「アウトドアの楽園はキャンプ場だらけ」アフリカを軽キャンパーで旅する!南アフリカ編 vol2 | クルマの旅・ドライブ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2019.08.23

    「アウトドアの楽園はキャンプ場だらけ」アフリカを軽キャンパーで旅する!南アフリカ編 vol2

    軽キャンピングカーで、地球半周中です。稚内からロシアへ渡り、モンゴルで道草してから中央アジアへ。イラン、ヨーロッパと抜けてアフリカに上陸。西アフリカのプチ地獄をくぐり抜けて、南アフリカの喜望峰にゴールインしました。

    骨休めはキャンプ場

    稚内港から樺太に渡り71,799km、南アフリカのケープタウンにたどり着きました。骨休めに、キャンプ場めぐりをします。自然と都会をあわせ持つ南アフリカは、アウトドア天国でした。

    町中にある川沿いのキャンプ場、Sakkie se Arkie(一泊ひとり918円/120ZAR)。

    スーパーマーケットやBarに歩いて行ける便利な立地。レセプションの横からクルーズ船が出ています。

    キャンプ場のオーナーが気さくな人で、自宅に招いてくれました。お土産にいただいたのは、アンテロープのツノ。死んで4年、まだ腐敗しきっていないのか、ほのかに匂います。

    このツノには魂を封じ込める力があるとのことですが、はて、日本に持ち帰っていいんですかね? 屋根に積んで走ると沿道の人々が「いいね!」と。

    いいでしょう!

    小洒落た南国風のキャンプ場、Lake Grappa(一泊ひとり765円/100ZAR)

    土漠の丘にさりげなく置かれたポンコツを過ぎると、

    芸術的にペンキがはげたワーゲンバス。この先のぶどう畑を抜けると、

    南国でした。

    池に沿って歩けば、鳥の巣団地。

    南アフリカは、世界一の鳥の巣カントリーです。

    ボンテボック国立公園、Lake Campsite(1,737円/227ZAR)。

    テントの間を巨大な陸亀が歩いている、亀キャンプ場です。敷地内を流れる川は、ワニが潜んでいそうですが、遊泳可能。ナマズが釣れます。

    見晴らし最高のWild Farm(一泊ふたり2,195円/240ZAR)

    山の上からインド洋を見下ろして祝ったのは、我輩の誕生日。

    軽キャンパーともども、無事に日本まで帰れますように!

    秘密の入江、Buccaneers(一泊ふたり2,220円/240ZAR)

    無人島に流れ着いたかのような散歩道です。

    釣り好きにTugela Mouthの森(一泊ひとり1,613円/180ZAR)

    森をかき分けると、海!

    何が釣れるのか知りませんが、水際まで遠くないですか?

    演歌が似合いそうなJeffreys Bay Caravan Park (一泊ひとり1,722円/225ZAR)

    悲しげなカモメが、屋根の上のツノをつまみます。その肉、腐ってますよ。

    BIG4(バッファロー、ゾウ、サイ、ヒョウ)がいるというキャンプ場、Bonamanzi Game Reserve(一泊ひとり4,930円/550ZAR)。

    残念ながらBIG4には会えませんで、シマウマと鹿とシシガミ様が草を食んでいただけ。街灯どころか、月あかりすらない闇のキャンプ場です。晩飯にチキンを食べたのですが、匂いでヒョウとか来ないですかね? キャンパーがひとりもいないので、襲われたら完全犯罪になっちゃうんですが。

    ゴルフ好きにMalelane Golf Club(一泊ひとり1,263円/165ZAR)。

    珍しいことに、ゴルフ場内にあるキャンプ場です。

    Wi-Fi無料ですが、夜は閉店したクラブハウスに忍び込まねばネットに繋がらず、泥棒している気分です。
    ちなみにこちらのゴルフ場でゴルフを楽しむ際は、電動カート持参です。

    カシューナッツ農場のキャンプ場は、Kiaat(一泊ふたり2,143円/280ZAR)。

    ガチョウが道案内してくれます。

    綺麗に刈られた芝生に、車のホイールを再利用したバーベキュー台。嬉しいことに、薪は無料。
    では遠慮なく、今宵はバーベキュー。

    薮を覗くと、ところどころにプラスチックにしか見えない巨大な松ぼっくり。恐竜時代から生き延びている、オニソテツです。

    子どもの頭くらいの大きさで、白いものもあります。

    無造作にぼこぼこ生えていますが、オニソテツはモノによっては1万ドル以上もする貴重な植物です。

    もし万が一、ウッドオニソテツなるものを見つけてしまったら、世界に3本しかないというので、たいへんなことになります。

    取り急ぎ、ネットで御本尊を拝みました。

    で、また、キャンプ場のオーナーにツノをいただきました。

    クーズーという鹿に似た牛のツノです。これもまた、日本に持ち帰っていいんですかね?

    次回は、南アフリカを代表するアウトドアメニュー「ブライー」を紹介します。

    石澤義裕・祐子
    住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。

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