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新装開店!【長野修平の 青空工房 第1回】鉈で作る剥ぎ板皿

2016.08.13

長野流道具学と一緒に、ネイチャークラフト制作をご紹介。
1回目は、鉈で作る剥ぎ板皿です。

キャプチャ

用途に合わせて使い分けるのが鉈 長野さん愛用の鉈の一部。右から2本は薪割り用の両刃鉈。柄を5 回取り替えた20年使用の大きい鉈は、その重さにより最小限の力 で薪が割れる。次の1本が片刃鉈。杭など木を削る作業や枝打ちな どに使う。4本目は竹鉈で竹を割ったり削いだりするほか、箸作り などの細かい削り作業にも使える。最後の2本は剣先鉈。右は刃の カーブが枝葉を捕らえるので藪払いに、左は塊肉料理用のナイフと して使うことも多々。ホームセンターやアウトドア店で購入可能。

用途に合わせて使い分けるのが鉈
長野さん愛用の鉈の一部。右から2本は薪割り用の両刃鉈。柄を5回取り替えた20年使用の大きい鉈は、その重さにより最小限の力で薪が割れる。次の1本が片刃鉈。杭など木を削る作業や枝打ちなどに使う。4本目は竹鉈で竹を割ったり削いだりするほか、作りなどの細かい削り作業にも使える。最後の2本は剣先鉈。右は刃のカーブが枝葉を捕らえるので藪払いに、左は塊肉料理用のナイフとして使うことも多々。ホームセンターやアウトドア店で購入可能。

割る・剥ぐ

今回使うのは両刃の鉈。刃に厚みがあり左右に均等に力が加わるた め、割り裂くという作業に最適。刃先はガンガン打ち付けるので鈍 角に研いで刃こぼれしにくくしている。このほか、木槌や丸枝など 叩く道具、くさび(堅いクリの木で自作したくさびを使用。ホーム センターで販売している鉄やプラスチックのものでもOK)を用意。

今回使うのは両刃の鉈。刃に厚みがあり左右に均等に力が加わるため、割り裂くという作業に最適。刃先はガンガン打ち付けるので鈍角に研いで刃こぼれしにくくしている。このほか、木槌や丸枝など叩く道具、くさび(堅いクリの木で自作したくさびを使用。ホームセンターで販売している鉄やプラスチックのものでもOK)を用意。

キャプチ6ャ

木の芯を使うと割れやすい。まず、芯からややはずれたところで、丸太(直径10〜15㎝くらい)を割る。

キャプチ8ャ

鉈を入れて割れ目を作ったら、その隙間にくさびを挟み、木槌で上から叩くと木の繊維に沿ってきれいに割れる。

キャ9プチャ

ふたつに割ったものを、さらに鉈で2等分にする。このように木の繊維に沿って薄く割ることを剥ぐという。

キ22ャプチャ

木に厚みがあれば、さらに剥いで、4枚の板をとることができる。これをさらに薄くて大きくしたものが屋根材だ。

キ22ャプチャ

皿の裏側になるほうは、座りがよくなるように整える。まずはへの字になるように縁側を鉈で割り取る。

キャ12プチャ

次に、レンガやブロックで裏側をこすり、接地面を平らにする。これでがたつきがなくなり、物を載せても傾かない。

 

磨く

キ22ャ3プチャ

マイナスドライバー(プラスドライバーなど、先の尖っていないも のならなんでもOK)、ペンチやニッパー(細かいものが挟めて力が 入りやすいもの)、金ブラシ、うづくり(カルカヤという植物の根を 水にさらしたあと、干して麻ひもで円形に束ねた道具。なければも ちろん普通のたわしで構わない)を用意。

キャ333プチャ

木の繊維の溝に沿ってマイナスドライバーを当て、ささくれを引き起こす。刃物だと掘れてしまうので使用不可。

キャプ66チャ

引き起こしたささくれをペンチでつまんで剥がす。だいたい剥がれたら金ブラシを掛け、再度ささくれを剥がす。

キ666ャプチャ

木の板をうづくりで磨きながら削ぎ落として木目を浮かび上がらせる。この技法を道具と同じく、うづくりと呼ぶ。

キャ999プチャ

木の繊維の細かい凹凸を残した剥ぎ板皿が完成。磨いているとついつい夢中になってしまいますが、ほどほどに。

教えてくれた人

キャプ3チャ

長野修平さん
ネイチャークラフト作家。薪ストーブ、薪釜、焚き火ピットとほぼ一年中薪を扱うため、鉈は生活必需品。焚き火料理も得意。

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