パタゴニア、ソレル、ザ・ノース・フェイス…北米の人気アウトドアブランド誕生秘話【O~W編】 | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • アウトドアブランド

    2024.02.05

    パタゴニア、ソレル、ザ・ノース・フェイス…北米の人気アウトドアブランド誕生秘話【O~W編】

    150年以上続く老舗ブランド、世界を代表する存在となったブランド、革命児的スタイルのブランド…そんな個性あふれる北米のアウトドアブランドの歴史&定番アイテムをまとめて見ていこう。ここでは、OからWで始まるブランドを紹介する。

    老舗&名門ブランド・名品ギアの誕生モノ語り【O~Wまで】

    オスプレー(1974年〜America)

    オーダーメイドから世界へ
    高品質なモノ作り

    タカ目ミサゴ科の鳥、オスプレーの名が付けられたバックパックブランド。美術大学出身の創業者のマイク・プフォテンハウアーは、趣味の登山と芸術を融合させたモノ作りを目指し、実用的なバックパックを開発。オーダーメイドから始まったブランドは、瞬く間に世界の登山家から求められる存在となった。

    問い合わせ先:ロストアロー https://www.lostarrow.co.jp/store/

    タロン ベロシティ 30
    ¥29,700(予価)

    image

    トレラン、自転車、スキーなど、スピードを求めるアウトドアアクティビティー向けモデル。

    アウトドアリサーチ(1981年〜America)

    ゴアテックスのゲイターはここから始まった

    原子物理学者にしてブランド創業者ロン・グレッグは、友人の凍傷をきっかけに安全かつ優れた「Xゲイター」を開発。この製品は、初めてゴアテックスを採用したゲイターとして注目を集めた。以降、ハットやグローブなど、手、足、頭を守るアウトドアアイテムを中心に開発。現在ではウェア類まで、幅広く取り扱う。

    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575

    シャドーウィンドフーディー
    ¥16,500

    image

    高い耐風性、耐水性、通気性を併せ持ち、ストレッチ性にも優れたジャケット。

    パタゴニア(1973年〜America)

    ヨセミテで生まれた世界を代表するブランド

    パタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナードが始めた、ピトンなどのクライミングギアを製造・販売する「シュイナード・イクイップメント」社がルーツ。その後、同社がアウトドアウェア市場に参入し、ブランド名を「パタゴニア」に変更して、ウェア部門を独立させた。軽く、濡れても暖かいフリース(ポリエステル・パイル)素材や、比重が小さく吸水性がないポリプロピレンをベースレイヤーに導入するなど、当時のアウトドア業界に数々の革新をもたらした。

    創設当初から環境問題への先進的な取り組みで注目され、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンの使用、売り上げの1%を環境保護団体へ寄付するほか、フェアトレード製品の拡大も精力的に行なっている。2022年、イヴォンと家族が保有していた同社の株、4,300億円相当をすべて寄付したことでも話題に。

    問い合わせ先:パタゴニア日本支社 カスタマーサービス TEL:0800-888-7447

    ブラックホール・ダッフル 55L
    ¥22,000

    image

    image

    4サイズの展開がある同シリーズのなかでも小旅行に使いやすい55ℓサイズで、庫内へのアクセスも容易。また、耐久性に優れたリサイクル素材を使用しているのも特徴だ。

    image

    両サイドにハンドルを備えるため、荷物を水平にして持ち上げることができる。側面にデイジーチェーンも備える。

    image

    アッパー部分には、手持ちハンドルのほか、バックパックのように背負えるショルダーストラップも付属している。

    ペンドルトン(1863年〜America)

    家族6代で繋いできた高品質

    150年以上にわたってアメリカンスタイルのスタンダードを作り出し続ける、"アメリカの良心"。本拠地オレゴンやサウスウェストのネイティブアメリカンたちを対象に、色やデザインの好みを研究し、色鮮やかかつ複雑なパターンをいくつも生み出してきた。ハーディングパターンやチーフジョセフパターンがその代表格。今でも原羊毛から糸を紡ぎ、染色、製品作りまで、伝統的な工程で製造している。

    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575

    Oversized Jacquard Towels 
    ¥11,550

    image

    人気のジャカード柄を採用したバスタオル。肉厚コットンで肌触りが◎。洗濯機で丸洗い可能。

    image

    創業者トーマス・ケイ。1889年開業の工場からペンドルトンの歴史が始まった。

    シアトルスポーツ(1983年〜America)

    長らく信頼される質実剛健なプロ仕様

    ワシントン州のシアトルを起点に、パドラーであるデニス&マイク・ヒル兄弟が創業。高周波によるシーム溶着技術を世界に先駆けて開発し、防水性の高いドライバッグでその名を広めた。1987年には、ラフティングボードに乗せるパックが欲しいという要望に応えた「フロストパック」が登場。本体にターポリン素材、ウェビングテープにポリエステル素材を採用、プロ仕様のタフな仕上がりで一世を風靡した。今なお愛されつづける、ウォーターアクティビティーに欠かせないロングセラーだ。

    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575

    フロストパック 40QT
    ¥12,870

    image

    空気孔がついた二重アルミ製特殊断熱層で、外気を遮断し保冷効率を高める。2ℓペットボトルを縦に収納できて、使い勝手が良い。

    シエラデザインズ(1965年〜America)

    愛されつづける元祖マウンテンパーカ

    アウトドア好きなふたりの青年、ジョージ・マークスとボブ・スワンソンが、自身のアウトドアでの経験やアイデアをもとに、バックパック用品から事業をスタート。雄大にそびえ立つシエラネバダ山脈をその名の由来とし、命を託せる信頼性をコンセプトに高機能で高品質な製品を作りあげた。なかでも1968年に発売した「マウンテン パーカ」は、ブランド最大の看板アイテム。今や一般用語となったマウンテンパーカのオリジナル商品となっている。軽さと丈夫さを兼ね備えた、米国製のオリジナル「60/40クロス」を使用し、今もMade in USAを守っている。

    問い合わせ先:アリガインターナショナル TEL:03(6659)4126

    ORIGINAL MOUNTAIN PARKA 
    ¥66,000

    image

    横糸に綿60%、縦糸にナイロン40%の比率で織り上げた「60/40クロス」。透湿性に優れ、経年変化も楽しめる。

    image

    ジョージとボブは、カリフォルニア州バークレーの「スキーハット」という小さなショップでともに勤務していた。

    スマートウール(1995年〜America)

    メリノウール製品でどんなシーンも快適に

    スキーインストラクターのピーター&パティ・デューク夫妻が、つま先を冷やすことなく長い時間スキーを楽しみたいとブランドを創設。当時主流だった化繊ではなく、保温性と吸湿速乾性に優れたメリノウールをピックアップした。チクチクするというそれまでのウールのマイナスイメージを覆す快適な履き心地のソックスは、いまや登山時の定番品に。ベースレイヤーはもちろん、キャップやグローブなどのアクセサリー類も充実している。

    問い合わせ先:ロストアロー https://www.lostarrow.co.jp/store/

    パーフェクトクルー ショートスリーブティー 
    ¥8,910(予価)

    image

    image

    メリノウール50%、オーガニックコットン50%を使用。今までにないしっとりとした着心地が魅力だ。

    ソレル(1962年〜Canada)

    ウインターブーツのいしずえを築く

    カナダのオンタリオ州にて、ウィリアム・H・カウフマン社より誕生。レザーアッパーにラバーボトム、着脱可能なフェルトライニングのコラボで、後世のスタンダードとなるブーツを生み出した。インナーに9㎜の厚さのサーモプラスフェルトを採用した「カリブー」は、ウインターブーツの代表格となっている。

    問い合わせ先:コロンビアスポーツウェアジャパン TEL:0120-193-803

    キネティック インパクト2 ワンダーレース 
    ¥19800

    image

    確かな技術力を日常履きに昇華したモデル。軽量で弾力性の高い「LIVELYFORM」で歩行が楽に。

    スタンレー(1913年〜America)

    未来を拓く真空ボトルのパイオニア

    物理学者のウィリアム・スタンレーJr.が、真空断熱技術とスチールの頑強さを融合した真空スチールボトルを発明したのを契機に誕生。当時の魔法瓶は、落としたりぶつけたりしただけで内部が割れてしまうものだったため、スタンレーがつくった"割れない"ボトルは革新的で、瞬く間にヒットを巻き起こした。現在は、グリーンオフィスガイドという環境への負担を減らす規則を採用し、サステイナブルなモノ作りにも注力。業界のトップランナーとして、リサイクルステンレスを使用した製品をリリースしている。

    問い合わせ先:ビッグウイング TEL:06(6167)3005

    H2.0 真空スリムクエンチャー 0.88L 
    ¥6,490

    image

    フタを回転させるだけで、フタ、ストロー、飲み口の3通りの使い方ができる。リサイクルステンレス採用。

    テバ(1984年〜America)

    世界初のストラップ付きスポーツサンダル

    グランドキャニオンのリバーガイドだった創設者が、ウォータースポーツでビーチサンダルが簡単に脱げてしまうことに不満を抱き、アンクルストラップ付きサンダルを考案したのが始まりだ。ハリケーンシリーズを筆頭とした、シンプルで機能的なフットウェアは、水辺にとどまらずキャンプや街中でも重宝されている。2020年からは主要なサンダルのストラップに100%再生素材を採用するなど、環境に配慮した取り組みも実践中。

    問い合わせ先:デッカーズジャパン TEL:0120-710-844、jp.teva.com

    Hurricane XLT2
    ¥10,780

    image

    速乾性と耐久性に優れた、REPREVE再生ポリエステルウェビングを採用。

     

    ザ・ノース・フェイス(1966年〜America)

    探検をやめない業界随一の革命児

    ロッククライマーのダグラス・トンプキンスが、カリフォルニア州のサンフランシスコに開いたスキー・バックパック用品の小さな店舗がブランドのスタート地点だ。ダグラスがスローガンに掲げた"探検をやめるな"の言葉のとおり、革命的な製品を生み出し続けることとなる。

    一番初めに製造したのは、軽量コンパクトなスリーピングバッグ。業界で初めて最低温度規格表示を明記したことで、ユーザーから大きな信頼を得た。1969年には、ダウンパーカの原型となる「シエラパーカ」を開発。世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」を1975年に発売すると、最小の面積で最大の容積をかなえる新構造で、それまでのテントの常識を覆した。通気性を備えて蒸れを解消する防水透湿素材、「FUTURELIGHT™」の開発も記憶に新しい。アウトドアの枠を超え、いまやファッションシーンでも定番となりつつある時代の風雲児だ。

    問い合わせ先:ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:03(3481)7266、0120-307-560

    ストーアウェイジャケット
    ¥39,600

    image

    1982年誕生の名品を、メンブレンに非フッ素のePE GORE-TEXを採用して、サステイナブル素材にアップデートした。

    1960年代後半に発売された、「シェラパーカ」の初期モデル。アウトドア用ダウンジャケットの原型ともいわれている。

    サーマレスト(1972年〜America)

    星空の下でのより良い眠りを追求

    登山家のジョン・バロウズとその友人、ジム・リー、ニール・アンダーソンが共同設立。3人の目標は、より良い睡眠によって山での日々をさらに充実させることだった。庭のグラウンドクッションからヒントを得て開発したセルフインフレータブル式マットレスは、軽さと収納性を重視する登山者に欠かせないアイテムへと成長を遂げた。

    問い合わせ先:モチヅキ☎ 0256(32)0860

    ホンチョポンチョキッズ
    ¥15,400

     

    image

    image

    image

    ブランケットにもなるフード付きポンチョに、キュートな柄のキッズサイズが新登場。

    image

    セルフインフレータブル式マットレスを生んだ、手作りの圧着機。シアトルの本社に保管されている。

    ユーコ(1971年〜America)

    実用性・快適性・独創性の三本柱

    海兵隊に所属していたグレゴリー・ドレイパーが設立。1983年発売の「オリジナルキャンドルランタン」のヒット以降、キャンドルランタンのトップブランドとして君臨してきた。LEDライトや焚き火台など、"灯り"がモノ作りのキーワードだ。ブランド名は、Utility(実用性)、Comfort(快適性)、Originality(独創性)の頭文字に由来する。

    問い合わせ先:モチヅキ TEL:0256(32)0860

    フラットパック スモークレスグリル
    ¥35200

    image

    効率的な二次燃焼により、無煙空間をかなえるグリル。コンパクトに折りたためるので、持ち運びも簡単だ。

    キャンドルランタン
    ¥4950

    image

    シンプルな構造で必要なときに手軽に使える。取っ手が付いて、持ち運びや吊り下げに便利。

    バーゴ(2003年〜America)

    ロングトレイルに必携の軽量ギア

    創業者のブライアンバーゴが、約3,500kmのアパラチアントレイルを踏破した経験をウェブサイトで公開したのがきっかけ。効率的に軽量化を成功させる自身のノウハウが一定のニーズを得ていると気づき、eコマースから事業を始めた。軽さと耐久性を兼ね備えたチタンを素材に、ユニークな製品を多数展開している。なかでも折りたたみ式ネイチャーストーブ「ヘキサゴンウッドストーブ チタン」は、わずか116gの軽さでミニマリストに大好評。アルコールストーブの風防としても使える。

    問い合わせ先:ケンコー社 TEL:06(6374)2788

    チタニウムボット700 
    ¥19,800

    image

    ボトルとポットを組み合せた「ボット」。ハンドルを取り付け、よりクッカーに近い使用ができる進化モデルだ。

    バスク(1965年〜America)

    長い歴史が叶える極上のフィット感

    ワークブーツで有名なレッドウィングシューカンパニーの一部門からスタート。イタリア製のハイキングフットウェアの製造、輸入、販売を行なっていた。転機となったのは1984年。レッドウィングレザーにGORE-TEXを搭載した「サンダウナー」の発売と、他社に先駆けたアジアのマーケットへの進出が功を奏したのだ。サンダウナーはアメリカの国立公園で働くパークレンジャーのオフィシャルブーツにも選ばれ、その快適な履き心地は広く認知されている。

    問い合わせ先:エイ アンド エフ TEL:03(3209)7575

    NOW 
    ¥22,000

    image

    快適性と安定性を重視した新作。かかとと前⾜部を幅広に設計し、内部フィットスリーブの採用で中⾜部をサポートする。

    ウェスタンマウンテニアリング(1972年〜America)

    個人経営を活かしたMade in USA

    カリフォルニア州サンノゼに住むふたりの若い登山家、ゲイリー・シェーツリンとジェフ・ジョーンズが自分たちでスリーピングバッグを作り始めたのが起源。最高級850FPのグースダウンは、最小限のバルクで最大限の保温性を生み出す。現在も、ほとんどの製品をサンノゼにある自社工場で製造し続けている。

    問い合わせ先:ロストアロー https://www.lostarrow.co.jp/store/

    サマーライト
    ¥73,040(予価)

    image

    身長181cm以上の人にも適合するビッグサイズが追加された。3シーズンに対応。

    (BE-PAL 2024年2月号より)

    あわせて読みたい

    アルトラ、バイオライト、コトパクシ…アウトドア大国・北米の14ブランドを一気に紹介!【A~C編】

    ダナー、エディー・バウアー、グレゴリー…アウトドア大国・北米17ブランドの歴史&人気アイテムを紹介!【D~K編】

    エル・エル・ビーン、マーモット、モス…北米の大人気ブランドの歴史を解説【L~M編】

    日本のアウトドアブランドは名品揃い!躍進する12ブランドの人気の理由【A~F編】

    「第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023」全7部門&大賞をまとめて発表!

    「第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023」全7部門&大賞をまとめて発表!

    大賞は…スタイリッシュと話題のテントに決定!【第3回 BE-PALアウトドアアワード 2023】

    NEW ARTICLES

    『 アウトドアブランド 』新着編集部記事

    鎌倉天幕とはどのようなブランド?魅力やおすすめギアを7アイテム紹介

    2024.02.29

    カリマー2024年春夏コレクションでは2種のミドラーが登場! 次世代素材のアウターをチェック

    2024.02.25

    名作「アラートパンツ」が復活!ジャパンブランドのフェニックスからアウトドアラインが3月上旬発売

    2024.02.23

    パタゴニアの最強ダウン10選!人気の理由や選び方も解説

    2024.02.23

    ペンドルトン2024年春夏コレクション!「ヘリノックス」「富士ホーロー社」とのコラボで物欲をそそられる~

    2024.02.17

    MATE.BIKEがショッピングバッグを有料に!代金の一部は環境保全活動のために寄付

    2024.02.15

    あの人気ブランドも! 成長著しい韓国&オセアニアの6つのアウトドアブランド一気見せ

    2024.02.13

    ガレージブランドって何? 日本生まれのアウトドアブランドを徹底解説!

    2024.02.13