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私が解説します! コーナン京葉船橋インター店 店長 北林裕貴さん
大阪出身。’06年の入社当時から資材・工具の売り場を希望し担当することに。現在は店長職。軽快で朗らか、工具談義に花が咲いた。

【はかりたい】
DIYはじめの一歩は測ることかもしれない。完成を想像しながら設計図を描くにしても実寸の把握は大切だ。
メジャー
最もポピュラーな小型の巻き尺。金属製の物差し部分は自立するので高さも容易に測れる。職人さんは5.5mを愛用。

脱着システムが便利なタイプ。先端の爪部分はマグネット付きで計測時は固定しやすい。

マグネット付き。

測ったらすぐにメモ! メジャーに直接書けちゃうアイデアが俊逸。作業がはかどるかも。

本体2か所に目盛り窓があり、箱の内寸や深さを瞬時に計測。メジャーを見当であてる必要なし。

ものさし(直尺)
測るだけでなく、時にはカッターに添えて使うこともある。アルミ製など丈夫な素材のものを選びたい。


裏面に滑り止めがあるタイプも。ちょっとしたことだがズレないことはノンストレス!
POINT

初めて買ったものさしに滑り止めがあって感動しました。ズレるのは結構ストレスです。細かい工夫が工具には沢山あります。
サシガネ

直角部分を使って真線を引いたり、一定の角度の線を入れたり。両面に目盛りがあり反対向きにも使える。
水平器

気泡の位置で水平を測る。気泡が中央にあれば水平。{53367}写真の製品は垂直方向も測れる。キーホルダータイプも。

アクセサリーとしてもかわいい!
ノギス

大小のくちばし部分で筒状などの外径や内径を計測。さらに段差や深さ(端の突起部で)も測れる便利品。
きりたい
切る……とひと言でいっても、対象の素材や形状、厚みなど切り方によって工具もさまざま。状況に応じて使い分けよう。
カッター

先端はマイナスドライバーの如し、フタあけなどにも使える。柄の端は金具の爪付きでダンボールを開ける時などに便利。

カラフル♪

万能バサミ

紙、布、皮革、トタンまであらゆる素材が切れる。「便利なので従業員にも愛用者が多いんです(北林さん)」
パイプカッター

スチール、真鍮、アルミ、塩ビなどに。工具をパイプの太さに合わせ回転。徐々に切り込みが入るしくみ。
電動ノコギリ

丸のこ(円盤型の刃が回転する切断工具)に比べ直進性は劣るが汎用性が高い。枝を切ったりいろいろな場面に。
ジグソー

垂直に出た刃がミシン針のように動く。円など曲線に切りたい場面に向いている。自由自在なカットが可能。
ノコギリ
材料を切断する工具の代表格はノコギリ。現在は二つ折りのタイプが収納性が良く人気だという。主に木工用を紹介する。
細工系

細かい刃で切り口が繊細な仕上がりになる。薄い板もOK。突き出た先端でくりぬきもできる。
一般木材(直柄型)

長い全長で二つ折りよりも作業効率はいい。直柄ながら刃が取りはずし&交換できるタイプも。
一般木材(折込型)

刃渡り125㎜で収納すると手のひらサイズのコンパクトな設計のもの。替刃もあり長く使える。
自在系

くり抜きや曲線切りといった自在なカットが可能。先端はキリのような形状で穴があけられる。
ノコギリガイド

木材にガイドを固定し、沿わせて刃を動かせば確実に真っ直ぐ切れる。斜めにも設定が可能だ。

POINT

ノコギリガイドは隠れた名品! ちなみに板に線を引いて目印に切る際は上面だけでなく線を一周に付けるといいですよ。
【とめたい、つなぎたい】
立体的に工作するのに欠かせない、留めたりつないだりする作業。ベーシックな工具から特殊な変わりダネまで、手工具や電動工具も多種多様だ。
"釘と木ねじ"考。何が違う?

POINT

釘は引き抜き方向(縦)への力には弱いといえます。その点、木ねじは溝があって強い。でも横方向の強度は釘が粘りがあり上です。
ドライバー類
DIYをしなくてもドライバーを使う機会はたびたびある。まずはプラスとマイナス? 備えておこう!
ドライバーセット

プラス、マイナス、釘抜き、穴あけ。日常的に使いそうなドライバーがワンパックに大集合。
プラス&マイナスドライバー

単体のドライバーは軸部分が長く握りもしっかりしていて作業がしやすい利点がある。

先端にギザギザがあるタイプも。かかりがよく回しやすい特長だ。
変形型ドライバー

通常のドライバーでは作業ができない狭い場所隙間などに大活躍する先端がL字の変形型。
ラチェットドライバー

ドライバーは締め付ける際に都度はめ直していくが、これはその必要がなく連続して楽に回せる。
ゴムハンマー

意外にも金槌よりも出番が多いのはゴムハンマー。ゴム製で材料を傷付けないので、組み立てやはめ込む作業などで活用。
インパクトドライバー

主にねじの締め付けに使われ、回転と打撃力がある。「今はねじ締め電動工具はインパクトが全盛です」(北林さん)
タッカー

↓

平面にU字の針が打てる強力ホチキス。額縁枠の継ぎ目の固定などに。従来のように使えるタイプも。
ドリルドライバー

ねじの締め付けや穴あけに使う。インパクトのような打撃力はないが、回転力やスピード調節が可能。

数段階あるクラッチを調整し一定の力に設定。均一な作業ができる。
クランプ

材料が動かないように固定したい場面で挟み込んで使う。洗濯バサミのような形やコの字形のものなどがある。

【けずりたい】
主に材料の形を徐々に整えていく作業が「削る」。
滑らかに仕上げたり、穴をあけたり、いろんな作業に用いる。
小刀

竹細工や模型作り、棒状のものを削るなど細かな作業をするのに向いている。鋭利な先端を活かして切り出す作業にも。
ヤスリ
材料の表面を削って形を整えたり滑らかにしたりするのがヤスリの類。手工具を始め電動工具も数種類ある。
紙ヤスリ

削り具合は粗目から細目まで多様にある。番号によって違いがあり、数字が小さいほど粗い。
ヤスリホルダー

ホルダーに紙ヤスリを取り付けるだけ。素手よりも効率的かつ均一にヤスリがけができる。
スポンジ型のヤスリ

ナイロン不織布に研磨砥粒が付着した硬いスポンジ型。サビ落とし塗装剥がしなどに最適。
上:木工用
下:金属・プラスチック類用

紙ヤスリよりも値段が張るが細かい作業に向いていたり、何より使い捨てでない利点も。素材別に種類がある。
ノミ

木材に溝を付けたりホゾ穴(木材を接合する際の突起)を作るなどの作業に。柄の部分を金槌で打って使う。
電動サンダー

回転して研磨する。サンディングディスク(削る部分)は、面ファスナーで取り替え可能。粗さも調節できる。
【プラスα 発見ツール】
「こんなものが欲しかった〜!」と思わずいいたくなる便利工具が数多。店頭で見つけたスグレモノ!
ハンドドリル

電動工具が使えない環境でも木材や金属への穴あけが容易に可能。ドリルビットを交換すれば多様な素材に。
マルチツール

切る、削るといった多様な作業が1台で可能に! 刃部分は左右にスイングし、細かな作業に向いている。
ミニ工具

右:ひと回り小さい
一般的な工具に比べ全体がひと回り小さくデザインされたツール類。狭い場所や細かい作業などに大活躍する。
POINT

電動工具は取り回しのしやすさから充電式が人気です。近年は新製品が続々と発売され、電動工具の種類は細分化しています。
※構成/須藤ナオミ 撮影/岡野朋之 協力/コーナン https://www.hc-kohnan.com
(BE-PAL 2026年2月号より)







