BE-PAL10月号の特集「肉と酒と焚き火の夜」で登場してもらった、アウトドアコーディネーター・小雀陣二さんが、本誌では紹介しきれなかった秘蔵レシピを初公開! 食欲の秋の”満腹キャンプ”に、ぜひチャレンジを!
約8日間の間、川を下るアラスカツアー。クーラーボックスを持参できないため、生鮮食品は非常に希少。保存食などをやりくりし、参加者全員分の1日3食をまかないするのも、小雀さんの仕事だ。
ツアー初日の夕食はヒレステーキ(初日だから肉も新鮮!)とご飯とみそ汁。夕飯の多くは、おかずにご飯とみそ汁を組み合わせることが多いが、長旅なので、ときにはパスタや、釣り上げた魚を調理することも。
「サーモンが釣れれば、ピラフにパスタ、シャケとイクラの親子丼なんかを作る。こればかりは行ってみないとわからいないけどね(笑)」
朝夕はほとんど焚き火料理がメインだが、時間の余裕のない昼食や、雨が続いたときなどは、MSRのストーブを使って調理することもある。
「焚き火料理って炙るだけ、とか思われがちだけど、慣れればどんなものでも作れるし、ツーバーナー使うよりもラクチン。ぜひ挑戦してみてください」
ではさっそく、小雀さんがアラスカツアーで実際振る舞っているレシピを紹介しよう。