五感で体感した充実の2日間!常連さんも初参加組も一緒になって大盛り上がりでした~
「ビーパルの森へようこそ!」
編集長沢木の第一声に、参加者から拍手が沸き上がる。イベントのスタートを盛り上げるのは、海洋ゴミ楽器集団ゴミンゾク!ペットボトルから作られた、鉄琴のようなボトルウイングが、澄み切った音色を響かせる。森に溶け込むような音楽に合わせ、自然とカラダが動きだす。ボルテージは全開だ!
さっそくプログラムがスタート。インスタ映えスポットで仲良く表紙(!?)を飾る家族。「ミミズ探したい!」と、お父さんの手を引っ張る男の子や「木、燃やしたい」「焚き火には早いよ」といいながら枝を集める親子。焚き火料理に誘惑される男性など、参加者の楽しみ方は百様。
なかには「久しぶり〜」「フォレストキャンプで会えると思った!」なんて、常連さんならではの会話も聞こえてきた。
毎年の如く、どのコンテンツも同時多発的に開催されるので、みんなフィールドを行ったり来たり。笑顔で駆け回っている姿に、なんともほっこり気分。夜は突然の雨に見舞われたが、レインウェアを着込んでナイトステージを盛り上げてくれた参加者のみなさん、感謝感激です!
「コンテンツもキャンプもサイコー!」「お隣さんと友達になれました」あっという間の2日間をみんな満喫。この一体感を来年も一緒に味わいましょう!
子どもも大人も楽しめる!大人気のワークショップをご紹介します!
本誌でおなじみの達人たちが直伝!自然観察をしたり、ネイチャークラフトを楽しんだり。遊びながら本誌に登場するおなじみの"あの人"と触れ合える貴重な体験がいっぱいです。
秋色の葉っぱで描く世界に1枚のマイアート「本田 亮の葉っぱアート教室」
講師はサラリーマン転覆隊の本田隊長。前日、富士山の中腹で集めてきたという葉っぱを画用紙に貼って生き物を描く。「ルールは、自然の造形を楽しみたいので葉を切らない、それだけ!」完成したあとも、徐々に変化していく色を楽しめる、摩訶不思議なアートだ。
画用紙に下絵を描き、葉っぱをのりで貼るだけ! 仕上げにラミネートシールで覆うので飾って楽しめる。
虫のプロと身近な自然で生き物探し「奥山英治の生き物痕跡たんてい団」
葉の食べ痕や排泄物などを手がかりに虫探し。「あ、スズメバチのメス発見!」「メス?」「オスより触角が1㎜長いんだよ」「先生スゴイ!」捕虫網を持った子供たちが駆け回る。「生き物を好きになるのはきっかけ次第!」
奥山英治さんのブースでは、カエルやイモリなども展示。ルーペがひとつあるだけで、散歩が数倍楽しくなる。
使って育てるレザーグッズを製作「真島辰也のレザークラフトワークショップ」
イノッチパークのご意見番、真島辰也さんは、革のコインケース、キーホルダー、ケーブルホルダー作りを伝授。細工を施したり磨いたりと、革職人気分を味わえた。
仕上げはレーザーで刻印を施す。好きな文字や書体が選べ、参加者もご満悦。
災害時も役立つ、火おこし体験「荒井裕介の親子焚き火ワークショップ」
薪集めからスタートし、火口の作り方、メタルマッチを使った火おこしまで、親子で焚き火のノウハウを学ぶ。「焚き火の仄暗い明かりは、顔を寄せ合う温度のある会話ができます」
ワセリンとコットン綿で着火剤を作り、火をつける。荒井さん独自のテクニックも満載。
森の鳥たちと友達になるギア作り「NONIWAのウッドクラフトワークショップ」
木工の名産地、埼玉県ときがわ町(NONIWAの地元!)で出た端材を使った、世界にひとつだけのバードコール作り。ボルトを回したオリジナルのさえずりが会場中に溢れた。
好きな形を選んだら、好みの色を塗ったり、絵を描き込む。吊り下げられるので、フィールド散策のお供に。
自然の中で食べるご飯は格別!料理関係ワークショップも盛りだくさん
ホッコリ温まるソトごはんを色々楽しめるのも「BE-PAL FOREST CAMP」の醍醐味!クッキングコンテンツはいつも大盛況!調理のコツを教わったり、一緒に調理したり、大人も子供も大満足。試食でさらに満面の笑みがこぼれました。
みそ健康づくり委員会 presents「長野修平のアウトドアみそキッチン」
3種類のみそソースを使った、3種のピザを焚き火料理人・長野修平さんが紹介。焚き火で温まりながら、スウェーデン式コーヒー&よもぎ茶といただきます!
豆みそに牛ロース、淡色の米みそに明太子、白みそにフルーツが相性抜群!
朝のおなかに優しい2種のみそ汁
朝イチバンにはみそ汁が振る舞われ、長蛇の列!
はごろもフーズ presents「華表由夏の、はごろもフーズの人気食材を使って美味しいキャンプごはんを作ろう!」
華表由夏さんと一緒に、台湾のお手軽屋台飯"葱油餅"作りに挑戦。「粉物は汚れてもへっちゃらな野外料理に最適」シーチキン&コーン使いで子供も大好きな味!
葱油餅は酢醤油と食べるのがオススメ。華表さんがシーチキンを使った葱油そばも披露。冬のフィールドにぴったり。
思いっきり走って、体を動かして…。新鮮な空気の中でエクササイズ系ワークショップも
大人も子供も、ときにはカラダを動かしてリフレッシュ!編集部員と楽しむビパ!リンピックは賞品アリで、みんなマジモード。
老若男女問わず楽しみました!「ビパ!リンピック」
編集部考案、体力必須のミニゲーム。昔懐かしいゲームに、大人も童心に帰りご満悦。ビーパルフォレストキャンプのレギュラーコンテンツとなるか!?
BE-PALスタンプラリー
スタンプシートに5つのスタンプを集めてお宝ゲット。
BE-PALオリジナル輪投げ
リングトス界の金メダリストを目指して挑戦。
BE-PAL式けんけんぱ競争
けんけんぱコースのタイムトライアルに白熱!
BE-PAL付録バスケット玉入れ
軽いマツボックリの玉はコントロールが難しい。
紙ヒコーキ大会も開催!
飛距離を競う、紙ヒコーキ大会も開催。大人と子供に分かれ、いざ勝負! 1機に思いを込めて飛ばした。
体幹を使った全身スポーツ「YMS/スラックライン」
山梨南アルプススラックライナーズ(YMS)のメンバーが雑木林でスラックライン教室を開講。軽々と歩く子供を横目に、真剣に体を震わせる親の姿が微笑ましい!
朝イチから体がスッキリ目覚める「シェルパ斉藤の朝のラジオ体操」
昨晩の雨はどこへやら。「寒いぐらいのほうが気持ちいいですね!」とシェルパ斉藤さんの快活な声で始まった朝イチラジオ体操。元気の源!
※構成/大石裕美 撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL 2025年1月号より)