラムにしました。子ども達のスペシャルな体験は保護者の方達も一緒に共有しないともったいない!

     さっそく始まった焚き火の時間。たくさんシミュレーションをしただけあって、1回の説明で子ども達は綺麗に薪を組んでいきます。失敗したらはじめから組み直しという緊張感がグループの熱量に変わっていきます。


    丁寧に組まれた薪は、はたして一発点火となるか?

     緊張の点火作業はマッチに火を付けることろから始まります。保護者も子どもも初めてのマッチ体験。子どもは恐る恐る、保護者はドキドキしながら子どもの挑戦を見守ります。


    角度と力具合が肝となる作業。この日ばかりは満足いくまで何本もマッチを折りながら園児全員が挑戦する

     無事に点火したら焚き火の楽しさを最大限に味わうことをしないとせっかくの経験が強い記憶に残りません。そこで今回は園にソーセージとマシュマロを準備して頂き、炙って食べることにしました。


    保護者も本気で楽しむ!これが用事を本気にさせる


    この顔を見れば、このプロジェクトに意味があったことを感じさせてくれました


    遊びはちゃんと消火でフィニッシュ

     園、担任、給食の先生、そして保護者の万全の協力体制のもと、子どもたちの長いプロジェクトは無事に終了しました。この活動を園舎の中から興味津々で覗いていた年少さん達は、はたして何を思っただろうか?

    私が書きました!
    アウトドアプロデューサー
    長谷部雅一
    アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

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