ここは火星か、南米の砂漠か!? 伊豆大島の絶景キャンプ(その2) | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2016.04.17

    ここは火星か、南米の砂漠か!? 伊豆大島の絶景キャンプ(その2)

    今日は朝から天気も上上! 軽く朝食をとって、早速今日も歩きはじめます。岡田郵便局近くの車道から、南の大島方面に向かって進みます。この3連休は「椿祭り」の最中ということもあり、椿の花があちこちで顔を見せてくれ、足を止めてわいわい写真を撮りながらののんびりロングトレイル。お花を見つけて写真を撮ったり鳥の鳴き声を聞いたり、野性動物が登山道を横切る影を見て大騒ぎしたり。ひとつひとつの瞬間を楽しむことを忘れないようにしよう、などと思いながらスタートです。

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    溶岩が広がる向こうに、三原山が見えてきました。一体どのようにして、ここまで流れてきたのでしょう。この溶岩、ゴツゴツと重厚感があるのかと思い触ってみると、手触りがカチカチの発泡スチロールのようで空洞が多く、カラカラと音がして脆い手触り。

    三原山の山頂、一周45分の「お鉢めぐり」で一周。この周遊コースは歩道もしっかり整備されているので、トレッキングのウェアではなく普通の服装と靴の観光客らしき姿も大勢見かけます。しかし標高758mの高さと吹き抜ける強風で体温が下がりやすい場所なので、ジャケットとネックウォーマーの用意はしていった方がいいかも。体感では、この日1日のトレッキング中で一番寒かったです。やはり風は体温を奪います!

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    これが大島・三原山の噴火口!富士山の噴火口とまるで同じ形状です。静かにそこに佇みながら、息をしているような存在感が漂います。ん?そうです、三原山はいまも生きているのです!山肌のあちこちから湯気がむくむく。

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    湯気の出ている穴に手を入れると、ほんわか温かい!座っている地面からも伝わってきます。つい横になりたくなるじわじわっとしたほどよい気持ちよさ。地球の活動をダイレクトに感じます。

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    お鉢を一周した後は、三原山の東側に位置する櫛形山(標高670m)や白石山(736m)を通過しながら、三原山をぐるりと外巻きに進みます。この黒々とした荒野のような場所、これが裏砂漠と呼ばれる場所です。1日目のテキサスルートにも似た雰囲気ですが、ここはテキサスルートよりも植生がほとんどない。遮るものが何もない、ただ目の前の火山と、空と、吹き抜ける風だけ。昔映画で見た、火星か、南米の砂漠にいるみたいな錯覚!(行ったことないけど)しかしここは間違いなく、東京都大島町のはず。

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