かつてのラダック王国の都、レー。ダライ・ラマ法王の大説法会へ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2018.01.03

    かつてのラダック王国の都、レー。ダライ・ラマ法王の大説法会へ

    Text

    チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は、ほぼ毎年、夏になると、ラダックとその周辺を訪れます。レーの郊外のチョグラムサルには、法王の滞在する邸宅と広大な空き地があり、数日間にわたるティーチング(法話)がそこで開催されます。ラダックで暮らすチベット仏教徒たちにとって、法王のティーチングはまさに一番大事な行事。みんな仕事を半休にして、朝早くから会場に集まります。晴れているのに傘が目立つのは、強烈な陽射しを避けるための日傘を持ってきている人が多いからです。

    ティーチング中のダライ・ラマ法王。外国人が座るように指定されている一角には、法王が話された法話の内容を英語で通訳するスピーカーが設置されているほか、FMラジオがあれば英訳を流しているチャンネルも利用できます。

    僕のすぐ近くに座っていた、ラダック人の老人。ラダックの伝統的な民族衣装、ゴンチェを着ています。法王の一挙手一投足を見つめながら、一心不乱に耳を傾け、祈りを捧げるその表情が、ずっと心に残りました。

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    ニホンザルに似てる?フランスの森林公園に暮らす、アフリカ原産の「バーバリー・マカク」の生態

    2025.11.27

    アウトドア派の海外旅行コーデをご紹介!標高2,000m超のメキシコ高地を旅した国井律子のミニマム荷物術

    2025.11.27

    【ヨーロッパ名峰登山記】ルーマニア最高峰「モルドベアヌ」へ。険しい山岳地帯でのワイルドキャンプな2日間

    2025.11.25

    ユネスコ無形文化遺産「死者の日」へ。国井律子がメキシコで見た、色彩と信仰の境界線とは?

    2025.11.24

    【海外登山初心者必見】100本以上の海外トレイルを歩いてわかった!現地ルートの探し方とおすすめ便利アプリを紹介

    2025.11.20

    南アフリカでの貴重な体験!ビーチタウン「バリート」で満喫する初心者にもおすすめな乗馬トレッキング

    2025.11.19

    ネイチャーパークと雪原ハイキング。考えさせられた「地球温暖化」について【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.11.11