白馬で遊ぶならMTBがサイコー!

2018.06.21

6月9日(土)~6月10日(日)、長野県白馬村で開催された「HAKUBA DISCOVERY  RIDE2018」というイベントに参加してきました。このイベントは地元のMTBサークル「白馬MTBクラブ」の有志たちによって3年前から毎年行われているもの。いまのところクラブ会員および関係者、その知人のみ参加可能なテストイベントだが、いずれは一般参加者も募って行う予定だという。

「な~んだ一般の人は参加できないのか」

いやいやそう言わずもう少しお付き合いを!

このイベントは速さ競うレースではなく、MTBのライドを通じて白馬の自然や文化を満喫しようというのがその趣旨。いちおうスタートとゴールは設定されているけれど、ルートは参加者自身が己の体力やテクニックを鑑みて決めるというルールなのだ。スタート前に配られたマップを頼りに岩岳のMTBダウンヒルコースや、シングルトレイル、林道、砂利道、散策路などを組み合わせてゴールまで走る。つまりこのイベントに参加せずとも白馬に来れば誰でも同じ道を走ることはできるし、同じような体験もできるというわけ。

朝9時、いよいよスタート! 神奈川県在住で白馬の右も左も分からない筆者はひとまず近くにいた地元のライダーさんの後について走ることにしたのだが……。

僕を含めた15名ほどのグループはまずスタート地点である岩岳スキー場のゴンドラで山頂まで上がる。やや雲が多いものの、雪化粧をした北アルプスの山々を望む素晴らしいロケーションだ。しかし、喜んでいられたのも束の間。一行はゲレンデ脇の林に伸びる細い獣道へ。そこにあらわれたのは坂というより崖のような急斜面が連続する見たこともないような超ハードなシングルトレイルだった。

「ここを自転車で下るのか……」

MTB走ったらどうなるかまるで予測できないすさまじいアドベンチャー感。意を決して下ってみるもすぐにフロントタイヤを滑らせて転倒。まるで漫画のようにコース外へゴロゴロと転がり落ちる憂き目に……。後に聞いたところによると、本場アメリカからやってきたMTBライダーでさえ「この道はダブルブラック(超ヤバイ)だ」と言っていたらしい。ひえ~何てところに来てしまったんだ。

 しかし、その阿鼻叫喚の前半を終えるとあとは適度なアップダウンが続く平和で楽しいライドに。白馬のあちこちに点在する未舗装路を走りつないで里山風景を堪能しました。昼食は同じ日に白馬村で開催されていた「クラフトビールマルシェ」の会場で食べることになっていたのだが、ここでビールを飲んで途中リタイヤする参加者が続出。まあそうなりますわね(笑) お酒の飲めない筆者はミスコースやパンクなど、ときおり現れるトラブルをグループの皆で協力して解決しつつ無事にゴールまで到着。ちなみにこの日のハイライトは白馬村を流れる平川の川渡り。日常生活では決して味わうことのできないスリリングな体験でありました。

近年、白馬村はこのような自転車を活用した観光誘致に力を入れているそう。レンタサイクルのほか、空気入れや工具の貸し出しといったサイクリスト向けのサービスを行うサイクルステーションが整備され、MTBツアーなども行われている。この夏はいっちょMTBとともに白馬へ訪れてみては?

イベント前のブリーフィングの様子。向かって一番左にいる御仁がイベントプロデューサーの三橋 淳 氏。世界一過酷なラリーとして知られる「ダカールラリー」にライダー、ドライバーとして幾度も参戦し、クラス優勝も果たしているスゴい人なのだ(MTBも超ウマい)。

イベントには白馬MTBクラブの子どもたちをはじめ、総勢70名が参加。それぞれのルートで白馬をディスカバリー(発見)しました。

岩岳山頂からの風景。北アルプスを望みながらのライドは爽快そのもの。

今回使用したのはカナダの自転車ブランド、コナの「BIG HONZO DL」というモデル。最近はリアサスペンションを持たないシンプルなリジットフレームにエアボリュームの大きいセミファットタイヤを組み合わせたMTBがトレンドだ。

問合せ=アキコーポレーションhttps://www.akiworld.co.jp/

写真だといまいちその斜度が伝わりませんが、前半のシングルトレイルには坂というより崖に近い急斜面が連続。イチかバチかのほとんど肝試しのような様相(笑)

丸太で作られたワイルドな橋を渡る。このアドベンチャー感こそMTBの醍醐味!

山を下った後は風景を楽しみながらのんびりとライド。こんな畔道もルートに組み込むことができます。

白馬村にある警報機も遮断機もない踏切り。運よく通過したJR大糸線をみんなで眺める。

もっともエキサイティングだった川渡り。浅瀬を見つけひとりずつ順番に横断。うっかり足を着こうものなら靴が水浸しになるので真剣にならざるを得ない(結局濡れましたが)。

文/佐藤旅宇 写真/三浦孝明 佐藤旅宇

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