カーボン製やチタン製、超伸縮式など、様々なカメラ用三脚が世の中にある昨今、僕は今もこの三脚をメインギアとして使っています。どうして45年以上前に生まれたこれを使っているのか?実は未だに他にはない魅力があるんです!
今回はultra podの魅力を紹介します。
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世界中どんなところでも連れて行ける、唯一のコンパクト三脚だった

「これ、クールだし、めちゃ便利だぜ!」90年代にアメリカを旅しているとき、とある旅人から紹介されたのがこのultra podでした。
コンパクトなフィルムカメラで自撮りをしながら山やジャングル、そして遺跡や街を歩くバックパッカーにとって、軽量コンパクトな三脚は必需品。
このultra podは瞬く間にたくさんの旅人の手に渡り、人気を博したアイテムです。とにかく丈夫で軽い!しかもこの三脚には素晴らしいギミックがあることを知り一目惚れ。僕もすぐにシアトルのREIで手に入れて使い始め、その後世界中に連れていっている相棒です。
ultra podの魅力
80年代に生まれて、ultra pot mini、ultra pod Ⅱ…といくつかの種類とアップデートを経て、現在はultra pod Ⅲに進化。といっても、基本性能や外見はほとんど変わっていない。80年代の空気感をまとったまま今も存在していまる。
言い替えれば、それだけ完成度が高いということです。では、ultra podの魅力は何か?
今回は3つ紹介させていただきます。
軽くて丈夫なナイロン素材

軽さの理由は素材がナイロンであること。それでいてとても丈夫なので、バックパックの中に投げ込んで、そのまま座ってしまっても変形することはほとんどない。
素材のおかげで寒冷化でも三脚を持ったときに凍てつくような冷たさがないし、しなりもあるのでパキッと折れるような感覚を感じない。おかげでこのサイズ感で中型デジカメ程度であれば充分使用に耐える。
直感的に分かる操作性

カメラの角度や向きを変えるための雲台部分は、いやゆる自由雲台というタイプ。さらに、つまみを回すことで雲台部分と多少の角度や高さも一発で変えることができる。
そのおかげで、直感的に、素早く、場合によっては操作は見なくてもすることができる。グローブを付けたままでも使い勝手が悪くなることがない。もちろん精密なカメラ三脚には劣るが、旅や山のお供としては充分にして最高の機能だと思います。
三脚を「置く」ではなく、好きなところに「固定する」

これがultra pod最大の特徴です。面ファスナーを使って木やテントポール、ストックなどなど、好きなところに巻き付けて三脚を固定すれば、小さな三脚のネガティブポイントである「高さ」の問題を簡単にクリアしてくれます。
この機能は本当に素晴らしく、固定という機能を使えば、通常の三脚にはない面白い画角から写真を撮ることが可能になります。例えば、横に張りだした木の枝にぶら下がるようにカメラを固定すれば、地面を塞ぐことなく上から見下ろした様な写真も撮れてしまいます。

もちろん通常の三脚の方が、狙った場所や角度で写真を撮ることができます。でも、この機能は魅力的だと思いませんか?
80年代に生まれてからほぼ形を変えず現存するカメラ三脚。旅にも、山にも、キャンプにも、「ちょっと撮りたい」や「もう少しこう撮りたい」を叶えてくれるultra pod。軽さ、コンパクトさ、使い勝手で考えると、今も活躍してくれると思います。
いいかも!と思った方は、是非使ってみてください。これには今の三脚にはない、ちょっと乱暴で、でも「便利ってこういうことだよなあ」を80年代の風と共に感じられるかも知れません。





