日本茶専門店にある「あの箱」がじつはキャンプに超便利!その魅力とドレスアップの方法を伝授 | BE-PAL

日本茶専門店にある「あの箱」がじつはキャンプに超便利!その魅力とドレスアップの方法を伝授

2021.10.06

いよいよ本格的なキャンプシーズンが到来です。段々と寒くなるにつれ、持っていく道具も多くなることでしょう。今回は、そんな多くなりがちなキャンプ道具の収納にぴったりな「お茶箱」を紹介します。

「お茶箱」とは、もともとは日本茶を製造する過程で茶葉を保存・保管したり、産地から地方のお茶屋さんへの発送に茶葉を入れて運ぶためにつくられた木箱です。

杉材でつくられたお茶箱は、30kg前後の茶葉を入れて運ぶため大変頑丈に作られています。大切なキャンプ道具の保管や運搬にピッタリなのです。

大小様々なサイズがある「お茶箱」

右が原型、中央と左がトタンを配した一般的な茶箱。

茶箱は、茶葉を入れるキロ数を目安にサイズがあります。小さなもので5kg、大きいもので40kgがあります。実用や荷物を入れての運搬を考えると20kgから15kg10kgサイズが使いやすい大きさでしょう。新品もいいですが、使い古された味わいあるお茶箱もキャンプ道具の収納にぴったりです。

それでは、この茶箱がなぜいいのか、そのポイントを紹介します。

魅力は「頑丈で気密性が高い」

本体だけでなくフタの裏にもトタンがついています。

外側は杉材で作られたお茶箱は、内部が茶葉の保管(湿度や水分から茶葉をまもるため)のためにトタン材を配しています。トタンははんだ付けしてしっかりと貼られており、とても気密性が高いのが特徴です。

ランタンや燃料ボトルなどを入れておくのにもピッタリで、ふいに燃料漏れでも外に漏れだしません。

キャンプではそのまま車から出してテーブルにもなります。

また、お持ちのイスなどのサイズに合わせて、大きなものはテーブルとして、小さなものはイスとしても使えます。また、フタを裏返せばトタン材が張り付けてあるので、熱にも強く、バーナーなどの火器類を使うことも可能です。

プチカスタムでさらに使い勝手アップ

ゴム脚は本体に穴を開け、ボルトで固定すれば完成。

底にゴム脚をつけるプチカスタムです。気密性が高い茶箱ですが、これなら地面が濡れていてもさらに安心です。ホームセンターで手に入るゴム脚を付けました。

通常の木箱には持ち手がないため、取り付けておくと便利です。

フタをかぶせるところをグルッと囲むようにサン(フレーム)があります。そこをつかんで持ち手替わりに運ぶことができるのですが、このように両サイドに持ち手をつけて、持ちやすさをさらにアップできます。

今回は鉄製の持ち手を木ねじで取り付けました。お好みの持ち手をホームセンターなどで探してみてください。注意点は、本体の茶箱が20kgサイズだと総重量で約5kgの重さがあります。耐荷重のしっかりした持ち手を付けましょう。

見た目にもこだわるプチカスタム

うどん粉のりを剥がしているところ。洗った後はしっかり乾かしましょう。

まず茶箱の周りに貼られている帯状の紙を剥がします。茶箱はほとんど自然のものだけで作られています。こういった紙の貼り付けには、天然のうどん粉のりを使用しているため、ぬるま湯やお湯をつけながらたわしで擦るのがおすすめです。

杉材を使用しているので、炙ることで焼杉になります。

紙をはがしたら、ガスバーナーを使って側面から底面、フタまですべて炙ります。深みのある見た目になるだけでなく、表面に炭素層を生み出し、耐久性を向上させることができるのです。

奥が元の状態、手前が炙って完成した状態。

注意すべきことは、必ず革製などの耐熱グローブをつけること。火元には十分注意して、屋外の安全な場所で行ないましょう。

シルクスクリーンプリントやステッカーチューンでオリジナル茶箱に

写真は手刷りのシルクスクリーンプリントですが、お気に入りのカッティングステッカーや、ステッカーを貼り、自分だけのオリジナル茶箱をカスタムするのもより愛着がわいて楽しいです。

日本茶専門店さんでは、古いお茶箱を置いているところが多くあります。有料だとは思いますが、譲ってもらえるかもしれません。また、実家の押し入れや物置きなどに眠っているお茶箱があれば、それを再利用をして、キャンプ道具入れにプチカスタムはいかがでしょうか。

私が書きました!
大島清吉商店 代表取締役
大島崇嗣
大正初期に茨城県古河市にて創業した日本茶販売店の4代目。アウトドア好きの趣味が高じて、アウトドア雑貨の販売も行なう。お店やイベント出店、SNS等での活動を通じ、日本茶をアウトドアやキャンプで飲むおいしさや楽しさを多くの人に知ってもらい、日本茶好きな人を1人でも多く増やすのが使命。
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