天気が不安定で、いつ土砂降りになるのかわからないこの時期に手放せないのがレインウェアだ。近年のアウトドア業界では、有機フッ素化合物（PFAS）を使わない動きが活発で、新作のレインジャケットを見ると、PFAS不使用の防水透湿性素材を採用したものが多く並ぶ。今回はフェールラーベンをご紹介。
機能とデザインを両立する「FJÄLLRÄVEN」
問い合わせ先：ワイエスインターナショナル TEL:03（6418）9339
1960年、スウェーデンにて設立したフェールラーベン。創業以来、厳しい北欧の自然環境に対応できる実用的かつ耐久性に優れた製品作りを追求し続けてきた。環境負荷の抑制を常に重要視し、リサイクル素材やオーガニックコットンの使用を積極的に取り入れ、PFCフリーの撥水加工も長年にわたって採用している。
高い防水透湿性と耐久性
Keb Eco-Shell Jacket
￥83,600
防水透湿素材には、リサイクルポリエステルを使用した高耐久性のEco-Shellを採用。防水性と透湿性を兼ね備え、一年を通して使用できる堅牢性の高さも魅力だ。
素材／Eco-Shell
耐水圧／30000㎜
透湿性／26000ｇ/m²/24h
3レイヤー
520g（M）
両脇にベンチレーションを配置。激しい運動時にも熱や湿気を逃がせる設計だ。
日常からアウトドアまで
HC Hydratic Trail Jacket M
¥46,200
リサイクルポリエステルとポリウレタンを使用した2.5層構造のHydraticシェル素材を採用。日常使いから軽登山まで幅広く対応する。
素材／Hydratic
2.5レイヤー
374g（M）
メカニカルストレッチ素材によって運動をサポート。
Eco-Shell
主にリサイクルポリエステルを使用し、PFCフリーの撥水加工を施した防水透湿素材。高い防水性と透湿性を誇り、厳しい雨天環境にも対応する。環境への影響を抑えつつ高い機能性の実現を目指し、フェールラーベンが独自に開発したもの。
※構成／風間 拓 撮影／中村文隆
(BE-PAL 2025年7月号より)
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