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  • 自転車メンテナンスにいかが?ポータブルでラクチンな小型電動ポンプ

    2019.12.30 河原塚英信

    ベルクート・スペシャリスト「VL-1000」

    ここ10年以上は仕事でも私用でも、自転車で移動しています。といっても本格的なロードバイクを颯爽と駆っているわけではなく、乗っているのは小径のロードタイプです。都心のゼロメートル地帯に住んでいるので、おおよそ5〜10kmほどであれば迷わず自転車で向かっています。

    そんな筆者にとって、チェーンやギアへの注油と同様、タイヤの空気圧が適正かどうかは常に気になるところです。

    そこで、気軽にしかもラクに空気を入れられる電動ポンプ「BERKUT SPECIALIST(ベルクート・スペシャリスト)」の「VL-1000」(定価:9,980円)を使ってみました。

    本体サイズは31×246mm(直径×高さ)で重量は450g。ズシッと重さを感じるものの、こんな小さなもので空気が入れられるものなのか? と、こうしたポータブルサイズの電動ポンプを初めて使う筆者は、少し不安でした。

    金属製で大きさの割にズシッと手応えのある重さ

    使い方は簡単です。専用ホルダーから電動ポンプ本体とエアホースを外し、2つを連結させます。エアホース先端のアタッチメント式バルブが、自転車のバルブ形式に応じているかを確認します。アタッチメント式バルブは、仏式(フレンチバルブ)と米式(アメリカンバルブ)に対応しています。それぞれのバルブが用意されているのではなく、ネジではめ込まれているバルブ先端が、両方式に対応しています。このバルブ先端を外してひっくり返し、改めてネジ込めば、もう一方の方式に変えられるんです。これは、なくす心配がなくて便利!

    あとは自転車のバルブに、ホース先端のバルブを押し込み、電源ボタンを押すだけ。ドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッ! と音を出しながら空気を注入していってくれます。

    仏式と米式のバルブに対応する。形式を変えたい場合には先端をひっくり返して取り付ける

    約2〜4分で充填完了! これはラク!

    はじめ、マンションの部屋の前で使ってみたけれど、本体サイズに比して、意外と大きな音だったので、焦りました。マンション内ということもあって音がよく響いたというのもあるでしょうが、力強い音を出すので、使う場所には少し注意が必要です。

    筆者の自転車で使っているタイヤは、「Panaracer Pasela 20X1.5」という、サイズが20×1.50のモデル(外径が20インチで幅が1.5インチ)。メーカーサイトを確認すると、「推奨内圧(kPa):280-455」とあります。

    タイヤの内圧は、このkPa(キロパスカル)、bar(バール)またはPSIという単位で表記されます。ベルクート・スペシャリストに付いている圧力ゲージには、barとPSIが使われています。「280〜455kPa」ということは「2.8〜4.55bar」ということです。

    マンションの1階に場所を移して、改めて空気を注入しました。1度、タイヤに入っている空気をできるだけ出して、ゼロに近い状態から空気を入れ始めました。つぶれていたタイヤがみるみる膨らんでいき、圧力ゲージの赤い針がどんどん上昇していきます。ある程度空気が行き渡ったところで上昇スピードが落ち着きましたが、2.8barまではあっという間……約1分で達しました。4.5barに到達したのも2分弱といったところ。

    ただ今回はベルクート・スペシャリストの実力を知りたかったので、内圧を6.5barまで入れてみることにしました。5〜6bar近辺では、手押しのフロアポンプなどと同じで、かなり苦労しているようでジワジワァ〜っと時間がかかります。それでも6.5barまでの到達時間は3分強。あっという間です。

    この後もぐんぐん圧が上がっていきそうだったので、慌てて電源をオフにしました。最大圧力は8bar/120PSIなので、かなりタイヤをカッチカチにできるでしょう。

    自転車のバルブに挿し込んで、電源を入れれば空気を注入していく

    複数台でポタリングする時などには必携アイテム

    数回使っただけですが、ベルクート・スペシャリストは非常に便利でした。ただ、どんなユーザーやシチュエーションでも「これは買い!」と言い切れる製品ではありません。

    MTBの体験はないのですが、もしバイク(自転車)をコースまで搬送するのに自動車を使っているのなら、ベルクート・スペシャリストを入れておくと安心でしょうね。

    ただ、ロードバイクで100や200kmを走破するのも厭わないような人たちは、もっと小さく軽い手押しポンプか、手のひらに乗せられるほど小さいCO2インフレーター(ボンベ)を携帯していることでしょう。こうした方には、ベルクート・スペシャリストの450gという重さは、持っていく際のネックになりそうです。

    のんびりサイクル派の筆者は、空気圧の重要性を知りつつも、手押しポンプで空気入れるのが、やや面倒に感じてしまいます。玄関の収納スペースからポンプを引っ張り出して、シュコシュコッと入れて、終わったらまた片付けるというのが……狭い家なので、出し入れの際に、ホースがあちこちに当たってガチャガチャするのも好ましくないんです。

    ということで、気がついたときに近所の自転車屋さんの電動空気入れを貸してもらっています。ただこれも、自転車屋さんの営業時間でないと使えず、入れるべき時に使えないというのがネックでした。

    「ベルクート・スペシャリスト VL-1000」であれば、収納スペースも取らず、出し入れも使うのもラクです。必要であれば、使った後に持ち歩いても「重すぎる!」ということはないので、非常に重宝しそうです。

    また自転車の遠出に慣れていない人たちとポタリングする時などにもいいですね。数人が自転車を持ち寄れば、たいてい1台くらいは空気圧が足りていないものです。もちろん走行途中で気づいて補充するのも簡単ですね。

    ということで、自転車は好きだけど、あまりガシガシ乗るわけではないといった初級サイクリストに、向いているような気がします。空気を入れるのは、自転車メンテナンスの基本ですからね。それを手軽に行えるベルクート・スペシャリストで、こまめに空気を入れるようにしましょう!

    SPEC:

    本体サイズ:31×246mm(直径×高さ)
    重量:450g(充填ホース 72g、専用ホルダー 58g)
    内蔵バッテリー:リチウム電池12.8V/2,000mAh
    バッテリー充電時間:約2〜3時間
    最大圧力:8bar/120psi
    連続稼働時間:7〜8分
    最大空気流量:毎分10L
    対応バルブ:米式・仏式
    懐中電灯機能:LEDライト内蔵

    UNIQ CORPORATION

    http://www.uniqstyle.co.jp/products/BERKUT/BERKUT.html

    ※構成、文、写真/河原塚英信

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