洗濯できないキャンプ道具どうしてる?モンベルの「抗菌消臭スプレー」でお手入れしよう
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    2020.06.04

    洗濯できないキャンプ道具どうしてる?モンベルの「抗菌消臭スプレー」でお手入れしよう

    梅雨や冬季に入ると、キャンプ道具はしばらく棚や倉庫に保管する人も多いだろう。しかし、お手入れをせずにそのまま長期保管してしまうと、臭いがついたりカビが生えたりすることがある。今のうちに、長く収納しそうな道具をお手入れしておこう!

    今回は、長期保管する前に使っておきたいおすすめのアイテムを紹介する。

    臭いの面倒なメンテナンスはこれ1本でほぼ解決!

    モンベル「O.D.メンテナンス 抗菌消臭スプレー」¥2,200+税

    今回紹介するのは、モンベルから販売されている「O.D.メンテナンス 抗菌消臭スプレー」。アウトドアウエアやキャンプ道具を展開する同ブランドは、お手入れ商品として洗剤や撥水剤を販売していが、今春に抗菌消臭スプレーをラインナップに追加。これがなかなか便利。

    「においの元から断つ!」という頼もしいフレーズ。

    パッケージには「こまめに洗濯できないアウトドア製品に」というキャッチフレーズに加え、防臭、防菌、防カビ効果が期待できると表記。悪臭やカビは、それぞれ手強い菌が繁殖することで発生するのだが、それらの菌を99%も減少させる強力な消臭剤である。

    また、スプレーして菌を減少させるだけでなく、液体の抗菌成分がアイテムの生地に残って繁殖を防ぎ続けてくれる。これが防菌作用になるのだが、一度スプレーしただけで持続性があるのは嬉しい。香料は使用しておらず無臭なのもポイント。

    スプレー部にはロック機能付き。子供が誤って使わないようにもできるので安全!

    合成繊維や天然繊維の製品には問題なく使用可。

    容量は300mℓで、これ1本で約1000回もスプレーできる。1000回が果たしてどれくらい保つかは不明だが、使用例を見ると「臭いが発生している状態の登山靴(1足分)の場合、本ボトルの3/13/2の量を内側にスプレーします」と記載されている。思った以上に使用するようだ。

    また、臭いが弱く予防程度であれば、生地表面が軽く湿るくらい吹きかければいいが、強い場合は生地の奥まで湿るまでしっかりとスプレーするようにと記載。芯まで吹きかけるのが大事だそうだ。

    スプレーにおすすめのキャンプ道具はこちら

    今回はテント、バックパック、ソフトクーラー、登山靴、帽子を用意。

    キャンプ道具の多くは、素材や形、大きさの関係で洗濯できないものがほとんど。そんなアイテムにこそ使ってもらいたいというのが、モンベルの思い。使用方法は2行程で、使用する前にボトルをよく振り、対象箇所から30cmほど離して吹きかける。

    帽子は3プッシュほど、ヘルメットは5〜7プッシュほどで完了。

    では具体的にどんなアイテムに使えるのか。たとえば、帽子やヘルメットといった被り物。汗をかくことで皮脂がアイテムにつき、そのままの状態で保管すると皮脂に菌が集まって臭いの原因になる。頭頂部から額部など、内側を中心に吹きかけよう。

    登山靴は説明書とおりたっぷりと使用するのが良さそう。

    登山靴も手入れをしない人が多いはず。筆者の場合、雨天で使って濡れてしまったら、新聞紙を中に入れるくらいしかやらないのが実情。足首からつま先まで、特に中をメインに満遍なく吹きかけよう。

    ただし、スプレーは逆さに使うのはNGと明記されているため、奥にスプレーしたい場合は靴を逆さまにして、スプレーを立てた状態で中に入れて使用するのがベター。

    デイパックは6〜8プッシュ、ザックはサイズに合わせてたっぷりかけよう。

    バックパックやザックは、雨にさらされて生乾きになったり、汚れた衣類や道具を収納したりすることから、菌が溜まりやすい道具の一つ。汗をかいて背中や肩、脇に水分が残ることも多々ある。背面部、中、ポケット、そしてショルダーベルトなど細かいところまで使用しよう。

    ソフトクーラーは臭いの強さに合わせてたっぷりかけたほうが良さそう。

    個人的に嬉しいのは、ソフトクーラーにも使えること。生物や匂いのきつい加工食品を入れていると、どうしてもアルコールスプレーだけでは臭いが取りにくい。このスプレーで菌を減少できるので、次回のキャンプも気にせずに使える!

    テントは全体にかけるかインナーだけにかけるかによって、プッシュ数が異なる。

    悪環境にさらされやすいテントも、長期保管前にはメンテナンスしておきたいもの。全体だと登山靴ほどかそれ以上に吹きかける必要があり、インナーのみなら数プッシュで収まるので一度かけておこう。

    ちなみに、焚き火の臭いがついた部分にかけてみたところ、残念ながら完全に取ることはできなかった。気持ち程度の消臭にはなったので、たっぷりと吹きかければ取れるかもしれない。

    寝袋は必要箇所に1〜2プッシュ。

    寝袋ももちろん使用可能。首まわりや腰まわり、足まわりに臭いが溜まりやすいので、そこに向けて噴射しよう。ただし、ダウン素材は使いすぎると液体が染み込み、機能を損なうことがあるため、使い過ぎにはご注意を。

    スプレーを吹きかけたら必ず乾燥させよう。

    ひと通り道具にスプレーしたら、外に置いてしっかりと乾かすことをお忘れなく。濡れた状態で保管するとシミになる可能性があるので、庭やベランダに出したり風通しのいいところに置いたりして乾かそう。

    スプレーを使う際の注意点

    同商品の注意書きを見ると、本革・人工皮革といった革製品や水洗い不可の商品は、生地の隅っこなどで吹きかけてみて、変色がないことを確認してから使用するように、とのこと。

    また、すでにカビが生えている部分については、吹きかけても効果がない可能性が高いとのこと。なぜなら、同商品はカビ取り剤ではないため。さらに、強い撥水性の生地や皮脂がべっとりとついている箇所は、成分が浸透しにくく効果を発揮できないことがあるそうだ。

    モンベルの抗菌消臭スプレーで道具のメンテナンスをしよう

    キャンプ道具は高いものが多いため、臭いが残ったりカビが生えたりして使えなくなることは避けたい。メンテナンスをするのが面倒と思っている人は、モンベルのO.D.メンテナンス 抗菌消臭スプレーを試してみてはいかがだろうか。

    商品情報

    モンベル「O.D.メンテナンス 抗菌消臭スプレー」

    価格:¥2,200+税
    容量:300m
    液性:中性

    モンベルの公式ページ
    https://www.montbell.jp

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