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    2021.08.26

    2021年秋冬の新作情報。<ファイントラック>のニューモデルを一足先に大紹介!

    2021年秋冬の新作アイテムを先取りしよう!

    お盆から続く連日の雨で、ときには秋のような肌寒さも感じるこの頃。夏はまだまだ続くと願いたいですが、9月の末にもなると標高の高い所では初秋の陽気に包まれて、日本アルプスでは草木が赤や黄色に染まり始めます。アウトドアフィールドに目を向けると、寒さが身に染みる季節は割と近くまで迫っているのです。

    そんな四季の移ろいに先駆けて、アウトドアメーカー各社も秋冬の新作アイテムを随時発表。今回は「遊び手が創り手」を標榜する国産アウトドアブランド<ファイントラック>の展示会にお邪魔して、リサーチしてきた21年秋冬の新作を紹介します!

    <ファイントラック>ってどんなメーカー?

    国産ブランドのファイントラックが創業したのは2004年。後発ではあるものの、抜群のストレッチ性を持つレインウェア、汗冷えを軽減するアンダーウェアなど、これまでになかった画期的なアイテムをリリースすることで、またたく間にシェアを拡大。毎年、専門店のバイヤーやアウトドアライターが新作発表を心待ちにするほど、いまもっとも注目されているブランドです。

    ファイントラックの気になるニューアイテムはこれだ!

    展示会には新作から継続アイテムまでずらりと並ぶ。

    今回はファイントラックの秋冬の新作から、軽量保温着や高機能ミッドレイヤーなど、注目したい4アイテムをピックアップ。ほかとは違った性能と共に、それぞれの個性的な特長をチェックしていきましょう!

    1.軽量保温着にフード付きが登場!

    ファイントラックには「ポリゴン2ULジャケット」という定番の保温着があります。一見、よくある保温着のようですが、保温素材に一般的なダウンや化繊綿を一切使わず、独自開発したシート状の立体保温材“ファインポリゴン”を使用している点が、ほかと一線を画すポイントです。

    こちらのシートが”ファインポリゴン”。「ポリゴン2UL」の内側にはシートが2枚あり、シワの部分がデッドエアを生み出すことで保温性を提供する。

    この素材のおかげで、コールドスポットを減らした均一な保温性、ダウンに引けを取らない軽量性とコンパクト性、濡れても保温性が著しく低下しない、といった嬉しい特長を備えています。

    これまではジャケットタイプのみでしたが、21年秋冬からフードをプラスして保温性が増した「ポリゴン2ULフーディ」が新登場。さらにハンドポケットも加わったことで、使い勝手も向上しています。

    初春から晩春にかけてはアウターとして、真冬にはインナーとして、寒さが気になる季節やフィールドに、さっと持ち出せる保温着として活躍すること間違いなしです!

    商品詳細

    ファイントラック「ポリゴン2ULフーディ」
    価格:¥26,950
    サイズ:S〜XL、(W’s/S〜L)
    重量:250g(W’s/225g)
    ※スタッフバッグ付き

    2.驚異の汗処理能力を秘める高機能ミッドレイヤー!

    フリースなどのミッドレイヤーは、気温が下がる秋冬のレイヤリングに欠かせない定番アイテム。軽くて、速乾性があり、適度な通気性がある素材として、登山といった汗をかくスポーツでも活躍しています。しかし、昨今の吸汗速乾性ウェアと比べると、満足できるほどの速乾性を感じないモデルが多いです。

    そこで注目したいのが、ファイントラックから登場する「ドラウトソルジャケット」。こちらの商品は、見た目こそ巷にあるフリースジャケットと変わらないものの、抜群の吸汗速乾性が最大の特長。その性能は、同社が春夏用に展開しているベースレイヤーと同等というから驚きです。

    ドラウトソルジャケットに水滴を垂らすとまたたく間に表生地で拡散された。この拡散性の高さが速く乾く秘密。

    秋冬シーズンの山登りだけでなく、ウォーキングやハイキング、軽いサイクリングなど、ほどよい運動強度のスポーツシーンで、上に羽織る行動着に迷ったら「ドラウトソルジャケット」を検討してみてはいかがでしょう。

    商品詳細

    ファイントラック「ドラウトソルジャケット」
    価格:M’s ¥23,100、W’s¥22,550
    サイズ:S〜XL、(W’s/S〜L)
    重量:410g(W’s/335g)

    3.定番の防風シェルに保温性が加わりグレードアップ!

    次に紹介するウェアは、「フロウラップEXPフーディ」です。こちらのアイテムを簡単に説明すると、ファイントラックが従来からリリースしている「フロウラップ」という通気性を持つウインドシェルと、先ほど紹介した「ポリゴン2UL」を掛け合わせた商品になります。

    冬の登山やスキーなどで、保温性は欲しいけど運動中に蒸れるのは極力回避したくて、それでも防風性は欲しい、といった無理難題に応えてくれる一着がこちら。

    さらに注目したいポイントは、裏地にメッシュ生地を採用しているため、かいた汗を素早く吸収して、表面で拡散させる吸汗速乾性も備えている点。「フロウラップEXPフーディ」に秘められた特長にピン! ときた方は、ぜひ店頭で袖を通してみることをオススメします。

    商品詳細

    ファイントラック「フロウラップEXPフーディ」
    価格:¥46,200
    サイズ:S〜XL、(W’s/S〜L)
    重量:455g(W’s/390g)
    ※スタッフバッグ付き

    4.汗冷えを防ぐ冬用の肌着に女性用ブラトップが仲間入り!

    ファイントラックを代表する商品に、耐久撥水性が特長の「ドライレイヤー」というアイテムがあります。これは、かいた汗が風などに吹かれて冷えることで生じる、“汗冷え”という現象を軽減する、一風変わったアンダーウェアです。

    「ドライレイヤー」の効果を簡単に説明すると、まず肌の上にドライレイヤーを着たら、その上に吸汗ウェアを重ねます。すると、汗はドライレイヤーを通過して吸汗ウェアに吸い取られるのですが、ドライレイヤーの耐久撥水性のおかげで、吸汗ウェアの濡れた生地は肌に触れず、結果、汗冷えが軽減されるという仕組み。

    「ドライレイヤー」に水滴を垂らすと表面で水玉ができる。ただし、振動を加えると、みるみる水玉が小さくなり、下の吸水ウェアに吸収された

    いまでは、登山、自転車、ランニング、カヌーやSUPといったリバースポーツなど、あらゆるスポーツシーンに愛用者がいるほど、名実ともに紛れもないベスセラーとなっています。

    ドライレイヤーの中でも秋冬シーズンにオススメは、保温性の高い「ドライレイヤーウォーム」。こちらのシリーズに21年秋冬から、ブラトップが付いた女性用の「ドライレイヤーウォームブラトップロングスリーブ」が仲間入りします。

    「ドライレイヤーウォームブラトップロングスリーブ」を裏返した状態。独立したブラトップが内側についている。

    汗冷えだけでなく、スポーツシーンでブラカップに汗が溜まってストレスを感じるといった女性は多いようで、すでに発売されている「ドライレイヤーベーシックブラタンクトップ」を気に入って着ている方も増えていると聞きます。秋冬にスポーツをする女性にとって、「ドライレイヤーウォームブラトップロングスリーブ」は運動中の悩みを解決する救世主になるかもしれません。

    商品詳細

    ファイントラック「ドライレイヤーウォームブラトップロングスリーブ」
    価格:¥8,800
    サイズ:S〜L
    重量:105g

    気になる商品は店頭で実物を要チェック!

    注目の4アイテムを紹介してきましたが、気になった商品はありましたか? もし、いま持っている秋冬のウェアが古くなって傷んでいたら、新調するのもありですよね。ピカピカのニューモデルに身を包んで、気持ちも新たに秋冬シーズンを迎えましょう!

    ファイントラックの公式HP:https://www.finetrack.com/
    ファイントラックの直営店舗:https://www.finetrack.com/brandstore/

    私が書きました!
    山岳ライター
    吉澤英晃
    群馬県生まれ。登山用品を扱う会社の営業マンを経てフリーランスとして独立。幼少のころ家族で楽しんだキャンプでアウトドアが好きになり、大学で探検サークルに入ってから山に登り始めました。現在は山岳会に所属して、春から秋は沢登りとテンカラ釣り、冬は主にラッセル山行とアイスクライミングを楽しんでいます。

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