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おうちゴハンが盛り上がる! Plate1 我が家のこだわりキャンプ飯
長野県・薪ストーブ2台の里山暮らし。火がある生活に欠かせないオーブン料理

ラム肉のとおる~ピン
ザジキソースのズッキーニブリニ
ふんわりジューシーなくるくる野菜のキッシュ
ファイヤーサイド 小川 徹さん、岩村理奈さん
薪ストーブの輸入会社、ファイヤーサイドの小川社長と、広報担当の岩村さん。同社で出会い、結ばれたふたり。南信州で、2台の薪ストーブと焚き火を楽しむ里山暮らしをInstagramで発信中。
https://www.instagram.com/oga.rock.home/

自然豊かな南信州で、薪ストーブライフを始めた徹さん・理奈さんご夫婦。リビングには炎のゆらぎを眺められるデンマーク・HETAの「スクルド」が鎮座し、キッチンには薪火料理を堪能できるクッキングストーブが収まる。まさに薪ストーブを扱う、ファイヤーサイドのふたりだからこそのライフスタイルだ。朝5時の起床とともに斧を振るい、黙々と薪を割る。そんな日課をこなす徹さんは「以前と比べて健康診断の数値が劇的に改善したんです!」と喜ぶ。
今回紹介するレシピは、リアルな薪ストーブライフから生まれたものばかり。爽やかなザジキソースとともに味わう「ズッキーニブリニ」と、彩り鮮やかな「くるくる野菜のキッシュ」は理奈さんによるもの。中華料理「肉餅(ローピン)」にヒントを得て、独自にアレンジした「ラム肉のとおる〜ピン」は、徹さんの自信作だ。高温の炎や熾火で一気に焼き上げる薪ストーブなら、外はパリッと中はジューシーに。理奈さんが庭で育てているハーブを加えたりと、まさに暮らしの豊かさがそのままお皿の上で表現されている。
どのレシピも、オーブンレンジやアウトドアでの薪火や炭火でも美味しく作れる。特に「ズッキーニブリニ」は今月号の付録スキレットを使用した特別レシピなので、ぜひお試しを!
ふんわりジューシーなくるくる野菜のキッシュ
彩り豊かな野菜とベーコンを巻き上げ、ふんわりとした山芋のキッシュ液(アパレイユ)とともに焼き上げる。お花のような華やかさ。
材料 (3~4人分)
ズッキーニ…2本
ニンジン…1本
ナス…1本
ジャガイモ…1個
ベーコン…3〜4枚
バター…適量
パイシート…1枚
とろけるチーズ…80g
卵…3個
すりおろした山芋…200㎖
塩…小さじ1/2
オレガノ、タイムなどのハーブ…適量
作り方
1 ズッキーニ、ニンジン、ナス、ジャガイモをピーラーやスライサーで縦にごく薄くスライスし、軽く塩(分量外)をふってしんなりさせる。
2 スライスした野菜とベーコンを交互に重ねながらくるくると巻き、直径10㎝程度の大きな花のような塊を作る。
3 スキレットの内側にバターを塗り、打ち粉(分量外)をふりながらめん棒で薄くのばしたパイシートを敷き詰める。その上にとろけるチーズを散らす。
4 ボウルに卵とすりおろした山芋を入れてよく混ぜ合わせ、塩を加える。
5 3のパイ生地の上に、4を1/3ほど流し入れ、ハーブを散らす。
6 スキレットの中心に2の巻いた野菜を置き、その周囲に残りの4を流し入れる。さらに上からハーブをふりかける。
7 薪ストーブのオーブン(または180度Cに予熱したオーブン)に入れ、中まで火が通るまで約1時間ほど焼く。

中心にしっかりとした軸を作り、外側へ野菜を貼り付けていく。

中央に野菜を置き、生地を流し込み、ハーブを散らす。


薪ストーブの熱を巧みに操り、香ばしいにおいを漂わせる徹さん。
ラム肉のとおる~ピン
もっちり香ばしい生地。中からはラム肉と実山椒の風味がジュワッと広がる、ローピンならぬ、とおる〜ピン(笑)。
材料 (2人分)
【生地】
強力粉…150g
A ドライイースト…2g
砂糖…大さじ1
塩…小さじ1/2
B プレーンヨーグルト…35g
ぬるま湯…70㎖
サラダ油…大さじ1/2
【餡】
ラム肉(1㎝角程度の粗みじん切り)…200g
ショウガ(みじん切り)…10g
実山椒(みじん切り)…8g
長ネギ(みじん切り)…1/2本
醤油…大さじ1
ゴマ油…大さじ1/2
C オイスターソース…小さじ1/2
コショウ…少々
酒…大さじ1
作り方
【生地】
1 ボウルにAを入れて混ぜ、Bを加えて指先で回しながら混ぜる。生地を100〜150回ほど叩きつけてこねる。
2 生地をボウルに戻し、濡れ布巾をかけ、40分〜1時間ほど発酵させる。
3 2倍の大きさに膨らんだら、ガス抜きをする。2等分にして丸め、15分休ませる(ベンチタイム)。
【餡】
4 ボウルに、粗みじん切りにしたラム肉、ショウガ、Cを入れてよく混ぜ合わせる。
5 フライパンにゴマ油(分量外)を熱し、4を中火で炒める。火が通ったら、最後に長ネギと実山椒を加えてさっと炒め合わせる。
【包んで焼く】
6 3の生地を打ち粉(分量外)をふりながら、めん棒で直径22㎝程度の円形にのばす。
7 5の餡を生地の片側にのせ、反対側にはゴマ油(分量外)を薄く塗り、半円状に折りたたんで端を閉じる。
8 薪ストーブの炉内に入れ、両面にこんがりと焼き色がつくまで焼いたら完成。

最高の生地が完成したぞ!

高温の炉内で焼き上げる!
ザジキソースのズッキーニブリニ
スキレットでこんがり焼き上げたズッキーニの風味に、ハーブとニンニクが香る爽やかなヨーグルトソースが絶妙にマッチ!
材料 (2~4人分)
【ブリニ】
ズッキーニ…1本
卵…1個
薄力粉…50g
塩…小さじ1/2
サラダ油…適量
【ソース】
キュウリ…1/2本
ヨーグルト…150g(水切りする)
ニンニク…1/2片
レモン汁…小さじ2
オリーブオイル…小さじ2
塩…少々
ディル(お好み)…少々
作り方
【ブリニ】
1 ズッキーニをスライサーで細かくする。
2 ボウルにズッキーニ、卵、薄力粉、塩を入れてしっかりと混ぜ合わせる。
3 今号付録のスキレットにサラダ油を塗り、2を入れて、両面こんがり焼く。
【ソース】
4 キュウリはみじん切りにし、少量の塩をふってから水気をしっかりと絞る。
5 ボウルに水切りヨーグルト、4のキュウリ、ニンニク、レモン汁、オリーブオイル、塩、お好みで細かく切ったディルを入れてよく混ぜ合わせる。
【仕上げ】
6 焼き上がったブリニの上に、ザジキソースをたっぷりとのせていただく。
7 サーモンや生ハムをのせてもグッド!

生地になじみやすいよう、ズッキーニを千切り状にする。

焼き加減をチェックしながら、中火〜弱火で両面焼く。


※構成/風間 拓 撮影/花岡 凌
(BE-PAL 2026年10月号より)




