ロングトレイルの達人は、なぜ「OUTDRY」のレインウエアを選ぶのか?

2017.06.24

「OUTDRY」(アウトドライ)という防水透湿素材をご存じでしょうか? 

アウトドアの高機能素材といえば「GORE-TEXプロダクト」が有名ですが、昨今、アメリカのアウトドアシーンでは、そのライバルとして「OUTDRY」が高く評価されています。

私・斉藤正史が「OUTDRY」のウェアを使いはじめたのは、昨年歩いた「インターナショナル・アパラチアン・トレイル」でのことでした。

カナダ・アメリカ東部は雨が多い。そんな予測のもとに、雨対策のために、プロトタイプの「OUTDRY」の製品を選んだのがきっかけです。

そして、実際のトレイルで使いつづけるなかで、「OUTDRY」の実力をまざまざと見せつけられたのでした。

 

「OUTDRY」と「GORE-TEX」の違いとは?

GORE-TEXプロダクツをはじめとする従来の防水透湿レインウェアの多くは、表地にDWR加工(耐久はっ水加工)をほどこして、表地と裏地との間に「防水透湿機能を持つ膜」(メンブレン)をはさみ込んでいました。

つまり、「3層構造」です。

伝統的なこの方法は、高い防水性能をもつのですが、私の個人的な体験では、長期間使用していると、汚れなどによってDWR加工が劣化した表生地が水分を含み、濡れたかのような感覚を感じたり、透湿が低下して、蒸れることがありました。

それにたいして、新しく開発された「OUTDRY EXTREME」は、劣化しやすい表地のDWR加工なくし、防水透湿性のあるメンブレンに直接耐摩耗加工を施すことに成功しました。

メンブレンは、吸湿素材の外側に直接ラミネートされています。

つまり、「OUTDRY EXTREME」は「2層構造」なのです。

その結果、耐摩耗加工済みメンブレンが、ウェアの最も外側の面で雨水をシャットアウト。最高レベルの防水機能をもったレインウェアが誕生しました。

また、従来のDWR加工の層がないため、長期間使用しても、劣化や汚れにより、表地が水分を含むことがなくなりました。耐久性もバツグンです。

■「OUTDRY」の詳細はこちら
http://www.columbiasports.co.jp/technology/dry/#Outdry

 

使ってみて分かった「OUTDRY」のスゴイところ

「OUTDRY」の長所は、着心地が良く、軽く、乾きやすい、という3点です。

私が驚いたのは、防水性能もさることながら、乾きやすさです。

従来の製品は、表地が劣化したり汚れたりすると、水分を含むため、乾かすのに時間がかかりました。

しかし、「OUTDRY」は乾くのが早い。短時間で乾かしてしまえるので、天候が変わりやすいトレイルでは、断然使いやすいのです。

 

とりわけ「OUTDRY」のすばらしさを体感できたのは、ブーツでした。

やむなく川の中を歩く場合、靴の中は当然濡れます。

しかし、乾くのが格段に速い。これは「OUTDRY」が水分を含みにくい素材であるからだと思います。

雨で濡れるのも嫌ですが、濡れたものを着たり履いたりするのは、もっと嫌なものです。

川を渡って完全水没したあとでも、一晩でさらさらに乾くというのは、非常に快適なことだと感じました。

→次のページでは、「OUTDRY」の中で、私が今シーズン使用しているアイテムをこっそり教えちゃいます。

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