MIXレタスと小松菜がベランダでできる!?プランターで葉物野菜を育ててみよう

2020.05.28

私が書きました!
未来農場CropFarm代表
宮原 悠
家族が楽しめる体験農園のプロデュースを生業とし、かたわら発酵クリエイターとして味噌作りなどの食農イベントも多数開催。自然力の鍛錬をモットーとし、農業を主軸に狩猟、釣りなどオールラウンドに自然を楽しむ。https://www.facebook.com/cropfarm.jp/

料理に見栄えは大切。自慢の料理を作ってお皿に持ったら、ちょっと彩りが足りない、そんなことってありませんか? 私はしょっちゅうあります。それならばいっそ、手軽な副菜を家で育ててしまいましょう!

リーフレタスや小松菜なら、ベランダがなくても陽の射す窓辺で手軽にチャレンジ可能、今回も初心者でも失敗しない手軽な家庭菜園のコツをお教えします。

手軽で美味しい葉物野菜!MIXレタスと小松菜の育てかた

MIXレタスや小松菜は芽が出ればすくすくと育ち、2〜3週間ほどで食べられるサイズになります。つまり、芽がでるまでが葉物野菜を育てるポイントです。

植物の種は長期間生き延びられるように、乾燥した状態で生命を維持しています。芽が出るためには、まず第一に水分が必要です。ですがそれだけでは芽は出ません。その植物ごとに、芽が出る条件が違うからです。

発芽条件の3つのポイントを押さえて、プランターに緑の絨毯を作りましょう。

発芽に大切な3つのポイント

野菜の発芽条件に合わせた種蒔きをしましょう。

ポイント①:温度

植物の種は大きく育つため、最適な温度で温度の時に発芽します。この温度は野菜ごとに違います。レタスの仲間であれば大体1520℃、小松菜であれば2025℃が適温で、関東の平野部であれば、5〜6月が最適期です。

ポイント②:光

これは慣れた方でも見落としていることが多いポイントです。植物の種には光の有無が発芽の条件にあるものがあります。光が必要なものを好光性種子、光があると出ないものを嫌光性種子と呼びます。その他に、光の有無が発芽条件に関わらない種もあります。

今回のMIXレタスと小松菜はどちらも好光性種子。発芽するには光が必要となります。

ポイント③:深さ

これは先の光にも繋がるところですが、土深くに種を蒔いてしまえば、光は届きません。野外の日光であれば、1.5cmくらいまで光を通しますので、好光性種子であればこの深さまでに蒔くのがポイントです。

また植物によって種の大きさが違います。大きい種ほど根や芽を伸ばす力がありますが、小さい種は深すぎると地上に芽を出せず枯れてしまいます。今回の小松菜は深さ1cmMIXレタスは深さ5mmを目安にしましょう。

必要な道具と種の撒き方

プランターは小さくても構わないがこまめな管理が必要。

浅鉢プランター:2L1個
底石(軽石):500ml
仕切りネット:適量
培養土(必ず野菜用、の表記があるもの):2L(目減りするので少し多めに)
野菜の種:小松菜、ルッコラ、水菜、リーフレタス(MIXレタス)、パクチーなど

プランターは2L以上のもの、号数で6号以上の鉢を用意してください。前回のミニトマトの植え付けでも説明しましたが、大きめを選んだ方が失敗は少なくなります。特に暖かい期は水分の蒸発が早く、野菜が育ってくるとさらに早まるので、日に数度のこまめな水やりが必要になることがあります。

逆にその手間がかけられるのであれば、写真のように小さいプランターでも構いません。

準備としてプランターに底石、仕切りネット、培養土の順で入れてください。鉢の上縁いっぱいまで入れ、表面を軽く押し均して、上縁から1cmほど余裕が取れるようにしてください。

今回は葉物野菜に適した2つの種の蒔き方をご紹介します。

種の蒔き方その①:バラ蒔き

指先を第一関節まで刺して、満遍なくくぼみを作ります。

ひとつめはばら蒔き。小松菜など種の大きい野菜に向いています。プランター全体に満遍なく種を落とすために、指先を熊手のように広げて、第一関節の深さ、1cmほどの穴をプランターに満遍なく空けます。種は指でつまんで丁寧に落としましょう。

蒔き終わったら穴が埋まる程度の土を上から振りかけます。仕上げにそっと表面を押し均して完成です。

種の蒔き方その②:スジ蒔き

棒などを使い溝を作り種を巻きます。

この蒔き方は深さを調整しやすく、種の小さな野菜に向いています。MIXレタスはこちらが良いでしょう。

またスジ蒔きは葉が茂ってきてからも空気の通りが良く、後の間引きも楽になりますので、迷ったらこちらの撒き方にしましょう。

まず土の表面に種を蒔く溝を作ります。身の回りにある棒(今回は割り箸を使いました)で土の表面にグッと押し付けてください。何本作るかはプランターのサイズによりますが、成長を見越して列同士が7cm程度は離れるようにしましょう。

溝ができたら溝に種を落としていきます。蒔き終えたら人差し指と親指で溝を左右から崩し、種を隠します。

仕上げに上から全体を押し均してください。レタスは種が軽く飛びやすいので、小松菜よりしっかりと固めてあげるのがポイントです。

発芽は蒔いて1週間が勝負!

2週間も経てばこの通り!

さて今回の2つの野菜のおさらいです。

①小松菜は好光種子、発芽温度は2025℃。深さは1cm
②MIXレタスは好光性種子、発芽温度は1520℃。深さは5mm

どちらも好光性なので明るい場所にプランターを置きますが、レタスはやや低い温度で発芽が活発になります。気温によっては半日陰に移した方が発芽しやすくなります。種が地表に近いほど水切れも早いので、こまめな水やりを心がけましょう。

適正な条件下ならば1週間以内に芽が出てきます。10日経っても芽が出ないようなら、もう一度発芽のポイントを確認して、蒔き直してください。

今回と同様の撒き方で、ルッコラ、水菜、パクチーなども簡単に育てられますよ。ぜひ皆さんのお好な野菜でチャレンジしてみてくださいね!

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