キャンプにもってこい!ベネズエラのソウルフード「アレパ」の作り方

2020.06.19

私が書きました!
ライター兼ラテンアメリカ愛好家
志田岳弥
1991年、東京都八王子生まれ。琉球大学農学部を卒業後、ペルーで2年間を過ごす。帰国後、日本流通産業新聞社に記者として入社。2年後に会社を辞めて再び南米へ渡航し、チリのサーモン養殖を取材。「月刊養殖ビジネス(緑書房)」などに寄稿。岐阜県飛騨市在住。カヤックのほか、外遊びは何でも好きです。最近はフライフィッシングがマイブーム。

ベネズエラのおにぎり?「アレパ」とは

南米には、キャンプに向いている料理が多いのをご存知でしょうか?その中の一つが、ベネズエラのソウルフード「アレパ」。トウモロコシ粉を使った薄焼きのパンで、好きな具材を入れて手で食べるのが特徴です。親しまれ方としては、日本のおにぎりに近いかもしれません。今回は、そんな南米版おにぎり的な「アレパ」の作り方をご紹介します。

アレパについて、もう少しだけ解説しておきましょう。「とうもろこし粉を使った薄焼きのパン」と書きましたが、もしかすると異論を唱える方がいるかもしれません。なぜなら、アレパの厚さは地域や食べ方によって異なるからです。とうもろこし粉というベースは変わりませんが、分厚いアレパもあれば、揚げるもの、甘く味付けしたアレパもあります。本記事で紹介するのは、ベネズエラでオーソドックスなアレパです。

「ベネズエラのソウルフード」というタイトルにも、南米では物言いがつくでしょう。実は、コロンビアでも非常に愛されている料理だからです。スペイン人が南米を征服しにやってきたのは15世紀。その頃すでにアレパが存在していたとされているものの、どこが発祥地かは定かでありません。ただ、ベネズエラの人にとってアレパがソウルフードなのは、間違いなく事実です! 

材料(4人分)

生地

  • とうもろこし粉・・・1カップ(200cc
  • 塩・・・小さじ1杯

具材

  1. 蒸し鶏・・・鶏ムネ肉、レタス、トマト、マヨネーズ、塩こしょう
  2. アボガドのタルタルサラダ・・・アボカド、ゆで卵、マヨネーズ、塩こしょう
  3. ベーコンエッグ・・・卵、ベーコン、チーズ

 

作り方

塩と合わせたとうもろこし粉に水をゆっくりと加えながら、手早くかき混ぜていきます。水加減は、生地が手に付かなくなる程度。親指の付け根あたりを使って生地をよくこね、まとまってきたらOKです。

次に、生地を手のひらで円盤状に伸ばしましょう。生地を両手で挟んでくるくる回して平らにしたら、同じく両手で押しつぶすように伸ばします。生地の外側が割れないように、少しずつ形成するのがコツ。 厚さは好みによりますが、1.5cm前後がおすすめ。あまり分厚すぎると、火が通りにくくなるためです。

 薄く油を引いたフライパンを中火で熱し、黄金色の焼き目が付くまでアレパを焼きます。十分に火が通ったかどうかは、表面を叩いて確かめます。軽く弾むような感覚になれば食べごろです。

熱いうちにナイフで入り口を作り、具材を詰めたら出来上がりです。今回は、アボカドのタルタル、鶏ムネ肉、ベーコンエッグ、レタスとトマトを用意しました。作り方をざっと説明すると、蒸し鶏は鶏ムネ肉を蒸して細かくさくだけ。レタスやトマトと一緒に挟んで、マヨネーズと塩こしょうで味付けします。アボカドのタルタルサラダは、角切りにしたアボカド、細かく刻んだゆで卵をマヨネーズで和えて完成です。ベーコンエッグは、卵とベーコン、チーズを一緒に炒めるだけと超簡単。南米でもよく具材として使われています。

15世紀以前にあったアレパが、アウトドアに向いてないはずがありません。キャンプでは、焚き火とスキレットでアレパを焼いてもいいでしょう。きっと南米の先住民族も焚き火でアレパを作っていたと思います。家族でのキャンプなら、小さめに生地を伸ばし、いろいろな具材を楽しむのもおすすめ。調理は簡単なので、子どもも参加できます。ベネズエラのソウルフード「アレパ」、ぜひ家庭やキャンプで作ってみてください!

この記事をシェアしよう!

関連記事

『 料理・レシピ 』新着ユーザー投稿記事

『 料理・レシピ 』新着ユーザー投稿写真

『 料理・レシピ 』新着編集部記事

おすすめ記事