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キャンプ用ピローの選び方
キャンプ用のピローを選ぶときは、タイプや素材、収納サイズを確認し、使い勝手のよさや寝心地、耐久性をチェックすることが大切だ。
耐久性をチェック
テント内とはいえ、アウトドア用のピローは屋外で使うもの。枝に当たってしまったり、地面にすれたりすることもあるだろう。また、キャンプの就寝時は環境により汗をたくさんかくこともある。
そのため、清潔に使えて耐久性のいい枕を選ぶことが大切。また、長く使えるよう使わないときのケアも確認しておこう。 「インフレータブル」や「セルフインフレータブル」のような空気を注入する枕は、素材にPVC加工がされていると丈夫。
スポンジが入った「折りたたみタイプ」のようなピローの場合は、洗えるものを選ぶといつでも清潔に使用できる。洗濯機で洗えるタイプなら、手間もかからず容易にケアが可能だ。
収納力にも注目
キャンプ用のピローは持ち運びするため、かさばらないようコンパクトにまとまるタイプがおすすめ。
インフレータブルタイプだと、手のひらサイズにまとまる枕もある。折りたたみタイプを使う場合も、荷物がかさばらないようできるだけ小さくまとまる枕を選ぶのがポイント。
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BE-PALが厳選!キャンプでの快眠に必須のおすすめピロー
テント泊の際、人によっては寝袋やマット以上に安眠を左右するのがピロー。頭や首に負担を与えない、心地よいものをBE-PALがピックアップした。
(BE-PAL 2022年5月号より)
Western Mountaineering(ウエスタンマウンテニアリング) クラウドレストダウンピロー
心地よい睡眠が得られる、800フィルパワーのダウンを封入した枕。スタッフバッグにコンパクトに収納が可能できる。
内部にダウンが入りフカフカ、ホカホカな枕。本体と一体になった袋に収納でき、コンパクトに。800フィルパワーのダウンの保温力は抜群!
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THERMAREST(サーマレスト) コンプレッシブルピローシンチ(レギュラー)
裏側にコードが配置され、引き絞ればピローが圧縮される面白い仕組み。硬さと高さの微調整ができて、とても快適。
マットレス製造時に出るフォームの切れ端を再利用して作ったエコ枕。使わない時は丸めて収納できるので持ち運びに便利。柔らかすぎず、硬すぎず、高さの微調整もできるから快適な自分好みの枕に調整できる。
撮影/山本 智
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アウトドアの達人がチェック!キャンプにおすすめのピロー
アウトドア用の寝具の力なくしては快眠なし。キャンプで快眠したい人におすすめのピローを、アウトドアの達人がチェック!
(BE-PAL 2024年4月号より)
SEA TO SUMMIT (シートゥサミット) エアロウルトラライトピロー
小さく運べてゆったり眠れるピロー。表面の生地にしっとりとした弾力性があり、エアピローなのにゆったり眠れる。
20D(デニール)ラミネートポリエステルを採用のエアー式ピロー。超コンパクトにたためるのが特徴で、頭にしっかりフィットしてクッション性も上々。表皮の起毛素材は滑りにくく、気持ちいい。車に常備しておきたい。
「僕の密かなお気に入り!」(ホーボージュンさん)
撮影/中村文隆
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車中泊が快適になるおすすめピロー
車中泊やバンライフといったスタイルの広まりを受け、近年ではクルマでの使用も考慮したアウトドアギアが続々と登場している。BE-PALがセレクトしたおすすめギアから、睡眠時に活躍するピローを紹介!
(BE-PAL 2025年7月号より)
ふとんファクトリー 車中泊専用まくら チョコネ アンデス
車中泊で使いやすいよう、一般的な製品より小さい30×50cmサイズで作られた枕。中材はパイプ、側生地は厚手のオックス生地を採用。
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まだまだある!キャンプにおすすめのピロー
BE-PAL.NETに掲載されたおすすめのピローを紹介。使いやすい便利な工夫に注目だ。
FLEXTAILGEAR(フレックステイルギア) ゼロピロー
軽量コンパクトなセルフインフレータブル式ピロー。なだらかに傾斜がついており、本を読むときは頭側を高くして、首を伸ばしてリラックスしたいときは首側を高くして、というような使い分けができる。カバーの表面は起毛で、滑りにくく肌ざわり良好。

各社ともに形については工夫をこらしているが、高さについてはフラットなものが多い。こちらは、高いところは10cm、低いところは8cmの傾斜がついている。手動注入式でこのタイプは意外と少ない。

フレックステイルギアは、インフレータブル(空気注入式)製品が得意で、「TINY PUMP(タイニーポンプ) 2X」という充電式の小型空気入れも販売している。これを使えば、簡単に空気をパンパンにできる。
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