【子育てパパ長野修平の青空日記vol.13】土窯を使ってふっくら、にこにこパン焼き大会

いつも焚き火を使った野趣溢れる料理を披露してくれる長野さん。でも今日はなんだかちょっと緊張気味。なんでも、庭の片隅にデンと構えた土窯で、パン焼きに挑戦です！

長野家の土窯

木材で組んだ土台の上に、土と砂とわら（断熱効果を高めて熱効率を上げられる）を混ぜて作った土窯を設置。仲間と数人がかりで４日間かけて完成させたもの。周囲には火鋏や火吹き竹など土窯グッズが並ぶ。

下準備

土窯を温めるため、朝６時から火入れ。３時間ほど薪を燃やしたら、火を取り出して200度Ｃまで冷ます。

土窯パンの作り方

材料（大1 個、小7 個分）：強力粉400g、砂糖15g、塩10g、酵母（白神こだま酵母）8g、温水260cc

強力粉に砂糖と塩を加えて混ぜたら、温水少々（分量内）で溶いた酵母を加え、さらに残りの温水を加えて混ぜ合わせる。

耳たぶぐらいの固さになるまでこねたら、ひとつにまとめて１次発酵させる。寒いときは温水を入れた発泡スチロールの容器で温めるといい。

1時間ほど発酵させたら、生地を1個1個の大きさに分割して丸め、好みの形に形成する。

形を整える。

発泡スチロールの容器に入れて１時間ほどおき、２次発酵させる。酵母の働きで生地が大きく膨らんだら完了。

180〜200度Ｃに温めた土窯に生地を入れ、20〜30分ほど焼く。温度が下がるような場合は、窯の隅におき火をおき、温度を調整する。

土窯パンの完成！　スコーンのように外側は若干固めだが、なかはふっくらしていて素朴な味わい。

次回は、土窯で料理を作っていきます！

【教えてくれた人】

長野修平さん
枝、流木などの自然素材を用いたクラフトに定評があるネイチャークラフト作家。料理の腕もプロ級。

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