
例えば、休憩時間をさらにリラックスできるものにしてくれたり、効率性を上げて山行の時間を短縮してくれたりなど。
便利グッズを上手く活用することで、登山は格段に楽しく、そして安全なものになります。
今回は、登山を快適にしてくれるおすすめの便利グッズをご紹介します。
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登山が快適に!便利グッズを利用しよう!

山に衣食住を持ち運びながら山頂を目指す登山。ときには、数日間という長い時間を持参した道具だけで過ごすことになります。
もちろん、日帰り登山であっても道具に頼りながら行動します。
今回は、そんな登山中に起きる「困った」を解決してくれたり、山行をより快適にしてくれたりする便利グッズをご紹介します。
登山便利グッズおすすめ15選!
ペットボトルリング・クリップ

水分補給は、登山において最も重要な行動の一つ。喉が渇いた時はすぐに水分を摂りたいですが、毎回バックパックを下ろすのは面倒ですよね。
そんな時に便利なのが、ペットボトルリングやクリップです。ウエストベルトやカラビナを掛けられるところにペットボトルを吊り下げておけば、歩きながらでもスムーズに水分補給ができます。
おすすめはBISONのD-RING ボトルバンデット。カラビナを採用してどこでもペットボトルをかけられ、本体も分厚くしっかりした作りで安心です。
機能性タオル

汗を拭いたり、濡れたものを拭いたり、何かと出番が多いのがタオル。
しかし一般的なタオルはかさばりますし、乾きにくいのが難点です。
その点、パックタオルは吸水性・速乾性に優れ、コンパクトに収納できるのが大きな魅力。
軽量なので荷物の重さを気にせず持ち歩けます。
おすすめはパックタオルのパーソナル。自重の4倍の水分を吸収し、かつ速乾性にも優れます。
4サイズの展開と豊富なカラーバリエーションもポイントです。
PackTowl(パックタオル) パーソナル
FACE:25x35cm 20g
折り畳み座布団

休憩時、雨上がり登山の岩や山頂ベンチ、泥付きの場所に直接座るのが億劫になります。
そんな時に活躍するのが、折り畳み座布団です。
コンパクトに折りたため、軽量なのでザックのサイドポケットなどに入れておけば休憩したい時にサッと広げて座ることができます。
お尻を冷えから守ってくれるだけでなく、座り心地も格段に良くなります。
おすすめはダイソーの携帯用レジャーマットや8つ折りレジャーマット。ダイソーならではのコストパフォーマンスの高さがなによりの魅力。
アウトドアブランドより耐久性は劣りますが、高耐久を求めるアイテムではないので、日帰りなら十分です。
折り畳み椅子

休憩時間を快適にしたいなら、折り畳み椅子がおすすめです。
山中で椅子に座る、というのは実はほとんどなく、岩や倒木では安定せずゆっくり休めないことも。
平たいところで安定した場所で椅子を設置すれば、驚くほど休まります。
非常にコンパクトになるものや組み立てが簡単なものなど、様々な種類があります。
おすすめはモンベルのL.W.トレールチェア 26。背もたれがないので快適性は最低限になりますが「パンツを汚さず」「安定して座る」という、チェアに必要なポイントを押さえたモデルです。
複雑な組み立ては必要なく、広げるだけでOKなのも魅力。
モバイルバッテリー

スマートフォンは地図アプリやカメラ、緊急時の連絡手段など、今や登山に欠かせないツールです。
また現在はヘッドライトやスマートウォッチなど、現地で充電が必要な端末が増えてきました。
モバイルバッテリーがあれば、こうした端末のバッテリー残量を気にすることなく安心して使えます。
モバイルバッテリーは非常に多くのものが出回っていますが、日帰りで破損や故障を気にすることなく使いたい場合は、ダイソーのモバイルバッテリーを使うのもアリです。
筆者は日帰りなら主にダイソーのモバイルバッテリーを使っています。下山後のバッテリー不足に備えたり、山行中の思わぬバッテリー消費時に使っています。
軍手

山行中は登山向けのグローブを必要に応じて着用するのがおすすめです。
日帰り登山で軽めのハイキングなど、シビアな岩場や藪の通過などなければ、軍手を使うのもアリです。
調理で熱いものを持ったり、滑り止めが付いてるものなら短い鎖場も通過できます。
おすすめはダイソーのすべり止め手袋 2双入 紳士用です。
入手しやすく2双入っているので、ストックしておくのも良いです。
ライター

ライターはストーブの着火をはじめ、ほつれたナイロン部分をまとめたりと、様々な用途で使えます。
入手しやすく安価なので、複数持っておいても良いです。
SOTOのスライドガストーチは、火口が伸びてかつ1,300度の炎温度という、扱いやすさと高耐久を備えたおすすめモデルです。
SOTO スライドガストーチ
幅40×奥行17×高さ117〜185mm
携帯ゴミ袋

登山中に出るゴミは、できれば他の道具とは分けておきたいところ。まとめておけば山行後も直ぐに処分できるので、携帯ゴミ袋は効率的で衛生的なので持っておきましょう。
おすすめはO.D.ガベッジバッグ 4L。識別しやすい色とバックパックに外付けできる仕様など、使い勝手が良いアイテムです。
ウェットティッシュ

山では手を洗う場所が限られていて、貴重な水を使うことになります。
食事前やトイレの後など、手を清潔にしたい時に山でのウェットティッシュは非常に便利です。
また、体をさっぱりさせたい時にも使えます。
おすすめはダイソーの除菌ウェットティッシュ(アルコールタイプ、大判サイズ、35枚)。
ノンアルコールタイプや携帯性の良い少量タイプもあるので、好みに合わせて入手できます。
除菌ウェットティッシュ(アルコールタイプ、大判サイズ、35枚)
折り畳み傘

風がなく雨量の少ない雨や、低山ハイキングで緊急時など、雨具を出すほどではないときに折り畳み傘が役立ちます。
使用から収納までレインウェアよりスピーディに済むのが魅力です。
おすすめはモンベルのトレッキングアンブレラ 55。軽量かつ耐久性の高さで登山の使用に最適です。
ロールペーパーホルダー

山小屋のトイレや携帯トイレを使う際に役立つのが、ロールペーパーホルダーです。
トイレットペーパーは濡れる心配もあり、濡れから守って持ち運びたいもの。
専用のホルダーを使えば、コンパクトに持ち運べて、ペーパーが濡れるのを防げます。
おすすめはモンベルのO.D.ロールペーパーキット。水解性原紙を使用した専用ペーパーに対応したケースがセットになっています。
ファイヤースターター

ライターやマッチが使えなくなった時でも、火をおこすことができるファイヤースターターは、もしもの時の備えとして非常に有効です。
火花を散らして火をおこすので水に濡れても問題なく、モデルによって数千回の使用が可能です。
おすすめはLIGHT MY FIRE(ライトマイファイヤー)のファイヤースチール スカウト。
登山に丁度よいサイズに扱いやすいハンドルと、確実に火花を生み出します。
マルチツール

ビクトリノックスのマルチツールは、登山で役立つ機能がコンパクトな本体にたくさん詰まっています。
ナイフはもちろんハサミ、ドライバーなどの様々な機能が付いているので、山でのちょっとしたトラブルにも対応できます。
おすすめモデルはハントマン。15もの機能を搭載し、様々な場面に対応します。
ビクトリノックス ハントマン
21 ✕91✕26 mm 97 g
サコッシュ

行動食やスマートフォン、財布など、すぐに取り出したいものを入れておくのに便利なのがサコッシュです。
必要最低限の荷物を収納し、肩掛けておくことでバックパックを下ろすことなく必要なものをサッと取り出せるので、休憩時や移動中のストレスが軽減されます。
おすすめはモンベルのU.L.MONO ポーチ S。軽量コンパクトな本体からは、スマートフォンや小銭入れ、ウェットティッシュやライターなど、すぐに取り出したい小物を収納できます。
保温ボトル

夏に冷えた飲み物を持ち歩きたいときや、秋冬の山頂で温かい飲み物を飲みたい時に大活躍するのが保温ボトルです。
高い保温・保冷力で、朝入れたお湯が「アツッ」と温かいままキープできます。
何度もお湯を沸かす心配がなく、飲むたびにシングルバーナーで再加熱する必要がないのもポイントです。
おすすめはモンベルのアルパインサーモボトル。優れた保温性のみならず、容量やカラーリングも豊富で、山行に合わせた適切なモデルを選べます。
登山便利グッズがあれば登山がより楽しくなる!
いかがでしたか。絶対に持っておきたいわけではないけれど、使えば登山を快適に過ごせるアイテムはたくさんあります。
ここでご紹介したアイテム以外にも「これは登山で使えるかも」とひらめくこともあると思います。
便利グッズを見つけて楽しく快適な登山を満喫しましょう。