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GARAGE FILE 冷やす~Soft Coolers~~
保冷力テスト内容
各クーラーに容量の40%の水と、1㎏のロックアイスを袋のまま入れ、6時間後の水温を計測した。氷の量は全モデル同じなので、容量の大きなモデルは不利となる。本テストは比較ではなく、個々の実力を知るための本誌独自のテストだ。

テスト日の空模様は終日曇天。テスト中の外気温は23〜33度C。
レーダーチャートについて
公式の容量、重量(一部実測値)、価格に加え、6時間後の水温の4項目を設けた。

ブルーに塗った部分が正方形に近いほど、機能&価格的にバランスがとれていることになる。容量と6時間後の水温も要チェックだ。
※SPECは❶サイズ(幅×奥行き×高さ㎝)、❷容量の目安です。
【1】底面に真空パネルを内蔵し、保冷力バツグン!
シマノ/クーラーバッグ プロ L
¥26,400

底部に内蔵した真空パネルが、地面から伝わる熱を大幅に軽減するため、ソフトクーラーながらズバ抜けた保冷力を発揮。防水インナー付きで、使用後はバッグから取り出して洗えるので手入れも楽ちんだ。表面素材は丈夫なコーデュラバリスティックナイロン製。

中身を取り出すときには、サイドバックルをはずしてトートバッグ型にすると出し入れがしやすい。

着脱式防水インナーと本体の底との間に、保冷力を高める真空パネルが内蔵されている。

真空パネル採用ということで価格は少々高いものの、クーラーとして重要な保冷性能の高さは文句の付けようがない。
SPEC
❶43×27×35㎝
❷2ℓペットボトル×8本
26ℓ
問い合わせ先:SHIMANO TEL:0120‐860-390
【2】連泊キャンプにも対応するたっぷりサイズ
スノーピーク/ソフトクーラー47
¥19,580

今回紹介した中でもっとも大容量のモデル。蓋側にも厚い断熱材が付き、閉めたときに本体側開口部の立ち上がり部分にぴったりはまる構造を採用。本誌のテスト条件では不利にもかかわらず、水温変化の少なさで保冷力を証明した。

2ℓペットボトルを立てて収納できる。手提げのほか、両サイドにもグリップハンドルがある。


2時間後と6時間後の水温差が2.5度C以上のモデルが多いなか、このモデルはわずか1.7度C。これはスゴい!
SPEC
❶50×31×36㎝
❷2ℓペットボトル×12本
47ℓ
問い合わせ先:スノーピーク TEL:0120-010-660
【3】厚さ12.5㎝に収納できるスマートさが魅力
ロゴス/ハイパー氷点下クーラー XL
¥15,400

前後に型崩れの心配がなく外部からの衝撃に強いセミハードのシェルを採用。表面には太陽光を反射するメタリックカラーの素材が使われている。インナーカバーが付いているので、内部が汚れたときでも取りはずして手入れできる。断熱材入りの底板が付いている。

1200gサイズのハードタイプ保冷剤を固定できるホルダー付き。

使わないときは周囲をジッパーで閉じてコンパクトに収納できる。

やや重量感はあるが、容量の大きさに対して保冷性能が優れていることがわかる。純正の高機能保冷剤との併用が望ましい。
SPEC
❶使用時/約43×35×35㎝、収納時/約44×35×12.5㎝
❷2ℓペットボトル×9本+ロゴス製氷点下パック(保冷剤)
約40ℓ
問い合わせ先:ロゴスコーポレーション・コンシューマ係 TEL:0120-654-219
【4】冷気を逃がしにくい小さな出し入れ口付き!
コールマン/アルティメイト アイスクーラーⅡ/35L(アイスブルー)
¥9,460

使わないときにたたんでおけるのは超便利!ジッパーを開閉することなく、素早く中身を取り出せるのもグッドアイデア。着脱式抗菌ライナー付きで、使用後の手入れも楽ちんだ。同仕様で15ℓ、25ℓタイプもある。

たたんでストラップで留められ、収納性は抜群。面ファスナー開閉で瞬時に出し入れができるクイックサーブオープニング。


ブルーに塗った面積が大きく、機能と価格のバランスが良い。実際の使用時には、上部出し入れ口が威力を発揮するだろう。
SPEC
❶使用時/約42×32×38㎝、収納時/約42×20×38㎝
❷2ℓペットボトル×9本
35ℓ
問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス TEL:0120-111-957
【5】「エアロゲル」の採用で保冷力バツグン!
HUGEL/エアロゲル リュック型クーラーバッグ 30L
オープン価格(参考価格¥27,900)

体積の約90〜99%を空気が占め、地球上で最も軽い固体のひとつで優れた断熱性を持つ「エアロゲル」と独自の多層構造を採用。バックパック型で、アウトポケットやデイジーチェーンが付いているため、キャンプ道具類も同時に運ぶことができるのも大きなメリットだ。

背負えるから少々重くなっても移動は楽。防水インナーには保冷剤を入れたり、上下を仕切れるメッシュポケット付き。


ブルーの面積こそ小さいが、保冷力の高さはダントツ! 高断熱素材「エアロゲル」の凄さが際立つ結果となった。
SPEC
❶約36.5×24.5×47㎝
❷2ℓペットボトル×6本
約30ℓ
問い合わせ先:アイリスオーヤマ TEL:0120-211-299
【6】冷気を逃しにくいロールダウン式開口部を採用
オレゴニアンキャンパー/スーパーヒャド 30
¥10,780

通常はサイドでバックルを留め、収納物の量が増えたときには上部でバックルを留めることで容量の変化に対応できるロールダウン式。内部は高周波溶着された完全防水仕様になっており、直接水を入れて運ぶことも可能だ。断熱底板付き。

地面との密着を防ぎ、地熱の影響を軽減するボトムヒールが付いている。

丈夫な直径10㎜のロープを使ったハンドルは、肩にも掛けられる長さ。

30ℓに近い容量で6時間後の水温が15度C台というのは、かなり満足のいく結果。4項目のバランスも良くとても優秀。
SPEC
❶61×24×60㎝
❷2ℓペットボトル×8本
28.4ℓ
問い合わせ先:トラウター info@oregonian.jp
【7】収納性が良くとてもリーズナブル!
サーモス/ソフトクーラー ROC-002
¥4,400

"庶民の味方"と言うべき価格はすごく魅力的。もちろん保冷力にも十分こだわった作りで、5層断熱構造「アイソテック2」を採用している。使わないときの収納性に優れているのも大きなアドバンテージだ。より気軽に使える同仕様の22ℓサイズもある。

本体をたたみ、側面に付いたゴムバンドで留めておける。内寸より小さめなインナーボックスが付き、内部で分別保冷も可能だ。


保冷性能も決して悪くはないが、とにかく軽さと価格の安さが際立つ結果。暑い季節の日常の買い物にも活躍してくれる。
SPEC
❶使用時/約44×23×27.5㎝、収納時(実測)/約45.5×30×7㎝
❷2ℓペットボトル×6本(インナーボックス不使用時)
26ℓ
問い合わせ先:サーモス お客様相談室 TEL:0570-066966
【8】内容物を入れやすいスクエア形状
モンベル/クーラーバッグ 25L
¥14,300

断熱材には、靴のクッション素材にも活用されるEVA(Ethylene-Vinyl Acetate/エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)と、エアクッションを採用。保冷はもちろんのこと、保温効果も併せ持っているので、多彩な使い方ができる。ショルダーベルトが付属している。

断熱材と熱溶着による高い気密構造が相まって、優れた保冷力を発揮した。水漏れもなく、大いに信頼できる機能を持つ。
SPEC
❶48×26.5×36.5㎝
❷2ℓペットボトル×8本
25ℓ
問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス TEL:0088-22-0031、06(6536)5740
【9】防水バッグとしても使える多機能モデル
ラックス/ソフトクーラーバッグ25L
¥26,400

側面にメモリーフォーム、底面には発泡ウレタンフォームを充填。断熱性だけでなく、緩衝性にも優れている。完全防水仕様だから、水辺のアクティビティーのときに濡らしたくないカメラ機材や電子機器を収納するのにも活用できる。着脱式ショルダーストラップが付属。

輸入品だけに少々お高いのが玉に瑕──だが、価格以外の3項目は十分に満足できる数値だ。デザインもかっこいい!
SPEC
❶36×23×30㎝
❷2ℓペットボトル×6本(実測)
25ℓ
問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575
【10】保冷性能の秘密は蓋裏の構造にあった!
ザ・ノース・フェイス/ワンダーフロストクーラーL
¥22,000

D字型に開く蓋の裏側に、ジッパーからの冷気漏れを防ぐ断熱材入りチューブが施されている。そのため、(失礼ながら)思いのほか保冷力が高い。しかも蓋の後ろ側には、スムーズに開閉できる直線ジッパーがつき、内部に直接アクセスすることができる。

蓋の裏側には、保冷剤を入れるのに便利なメッシュポケットが付いている。

正直なところ、容量の割にちょっとだけ価格が高いかなぁという感じ。でも、軽さと保冷力については大満足だ。
SPEC
❶39×26×24㎝
❷500mlペットボトル×15本
23ℓ
問い合わせ先:ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120-307-560
【11】保冷力に定評のある大定番モデル
エーオークーラーズ/24パック キャンバスソフトクーラー
¥13,750

表面素材は速乾性に優れ、軽さと強度を両立した、600デニールのポリエステルキャンバス。これに厚さ19㎜の断熱材を使用した独自の5層構造が採用され、優れた断熱効果を発揮する。着脱式ショルダーストラップ付き。

サイドのバックルをはずせばトートバッグ型にもなり、内容量も少し増える。

6時間後でも水温が12.9度Cというのはさすが! これぞ約19㎜もの厚さを持つポリウレタンフォームの威力だ。
SPEC
❶43×25×30㎝
❷350ml缶×24本+氷約6.3㎏
23ℓ
問い合わせ先:ミモナ https://www.mimona-brandsupply.jp/
【12】背負って運べて軽くてリーズナブル!
ケシュア/バックパック型クーラーバッグ
¥4,990

日帰りハイキングに適した、保冷機能を持つバックパック。内側に保冷剤を入れるポケットがあり強い日差しで弁当が傷むのを防ぎ、ドリンクを冷たく保ってくれる。雨蓋にはストレッチネット、サイドと正面にポケットが付いている。

ウエスト&チェストベルトのほか、奥行きを調節できる圧縮ベルト付き。

ベルト類を活用して、たたんだ本体をベルト留めすれば、とてもコンパクトに収納できる。

完全防水仕様ではないため、少しだけ水漏れがあり、容量は小さいものの、その他の項目は十分に満足のいく数値だ。
SPEC
❶使用時本体部/29×19×42㎝、収納時/約44×28×9㎝(実測)
❷公表目安ナシ
20ℓ
問い合わせ先:デカトロンジャパン TEL:0570-07-2345
【13】型崩れしない圧縮成型ボディー
ハイドロフラスク/15L Carry Out Cooler
¥23,650

ソフトクーラーとはいえ、圧縮成型ボディーだから型崩れせず持ち運びしやすいのが特徴。保冷効果を高めるために、底部にはより断熱効果の高い素材を使用している。着脱式ショルダーストラップが付属し、ほかに、同仕様の10ℓ、30ℓモデルもある。

ハンドル、ショルダーストラップともに、簡単に着脱できるようになっている。

6時間後の水温は最低温度を記録。容量が小さいだけに当たり前かもしれないが、10度C台というのはやはり凄い!
SPEC
❶36.5×25.4×30.4㎝
❷350ml缶×24本(氷ナシ)
15ℓ
問い合わせ先:アルコ TEL:06(6563)7346
※構成/坂本りえ 撮影/永易量行 協力/松尾紀子
(BE-PAL 2026年8月号より)




