「トイレからは遠いほうがいい」は正解?テントの設営場所を決めるときに考えたい7つのポイント | BE-PAL

「トイレからは遠いほうがいい」は正解?テントの設営場所を決めるときに考えたい7つのポイント

2021.08.29

キャンプではどの場所を確保するかが肝心!

キャンプの計画を立てる際、どのキャンプ場へ行くかについては、多くの人がしっかり考えていることと思います。

「湖畔にあるキャンプ場がいいな」とか「あのキャンプ場は芝生が綺麗だったな」などと、考えをめぐらせるのもキャンプの楽しみのうちです。

それでは、キャンプ場に到着してからはどうでしょう?テントを設営する場所を、なんとなく決めてはいないでしょうか。

あえてなにも考えず設営し、偶然を楽しむのも悪くはありません。しかし、じっくり考えて場所を決めることで、快適に過ごせる可能性がぐっと高まります。

テントの設営場所については、人の数だけこだわりが存在するもの。そのなかでも多くの人にとって考慮すべき、基本的なポイントを中心にお伝えします。

平らな場所が理想的。しかし早めの確保が必要

水平でデコボコしておらず、芝生が綺麗に生えそろっている場所が理想的。

地面がどれだけ平らであるかは、キャンプの快適性に大きく影響する要因です。

平らでない場所を選んでしまうと、テーブルが傾く、熟睡できないといった不都合が生じます。

そのためできるだけ地面が平らで、木の根や大きな石が地面から飛び出していない場所を選びましょう。

しかし平らで綺麗な場所は、早い者勝ちになりやすい点に注意。人気のキャンプ場で平らな場所を確保するためには、早めに出発する必要があります。

炊事場や東家などの設備から遠く離れない

キャンプ場の多くは、炊事場や東家(あずまや)などの設備を設けています。

それらを利用するつもりがまったくない場合以外は、簡単に行き来できる場所を確保するのがおすすめです。

水場が近くにあると水の確保や洗い物がしやすく、屋根がある設備は突然雨が降り出したときに避難できます。

ただし、炊事場や東家にピッタリと横づけするのは避けましょう。ほかの人が利用しにくくなる可能性があります。

共同の設備を利用する際は、ほかの人たちも気持ちよく使えるように配慮することが大切です。

木の下は枝や虫が落ちてくる可能性あり

日差しをさえぎってくれる木の下も、良いことばかりではありません。

木の下は直射日光が当たりにくく、比較的快適に過ごせる場所。日差しが強い夏場においては、とくに人気のスポットです。

しかし良いことばかりではありません。木からは枝や虫が落ちてくることがあり、また季節によっては大量の葉っぱが降り注ぎます。

タープがあれば落下物から身を守れますが、タープがない場合は、それらのリスクを考えたうえでの判断が必要です。

木に鳥がとまっているときは、フンの落下にも気を払いましょう。テントに鳥のフンが落ちると、跡が残ることもあります。

崖下でのテント設営は厳禁

テントを設営するうえで、絶対に避けるべき場所がいくつかあります。崖の下もその1つ。大きな石や倒木が、突然転がり落ちてくる可能性があります。

雨が降っている日、あるいは雨が降ったあとはとくに危険です。石や倒木の落下だけでなく、崖崩れや、急な斜面での地滑りの発生率も上がります。

崖や急斜面の下でのテント設営を避けるだけでなく、できるだけ近寄らないように気をつけましょう。

トイレの近くに設営するメリット・デメリットを考慮する

トイレとの距離は重要なポイント。利便性と快適性の両面から考えましょう。

テントの設営場所でとくに重要なのが、トイレとの距離。トイレのすぐ近くにテントを設営することには、メリットとデメリットの両方があります。

メリットはいうまでもなく、行きたいときすぐに行けること。小さい子供がいる場合はとくに、トイレが近いほうがなにかと安心です。

デメリットは、自分のテントの近くをトイレの利用者が通ること。周囲からの視線が気になる人ほど、トイレから距離をとったほうが快適に過ごせます。

またトイレが汲み取り式の場合は、ニオイが気になることもあります。その場合はトイレから距離をとるのと同時に、風向きにも注意が必要です。

メリット・デメリットの両方を天秤にかけて、トイレとの最適な距離を見つけましょう。

備えつけの照明からは適度に距離をとる

虫が嫌いな人ほど注意したいポイントです。

照明が近くにあると、夜間の行動が楽になります。料理をする際、食材への火の通り具合がわかりやすいというメリットも。

人によっては風情が損なわれると感じられるかもしれませんが、利便性を考えると照明の近くにテントを設営するのも悪くありません。

しかしキャンプ場の照明は光が強いため、たくさんの虫が集まります。これがどうしても耐えられないという人も少なくないはず。

そのため照明からはある程度距離をとるのが得策です。ただし照明の光がまったく届かない場所は、自分のランタンに虫が寄ってくるので要注意。

照明に集まる虫が自分のほうへ寄ってこないであろう距離、かつ照明の光が届きそうな場所がおすすめです。

女性のソロキャンプは近くに夫婦がいると安心

近ごろはソロキャンプを楽しむ女性が増えています。ソロキャンプは誰からも干渉されず、1人の時間を楽しめるのが魅力です。

しかし、ほかの人たちから遠く離れて完全に孤立するかどうかは、少し慎重に判断したいところ。

キャンプ場はお酒を飲む人も多く、酔った勢いにまかせて1人でいる女性にちょっかいを出そうとする人がいるかもしれません。

それが悪質かそうでないかは問わずです。

あくまでレアなケースであり必要以上に恐れることはありませんが、可能性がゼロではないぶん最低限の警戒心は持っておくべきと考えます。

そしてそのリスクを軽減するため「夫婦で来ている人たちの目が届く場所にテントを設営する」という方法を提案します。

その際には、挨拶をしたり食材を分けたりといったコミュニケーションをはかるのも効果的。どちらかに困りごとが発生した際、助けあいの行動をとりやすくなります。

これで嫌な目にあうことはないと言い切ることはできませんが、いくらか安心して過ごせるのではないでしょうか。

子供がいるキャンプほど場所選びを慎重に

子供から目を離さないことはもちろん、近くに危険なものがない場所を選びましょう。

テントの設営場所を決めるときは、「快適に過ごすため」と「危険を避けるため」の2つの観点から考えることが大切です。

そしてより重要なのは、危険を避けるための場所選び。子供がいる場合は、とくにしっかり考えなくてはなりません。

危険な場所としてすでにお伝えした崖や急斜面の下のほか、河川やダム湖、車が往来する通路、ハチの巣などの存在にも注意が必要です。

自分とその家族、または一緒に行った仲間全員が安全で快適に過ごせるよう、少し時間をかけてでも良い条件の場所を確保しましょう。

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。
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