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AC1500W・100Vのアクセサリーコンセントや給電コネクター付きのクルマを厳選!
発電用のエンジンを搭載!
日産/エクストレイル
¥3,843,400~
HEV
バッテリー容量 1.8kWh

エンジンで発電してモーターで走る「e-POWER」と電動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載。今夏改良され、内外装等を刷新。新グレード「ロッククリーク」(¥4,756,400~4,886,200・写真)は防水シートを装備したソト遊び仕様。コンセントは2列シート車に装備(一部グレードはオプション)。

新たにグーグル搭載のインフォテインメント(情報娯楽)システムを採用した。
【ロッククリーク e-4ORCE(2列)】
●全長×全幅×全高=4,690×1,840×1,720㎜
●車両重量:1,870㎏
●最低地上高:185㎜
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:未定
問い合わせ先:日産自動車 TEL:0120-315-232
全方位で安心感を高めたハイブリッド車
スバル/フォレスター
¥4,202,000~(HEV)
HEV
バッテリー容量 4.3Ah

今春、第6世代となったフォレスターは、2.5ℓ水平対向エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車「Xブレーク」「プレミアム」をラインアップ。後者にコンセントをオプション装備。安全装備も大幅に進化。
【プレミアム S:HEV】
●全長×全幅×全高=4,655×1,830×1,730㎜
●車両重量:1,750㎏
●最低地上高:220㎜
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:18.4㎞/ℓ
問い合わせ先:スバル TEL:0120-052215
小さくてよく走って電気も使える!
ダイハツ/ロッキー
¥2,216,500~(HEV)
HEV
バッテリー容量 0.73kWh

ソロキャンプにちょうどいいサイズの小型SUV。発電専用の1.2ℓエンジンを搭載し、モーターで走るハイブリッド車(前輪駆動)も選べ、こちらにはオプションでコンセントが設定されている。コスパ抜群の1台だ。
【プレミアムG HEV】
●全長×全幅×全高=3,995×1,695×1,620㎜
●車両重量:1,070㎏
●最低地上高:185㎜
●最小回転半径:5.0m
●WLTCモード燃費:28.0㎞/ℓ
問い合わせ先:ダイハツ TEL:0800-500-0182
車中泊で電気を使えるワゴン
トヨタ/カローラ ツーリング
¥2,359,500~
HEV
バッテリー容量 4.08Ah

使いやすいサイズ感、そしてカローラならではの経済性が魅力のステーションワゴン。後席をたためば荷室の奥行きは1,953㎜に。すべてのグレードがハイブリッド車で、コンセント(2つ)はオプションだ。
【E-Four W×B】
●全長×全幅×全高=4,495×1,745×1,460㎜
●車両重量:1,440㎏
●最低地上高:130㎜
●最小回転半径:5.3m
●WLTCモード燃費:24.9㎞/ℓ
問い合わせ先:トヨタ自動車 TEL:0800-700-7700
上級グレードなら"電活"できる!
スバル/クロストレック
¥3,833,500~(HEV※)
HEV
バッテリー容量 4.8Ah

スポーティなスタイリングとSUVの性能を備えたクロストレックは、普段使いとソト遊びを1台で両立させたいアウトドアパーソンにぴったり。コンセントはハイブリッドの「プレミアム」グレードにオプション設定。
※クロストレックにはマイルドハイブリッド車もあります。
【プレミアム S:HEV】
●全長×全幅×全高=4,480×1,800×1,575㎜
●車両重量:1,660㎏
●最低地上高:200㎜
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:18.9㎞/ℓ
問い合わせ先:スバル TEL:0120-052215
家族で電化製品を使える
トヨタ/ノア
¥3,182,300~(HEV)
HEV
バッテリー容量 4.08Ah

ノア(写真)とヴォクシーの兄弟車はともにハイブリッド車をラインアップ。ノアの場合、ハイブリッドの「S-Z」にコンセントを標準装備。ハイブリッド「S-G」、同「X」もオプションで付けられるのがうれしい。
【ハイブリッド S-Z(4WD)】
●全長×全幅×全高=4,695×1,730×1,925㎜
●車両重量:1,720㎏
●最低地上高:125㎜
●最小回転半径:5.5m
●WLTCモード燃費:22.0㎞/ℓ
問い合わせ先:トヨタ自動車 TEL:0800-700-7700
安心感があって静か、電気も使える
日産/セレナ
¥3,248,300~(HEV)
HEV
バッテリー容量 1.8kWh

エンジン音が静かな「e-POWER」を搭載したセレナのハイブリッド車は、ロングドライブで家族が快適に過ごせる。さらに「e-4ORCE」搭載モデルは高速道路や山道でも安定感抜群。コンセントはオプション。
【e-4ORCE ハイウェイスターV】
●全長×全幅×全高=4,765×1,715×1,885㎜
●車両重量:1,930㎏
●最低地上高:150㎜
●最小回転半径:5.7m
●WLTCモード燃費:16.1㎞/ℓ
問い合わせ先:日産自動車 TEL:0120-315-232
5ナンバーサイズでスライドドア付き!
トヨタ/シエンタ
¥2,439,800~(HEV)
HEV
バッテリー容量 6.5Ah

スライドドアを備えたミニバンの利便性を、今や貴重な5ナンバーサイズで実現した人気モデル。ソト遊びには広い室内を積載に活用しやすい2列5人乗りがおすすめだ。コンセントはハイブリッド車にオプション。
【ハイブリッド Z E-Four(5人乗り)】
●全長×全幅×全高=4,260×1,695×1,715㎜
●車両重量:1,400㎏
●最低地上高:140㎜
●最小回転半径:5.0m
●WLTCモード燃費:24.8㎞/ℓ
問い合わせ先:トヨタ自動車 TEL:0800-700-7700
まもなく販売開始! PHEVも登場
トヨタ/RAV4
価格未定
HEV
PHEV
バッテリー容量 未公開
EV航続距離 150km

2025年度中に発売が予定されている新型RAV4は、車体の基本骨格であるプラットフォームから一新。3つのスタイルが設定され、なかでもアウトドア志向の「アドベンチャー」(写真)に注目。電動パワーユニットはHEVとPHEVの2種類。後者はEV走行の距離が長く、給電性能も向上。

コクピットは平衡感覚がつかみやすい水平基調。表示や操作性も向上している。
【アドベンチャー(ハイブリッド車 E-Four)】
●全長×全幅×全高=4,620×1,880×1,680㎜
●車両重量:未公開
●最低地上高:未公開
●最小回転半径:未公開
●WLTCモード燃費:未公開
問い合わせ先:トヨタ自動車 TEL:0800-700-7700
"ほぼEV"感覚で乗れる先進のSUV
三菱/アウトランダー
¥5,294,300~
PHEV
バッテリー容量 22.7kWh
EV航続距離 102km

いち早くPHEVを搭載したアウトランダーは、現行型の大幅改良を経てEV航続距離が100㎞強に。足回りと4輪制御システムの改良で旋回中の安定性も高めた。コンセントは全グレードに標準装備されている。
【G(5人乗り)】
●全長×全幅×全高=4,720×1,860×1,750㎜
●車両重量:2,110㎏
●最低地上高:200㎜
●最小回転半径:5.5m
●WLTCモード燃費:17.2㎞/ℓ
問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860
ゆとりある室内で楽しみ、ギア満載でGO
マツダ/CX-80
¥6,391,000~(PHEV)
PHEV
バッテリー容量 17.8kWh
EV航続距離 67km

3列シートの広い室内空間と運転の楽しさを突き詰めた設計が特徴。電動パワートレインはMHEVとモーター走行可能なPHEV。どちらも上質で快適な移動時間が満喫できる。コンセントはPHEVに標準装備。
【PHEV Lパッケージ】
●全長×全幅×全高=4,990×1,890×1,710㎜
●車両重量:2,210㎏
●最低地上高:170㎜
●最小回転半径:5.8m
●WLTCモード燃費:12.9㎞/ℓ
問い合わせ先:マツダ TEL:0120-386-919
かっこいい電動SUVといえばこれ!
マツダ/CX-60
¥5,700,200~(PHEV)
PHEV
バッテリー容量 17.8kWh
EV航続距離 71km

スポーツカーのロジックを取り入れた精悍なデザインと、その期待に応える快活な走りが魅力の2列5人乗りSUV。電動パワーユニットはMHEVとPHEVで、後者はコンセントを標準装備。走行中も停車中も快適。
【PHEV Lパッケージ】
●全長×全幅×全高=4,740×1,890×1,685㎜
●車両重量:2,080㎏
●最低地上高:180㎜
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:14.3㎞/ℓ
問い合わせ先:マツダ TEL:0120-386-919
お手頃サイズのPHEVはラストチャンス
三菱/エクリプスクロス
¥4,094,200~(PHEV)
PHEV
バッテリー容量 13.8kWh
EV航続距離 57km

スポーティなデザインで、取り回しに優れたサイズ感が特徴。PHEV搭載モデルは50㎞以上のEV走行が可能。ただし、今年8月をもって国内向けPHEVモデルの生産は終了。在庫販売のみなので、次世代に期待!
【P(PHEV)】
●全長×全幅×全高=4,545×1,805×1,685㎜
●車両重量:1,920㎏
●最低地上高:185㎜
●最小回転半径:5.4m
●WLTCモード燃費:16.4㎞/ℓ
問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860
超・大容量電池搭載の第3世代
日産/リーフ
¥5,188,700~
EV
バッテリー容量 78kWh
EV航続距離 702km

量産EVの先駆け、リーフが第3世代にモデルチェンジ。大容量電池を搭載し、都市部から郊外のキャンプ場まで往復しやすく、滞在中の給電にも余裕がある。充電ポートに接続して電気を供給する「AC外部給電コネクター」を標準装備。室内と荷室にもコンセントが付く(オプション)。

「AC外部給電コネクター」はドアをロックした状態でも使用可。災害時にも活躍。
【B7 G】
●全長×全幅×全高=4,360×1,810×1,550~1,565㎜
●車両重量:1,920㎏
●最低地上高:135㎜
●最小回転半径:5.3m
●WLTCモード一充電走行距離:685~702㎞
問い合わせ先:日産自動車 TEL:0120-315-232
タフに使えるEVがまもなく発売開始
スズキ/e ビターラ
¥3,993,000~
EV
バッテリー容量 160Ah
EV航続距離 520km

来年1月から発売される小型SUVタイプのEV。4WD機構は悪路脱出に役立つ「トレイルモード」を備え、荷室の奥行きは最大で1,455㎜。力強いデザインがフィールドで映える。コンセントは全グレードに標準装備。
【Z 4WD】
●全長×全幅×全高=4,275×1,800×1,640㎜
●車両重量:1,890㎏
●最低地上高:185㎜
●最小回転半径:5.2m
●WLTCモード一充電走行距離:472㎞
問い合わせ先:スズキ TEL:0120-402-253
HEV・PHEV・EVの知っ得! Q&A
ひとくちに電動車といっても、仕組みはさまざま。違いを知っておくことで、電気を取り出せるかどうかや購入時の補助金を知る目安にもなる。
Q1
HEV、PHEV、EVって何が違うの?
A
モーターで走る領域に差があり、完全な電動車はEVだけ
モーターだけで走るEVは環境に優しく、静かで低速から力強い反面、駆動用バッテリーが高価なため車両価格も上がりがち。そこで低容量バッテリーを積んで動力源をモーターとエンジンの併用とし、走行中に充電するHEVが登場した。このHEVを発展させてバッテリー容量を少し高め、外部充電機構も付けてモーター走行の領域を高めたのがPHEVだ。

上の写真はエンジンを発電専用としモーター駆動で走る日産の「e-POWER」ユニット。
Q2
マイルドハイブリッドってナンダ?
A
モーターの出力が小さく発進や電装品を補助する
クルマに搭載されている発電機を強化し、発進用モーターを兼ねてエンジンや電装品を補助するシステムがMHEV(マイルドハイブリッド)。モーターだけで走れる(EV走行)領域はないかごくわずかで、給電機能もない。これに対してHEVはストロングハイブリッドとも呼ばれる。
Q3
EV、OHEVの一充電走行距離とは?
A
充電をしないで走り続けられる距離の指標
フル充電の状態で走行できる距離。世界基準の測定方法(WLTCモード)で示される。実際に走れる距離は道路や交通状況、走り方によって変わるが、電動車の性能を知る重要な目安になる。また、PHEVはEV走行ができる値として示される。HEVでもEVモードはあるが、走行距離はわずかだ。
Q4
キャンプ中にずっと給電できる!?
A
HEVは充電量が減るとエンジンがかかりがち
駆動用バッテリーの容量が大きい車種(HEV<PHEV<EVの順に)ほど給電容量にも余裕がある。キャンプで電化製品を使う場合、大容量バッテリーを搭載したEVなら安心(帰路の充電は忘れずに)。HEVの場合、充電量が減ると自動的にエンジンが回りだすので、夜間の使用では気を付けよう。
Q5
CEV補助金の適用範囲とは?
A
EVやPHEV等が対象で新車購入時に申請する
EVなどのクリーンエネルギー車を新車で購入する際に利用できるのが、CEV補助金。2025年度の補助金額はEVが最大90万円、PHEVが最大60万円。車種によって補助金額は変わり、2026年は未定。三菱/アウトランダー(PHE
V)の場合、2026年3月31日までの登録車は55万円だ。
(注)バッテリー容量を表わす単位はメーカーによって異なります。kWh→1kWの電力を1時間供給できる容量。Ah→1アンペアの電流を1時間供給できる容量。
※掲載している車両本体価格は2025年10月時点の価格です。
※構成/櫻井 香
(BE-PAL 2025年12月号より)







