アウトドアナイフの登竜門!オピネルの魅力を徹底解説 | BE-PAL

アウトドアナイフの登竜門!オピネルの魅力を徹底解説

2020.10.16

 

アウトドアライター村石太郎さん/約20年間に亘り、北アラスカの原野を旅してきた、通称アラスカ太郎。登山装備や登山道具史にも精通し、世界各国を取材して回る。4年前オピネル本社も取材。著書に『山岳装備大全』(共著・山と溪谷社)など。

創業130年。不変のデザインはアウトドアナイフの登竜門

気持ちいい景色を眺めながらリンゴの皮を剥く。落ちてる小枝をちょっと削って遊んでみる。そんなとき絵になるのが、フランス生まれの「オピネル」。1890年に誕生して以来、その代名詞であるポケットナイフは、不変のデザインを誇り、まさにアウトドアナイフのど定番。

右からステンレス#10コークスクリューナイフ ¥4,200、ラウンドティップステンレス#7 ¥2,200、ステンレススチール#8 ¥2,100

右はNo.10にコークスクリューが付属したもの。中央はキッズのファーストナイフとして先端を丸くしたタイプ。左は王道No.8でオピネル本社を取材時に名入れしてもらったモデル。

ハイキングのバックパックには、ボトルにカップ、シンングルバーナー、コーヒー道具に食材とオピネルを欠かさない。

「アラスカ旅のときはプラスチックの柄が実用的なスパイダルコ、山での縦走にはプライヤーがあるレザーマン。で、ちょっとしたハイキングにオピネルを携行していくかなぁ」

と、アウトドアライターの村石太郎さん。必須ではないけれど、ちょっと食材を切ったり、袋を開けたり。日常生活に一本あると何かと役立つ。本国フランスでは、街の金物屋から高級デパートまで扱っている庶民的ナイフで、まさに仏版肥後守だ。

フランスに取材に行ったとき、現地で購入したキッチンシリーズ。ナイフ同様、刃の硬さが丁度良く、食材を切るのに活躍中。

「利便性はもちろん最新のナイフのほうがいいんだけど、持っていて楽しいし、味わいがある。男っぽくないところが、かえっていいのかも」

プラスチックは劣化していくだけだが、オピネルの木のハンドルは、使い込むほど味が出る。

「じつは一時期、時代遅れな気がして使わなくなったこともあるんだけど、なんか最近、やっぱいいなぁって。不変の物には不変の魅力がある」

カラフルな柄が目を引く、テーブルナイフ。ブレード長11㎝で小回りがきくので、肉やチーズが切りやすい。日本では8色展開。

30年ほど前はカーボン刃のものしかなく、濡れると開かなくなるのが難点だったが、いまはステンレスが主流で手入れも楽になった。男性の手になじみやすい全長19・2㎝の№8は、いまでもアウトドアナイフの売れ筋で一、二を争う。

「この刃が好きなんですよ。硬すぎず柔らかすぎず。何を切っていても使い心地がしなやかで、手になじむ。だからついつい持ち出しちゃうんです」

ピクニックに携行したい
料理用ミニマムセット

ノマド クッキングキット ¥9,500

マイクロファイバーのキッチンタオルにカッティングボード、刃の形状が異なるナイフ3種をセット。ワインオープナー内蔵のナイフ、波刃のパン切り、野菜の皮むきに便利なピーラーと、これでキャンプ調理もお任せ。
コークスクリューNo.10 ●刃長=約100㎜●重さ=約75g
ブレッドナイフN0.12 ●刃長=約120㎜●重さ=約112g
ピーラーNo.6 ●刃長=約60㎜●重さ=約22g

 

最新鋭の機能を装備した
ブッシュクラフトモデル

エクスプローラー#12 ¥6,800

実用重視の水に強い樹脂製ハンドルタイプも登場。ハンドルの先端はホイッスルとして使用できるほか、ファイヤースターターが内蔵され、金具を引き出せばカッティングフックも飛び出す。防災用として常備しておくのも手。
●全長=約260㎜●刃長=約100㎜●重さ=約175g

 

家でもアウトドア気分を満たす
キッチンシリーズ

上からカービングフォーク ¥3,800、ブレッドナイフ ¥4,800、サントクナイフ ¥5,500

サイズや用途がさまざまなキッチンシリーズも充実。BBQでも活躍するカービングフォークや、カーブした波刃で食材が切りやすいブレッドナイフ、普段の調理に最適な錆びにくいサントクナイフなど。柄はブナ材を使用。
カービングフィーク●全長=約300㎜●重さ=約93g
ブレッドナイフ●刃長=約210㎜●重さ=約107g
サントクナイフ●刃長=約170㎜●重さ=約155g

問い合わせ ハイマウント03(3667)4545 

※構成/大石裕美 撮影/山本 智
(BE-PAL  2020年6月号より)

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