ビーパル通販売れ筋! 刃長10~12cmの「キャンピングナイフ」ベスト5 | 刃物・マルチツール 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.05.04

    ビーパル通販売れ筋! 刃長10~12cmの「キャンピングナイフ」ベスト5

    上はJOKERの「スタッグハンドル・アウトドアナイフ」。重量145g。下は同じく「ファイヤースチール付き ブッシュクラフトナイフ」。重量183g。

    シースナイフ(ブレードを鞘〔シース=Sheath〕にしまうナイフ)は、折りたたみナイフにくらべて構造が単純なので、頑丈かつ扱いやすい。料理から薪割りまで幅広い用途に使えるのが魅力だ。ビーパル通販で人気があるのは、刃長が10~12cmのモデル。大きすぎると持ち運びに不便だし、威圧感も強い。小さすぎると力をかけにくく使いにくい。刃長10~12cmはちょうど使いやすい大きさといえる。そのなかでも人気の5つを紹介する。

    1 、鹿角ハンドルの1点モノ! 「スタッグハンドル・アウトドアナイフ」 

    ナイフのハンドルの素材は、木材や合成樹脂が多いが、これはスタッグ(鹿の角)。天然素材だからひとつずつ模様や形がちがって、1点モノを所有する喜びがある。にもかかわらず、価格がおさえめなのがうれしい。製造しているのは、スペインの「JOKER(ジョーカー)」。同国のアルバセテという刃物の町で、1987年に創業した比較的新しいメーカーだ。

    ・スタッグハンドル・アウトドアナイフ:12,650円

    https://www.pal-shop.jp/item/A55103002.html

    スリムな革のシースが付属する。

    刃厚が0.35cmと薄めなので、料理に使いやすい。包丁のように、ブレードの根元に“アゴ”も付いているので、ジャガイモの芽取りなどもできる。ブレードの素材はステンレスなので錆びにくい。

     

    2 、フルタングで刃は薄め! 「ファイヤースチール付き ブッシュクラフトナイフ」 

    最近は、鉈のかわりにナイフで薪割りをする人が多く、薪割りのできる丈夫なナイフが求められている。このナイフも、フルタング構造(ブレードの素材がハンドルの後端まで貫通している)だから頑丈で、バトニング(ブレードの背を薪や棒で叩く)での薪割りに耐えられる。それでいて刃は薄め(0.37cm)なので、料理にも使いやすい。近年、ファイヤースチールで火おこしをする人も多いが、このナイフにはファイヤースチールが付いていて、なおかつシースに装着できる。重量約183g。

    ・ファイヤースチール付き ブッシュクラフトナイフ:19,580円

    https://www.pal-shop.jp/item/A55103002.html

    ハンドルは手ざわり良好なウォールナット材。革製シースのポケットにファイヤースチールを装着できる。

    ファイヤースチールのほか、ファイヤースチールをこするためのストライカー(下)も付属。

    ブレードの素材がハンドルの後端まで貫通しているフルタング構造。ブレードの素材はステンレス。

    バトニングで薪割り。

     

    3、研ぎやすい白鋼! 「鍛造フルタング アウトドアナイフ〈独遊〉」 

    日本有数の刃物の産地、高知県の鍛冶屋「トヨクニ」が白鋼を叩いて鍛えたコンパクトナイフ。白鋼は炭素を多く含み、切れ味が鋭く、研ぎやすい。フルタング構造なので、バトニングにも最適。ハンドル部分にはパラシュートコードが巻かれていて、4つの色から選ぶことができる。

    ・鍛造フルタング アウトドアナイフ〈独遊〉:13,900円

    https://www.pal-shop.jp/category/IP_001_000_000/A55007002.html

    「鍛造フルタング アウトドアナイフ〈独遊〉」。重量180g。ハンドルのパラコードの色は、上から「ブラック」「グレー」「オレンジ」「グリーン」。ブレードの表面には鍛造ナイフならではの槌目が施されている。

    牛革ケースが付属。

    刃厚は0.45cm。頑丈さは十分。

    4、G10ハンドル、カイデックスケース! 「アウトドアナイフ〈MASANO〉」 

    こちらもトヨクニ製だが、ブレードはステンレス、ハンドルはG10(ガラス繊維を固めた素材)、シースはカイデックス(合成樹脂)という現代的なスタイル。ファイヤースターターも付属している。海外でも人気の高いトヨクニが海外のアウトドアユーザー向けに企画したモデルである。水濡れを気にせずに使うことができるので、川や海に持っていくのにピッタリ。

    ・アウトドアナイフ〈MASANO〉:16,500円

    https://www.pal-shop.jp/item/A55001002.html

    アウトドアナイフ「MASANO」。重量380g。

    カイデックスとナイロンの薄型シース。

    カイデックスのシースにファイヤースチールを装着することができる。

    シースの裏側には開閉式のベルトループも付いている。ズボンのベルトをはずさなくても、ベルトに装着することができる。

    フルタング構造なのでバトニングもOK。刃厚は0.4cm。はまぐり刃(ブレードの断面がはまぐり状に丸みを帯びている)に仕上げているので頑丈。

    5、ナイフ感覚で扱える! 「多喜火鉈」 

    最後の1本は鉈だが、ナイフ感覚で扱えるのでご紹介したい。刃の幅が狭いスリムな形なので、とても軽い。薪を割る作業だけでなく、薪を削って焚き付けを作るという作業にも使いやすい。製造しているのは、新潟県三条市の「BABACHO」。明治25年創業の金物卸問屋、馬場長金物が新しく立ち上げたブランドだ。

    ・多喜火鉈:9,350円

    https://www.pal-shop.jp/item/A55008006.html

    BABACHOの多喜火鉈。重量300g(シース含む)。

    牛革製の鞘が付属。スナップボタンで2か所を固定できるので安全。

    SK鋼のブレードの根元をウォールナット材で挟み込むようにした独特の形状。フルタング構造なのでとても丈夫だ。刃厚は0.5cm。

    鞘はベルトに装着可能。

    鉈は片刃のものも多いが、これは両刃。薪をまっすぐ割りやすい。

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