お気に入りのマグカップをそっとテーブルに置いたとき、その下に敷いたのが自分で作ったコースターだったら、ちょっと特別な気分になりませんか。
コスパよく気軽に作れるアイデアや、素材についてご紹介します。
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おうち時間にぴったり!コースターを手作りする魅力
世界に一つしかない、自分だけの手作りギアがあるだけで、キャンプの時間はぐっと豊かになります。
手作りコースターの魅力は、見た目のかわいさやおしゃれさだけではありません。素材を選び、形を決め、仕上げるまでの工程すべてが思い出になり、使うたびに「これ、自分で作ったんだ」とちょっと誇らしい気持ちにもさせてくれます。
木のぬくもりや布のやさしい手触り、自然素材の色合いは、キャンプサイトの雰囲気と相性抜群。テーブルの上に置くだけで統一感が生まれ、サイト全体がぐっとおしゃれに見えます。さらに、家でのコーヒータイムにも使えば、いつもの暮らしにも大活躍です!
手作りコースターに使えるおすすめの材料
家にあるもので作れる素材

古着のデニムや余った布切れは、キャンプサイトでラフに使えるタフな素材。
牛乳パックを芯材にすれば折れにくく、持ち運びにも便利です。「自宅で眠っていたものがキャンプ道具に生まれ変わる」というのもアウトドア好きにはうれしい発見です。
100均や手芸店で手に入る便利アイテム

フェルトやコルクシートは100均で手軽にゲット可能。
耐熱性があり、マグやシェラカップを置いても安心です。タイルやレジンなどもそろうので、仲間と一緒にワークショップ気分で作るのも楽しい時間に。
自然素材やリサイクル素材でサステナブルに作る

キャンプ場で拾った小枝や流木を組み合わせると、ナチュラル感たっぷりのコースターに。
ワインを飲んだ後のコルクを再利用して作ると、ストーリー性も加わります。アウトドアで自然に触れ、そのまま作品に生かせるのは、キャンパーならではの楽しみ方です。お子さんとのキャンプの思い出作りにもぴったりです。
初心者向け!簡単に作れるコースターアイデア7選

布で作る|ミシン不要の簡単コースター
厚手の紙や牛乳パックをコースターの形にカットします。そして、布を切って重ねて両面テープで貼るだけ。この方法であれば、針と糸が不要なのでささっと作れてしまいます。
チェック柄やカモフラ柄を選べば、キャンプサイトにぴったりに。好みの雰囲気のものを選んで作ってみましょう。薄くてかさばらずに持ち運べるので、ソロキャンにも便利です。
毛糸で作る|丸くてかわいい編みコースター

毛糸で三つ編みを作ったら、くるくる丸く巻くだけで作れる編み風コースターは、温かみ抜群!厚さを変えるには、毛糸を2本どりや3本どりにして、三つ編みしていくとふっくらした仕上がりに。
温かいコーヒーをのせれば、秋冬キャンプでカフェ気分が味わえます。ホットココアやホットミルクにも最適。
フェルトで作る|ハサミだけでOKな張り合わせタイプ
フェルトを使えば、ハサミで切って貼るだけで完成します。
耐久性があり、軽いので持ち運びにもぴったり。シェラカップやマグカップの下に敷けば、テーブルを傷から守ってくれます。
紙で作る|折り紙&クラフト紙の和風デザイン
和紙や折り紙、クラフト紙をラミネートして仕上げれば、軽くて丈夫なナチュラルな雰囲気のコースターに。
和柄を選べば、焚き火の灯りと相まってしっとりした雰囲気を演出できます。
タイルで作る|本格派DIYなのに超簡単
モザイクタイルを組み合わせれば、夏キャンプの冷たいドリンクにぴったりの涼しげなデザインに。
タイルのカラーやサイズを組み合わせて、自分だけのオリジナルを作ってみましょう。
水滴が落ちてもサッと拭けて実用的です。タイル使用という本格的なDIY風ですが、組み合わせるだけなので作るのはとても簡単です。
木製で作る|ウッドスライス&焼きペンを使ったナチュラル風
丸太をスライスして作るだけのコースターは、まさに自然から生まれたギア。焼きペンで名前やロゴを入れれば、世界に一つだけのオリジナルに。
焚き火台の横に置いたマグを引き立ててくれます。表面のざらつきをヤスリで整えれば完成です。
レジンで作る|透明感がおしゃれな今どきデザイン
花や葉っぱをレジンに閉じ込めて固めれば、透明感があり自然を切り取ったようなコースターに。
偶然見つけた葉脈だけの葉っぱや、乾燥させたイチョウの葉など思わず閉じ込めてみたくなります。光を透かすと美しく、キャンプの昼下がりにテーブルを彩ってくれます。
作り方の基本ステップ

必要な道具と準備物
手作りコースターは、特別な道具がなくても大丈夫。
必要なのは「はさみ」「ボンド」「ニス(または防水スプレー)」、この3つがあればOKです。木製の場合は「紙やすり」や「オイル」、布の場合は「アイロン」や「針と糸」があると仕上がりがぐっときれいになります。
素材は、布・フェルト・木のスライス・クラフト紙・レジンなど、自由に選べばOK!キャンプの雰囲気に合わせて、自然素材や落ち着いたトーンの色味を選ぶのもおすすめです。100均や手芸店でそろえられるので、思い立ったらすぐ始められるのも魅力。
レジンを使用する場合は、UV硬化用のLEDライトも100均で揃います。
作業時間の目安
1枚あたりの制作時間はおおよそ30分前後。シンプルな布コースターなら10〜15分で作れることもあります。毛糸のコースターは、20分程度で作成できました。
週末キャンプの前夜や、ちょっとしたおうち時間に作るのにぴったり。何枚かまとめて作っておくと、仲間や家族分もそろえられます。
作業の流れはとてもシンプル。
まずは素材をカップより少し大きめにカットし、貼り合わせや縫い合わせで形を作ります。
仕上げに防水スプレーやオイルを塗って乾かすだけ。道具を片手に気軽に作業できるので、工作感覚で楽しめます。
失敗しないコツ&注意点
きれいに仕上げるコツは「焦らず、薄く、丁寧に」。
ボンドは多くつけすぎると表面にシミができるので、薄くのばすのがポイント。布のシワは貼る前にアイロンで伸ばしておくと、仕上がりが格段に美しくなります。
木製の場合は、表面を紙やすりで軽く整えてから塗装するとツヤ感がアップ。レジンなら気泡を竹串でつぶすと、透明感のある仕上がりになります。作業中は新聞紙などを下に敷いて、テーブルが汚れないようにしましょう。
キャンプ用に使う場合は、防水加工をしっかりしておくのが大切。朝露や飲み物の水滴に強くなり、長く使えます。
おしゃれに仕上げるアレンジアイデア

名入れ・ステンシル・刺繍で個性をプラス
布や木のコースターに、ステンシルで名前やロゴを入れると一気にオリジナル感が出ます。「CAMP LIFE」「OUTDOOR STYLE」など、短い英字を入れるだけでも雰囲気が変わります。刺繍でワンポイントを入れるのもおすすめ。
自分のギアに統一感が出て、愛着がぐっと深まります。
色合わせや形で遊ぶ!季節感のあるデザイン例
コースターは形や色で印象が大きく変わります。春は淡いピンクやミントグリーン、夏はターコイズやベージュ、秋はオレンジやブラウン、冬はグレーやネイビーなど、季節のカラーを取り入れると雰囲気がアップ。
形も丸、四角、六角形など自由にアレンジして、サイト全体のコーディネートに合わせるのも楽しいですね。
シリーズで揃えてカフェ風テーブルコーデにも◎
同じ素材・デザインでシリーズ化すると、まるでカフェのような統一感に。焚き火テーブルや木製ラックに並べると、写真映えも抜群。仲間同士で色違いのコースターを作るのもおすすめです。
キャンプの食事シーンが一気におしゃれに見えて、お家でも使いたくなっちゃいます。
作ったコースターの活用シーン・保存方法

プレゼント・プチギフトに使うときのラッピング例
手作りコースターは、プレゼントにもぴったり。クラフト紙で包んで麻ひもで結べば、ナチュラルで温かみのあるギフトになります。キャンプ仲間に「この前のキャンプの思い出に」と渡すと喜ばれること間違いなし。
小さなタグに手書きのメッセージを添えると、より気持ちが伝わります。
普段使いで劣化しないための注意点
長く使うためには、お手入れも大事。使用後は濡れたまま放置せず、しっかり乾かすのがポイントです。
木製やレジンタイプは柔らかい布で拭き取るだけでOK。防水スプレーやオイルを定期的に塗り直せば、キャンプでも長く愛用できます。
コースター以外へのリメイク活用術
コースターをそのまま飾りや小物として使うのもおすすめです。
木製タイプは壁に吊るしてネームプレートに、布タイプは小さなポケットや鍋敷きにもリメイク可能。
シリーズで作ってフックに並べると、キャンプサイトの装飾にもなります。「使う」だけでなく「見せる」ギアとしても楽しめるのが、手作りの魅力です。
身近なもので手作りのコースターを作ってみよう!

コースターは、材料選びから完成までシンプルで初心者でも作りやすいアイテムです。キャンプギアをすべて買いそろえるのも楽しいけれど、自分の手で作ったものを取り入れると、キャンプ時間はもっと豊かになります。
お気に入りの素材を選んで、自分らしいデザインに仕上げれば、それはもう世界に一つのギア。ぜひ、キャンプの楽しみの一つとして手作りにチャレンジしてみてくださいね!







