
生地の老舗と糸の老舗がこの課題に挑戦し「OUTdryer(アウトドライヤー)」なるタオルを完成させた。手ぬぐい派もホテルタオル派も、騙されたと思って使ってみて。
パイルが短いからたたむと薄くなる。まさにアウトドア用タオル
タオルに求められる5つの要件を満たす
かさばらずすぐ乾くことを求めて手ぬぐいやセーム(水泳用タオル)を持っていく人もいれば、吸水性や肌ざわりを求めて高級ホテルに置いてあるようなふかふかのタオルを持っていく人もいる。しかし、吸水性、速乾性、薄さ、肌ざわり、伸縮性という5つを兼ね備えたタオルがあるとしたら、どうするだろうか。
綿の撚り糸で吸水、ポリエステルで放出
特許を取得したという構造を簡単に説明する。表側のパイル部には、綿にポリエステルを絡めた独自の撚り糸を採用、毛細管現象によってすばやく水を吸い上げる。
ふつうはパイルのループを長くすることで吸水性を高めるが、この撚り糸の場合ループを長くする必要がない。よって吸水力があるわりには、たたんだときに薄くなる。また、綿の糸は断面が丸いため肌当たりがやさしいというメリットもある(吸水性を高めるために使われるマイクロファイバー糸は、断面にエッジがあるため肌当たりが悪くなる)。
さらに、綿に脱脂加工を施しているから洗濯するたびにふかふかが増していく。一方、裏側のグラウンド部はポリエステルにすることで、吸い込んだ水分をすばやく放出する。





肌ざわりなめらか。伸びるから絞りやすい
ひとたび触れば肌当たりがなめらかなのはすぐわかるから、ふかふか派はこのタオルに乗り換えることに抵抗はないだろう。頑固な手ぬぐい派やセーム派には、「伸縮性があるから水洗いしたあとに絞りやすい」という情報を付け加えておこう。






横150cm。


※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」で購入できます。
ラージサイズ:4,180円(税込)
ビッグサイズ:7,480円(税込)