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    2024.03.04

    winpy-jijiiさんが夫婦で改造したキャンピングカーがすごい!製作期間2カ月半、改造費30万円以下

    公開から約9カ月で再生回数なんと140万回オーバー。お馴染みのwinpy-jijiiさんが驚異的な数字をたたき出したのが、中古のバンを買って夫婦でキャンピングカーに改造するという動画だ。

    いったいどんなキャンピングカーなのだろうか?ハンドビルドの成果を見せていただいた。

    60代と70代の夫婦が日本一周の車中泊旅を実現するために改造したキャンピングカー

    「いつか車中泊をしながら夫婦で日本一周をしたいと思ってましたが、軽自動車のN-VANでは少々狭いし、もう少し大きなクルマがあったらええなと。中古のバンを買うて自分たちでキャンピングカーに改造すれば、安くできるんちゃうかなって。そんでやってみたんですわ」

    winpy-jijiiさん

    YouTube「winpy-jijiiのアウトドアチャンネル」のチャンネル登録数は、26万5000以上。この1月には新しい著書も発売。夫婦で改造したキャンピングカーでくつろぐ人気YouTuberのwinpy-jijiiさん。

    winpy-jijiiさんは、中古のマツダ/ボンゴバンをおよそ80万円で購入。自ら設計し、夫婦で試行錯誤しながら約2か月半を費やし、キャンピングカーに改造した。その様子を記録したタイムラプスを観ると、winpy-jijiiさんが培ったモノ作りのワザのレベルの高さは感動ものだ。

    winpy-jijiiさんのキャンピングカー

    winpy-jijiiさんがキャンピングカーのべースに選んだのがマツダのボンゴバン。運転しやすい4ナンバーサイズ。購入価格は約80万円。

    すべての内装を剥がし、快適性を追求して作り上げたインテリア

    工程は、こんな感じ。まずは内装をすべて剥がし、清掃。サビついたパーツは取り外し、サビを取り、サビ止めを塗装。ルーフの内側には、走行中に出る音を防ぐための制振シートを貼り付けた。バックカメラ、ナビゲーションなどもすべて自分で配線を通して装着。内装は、断熱シートを入れたあとに、木の板を切って張り合わせた。収納スペースを兼ねたベッド、可動式の室内テーブル、引き出し収納が付いたカウンターキッチン、ルーフ下の物入れ、リアゲートに展開できる折りたたみテーブルなどを作り付けた。室内の照明は、ダウンライトを埋め込み、明るさを調整できるようマリン用スイッチパネルを装着したという。ベッド用のクッションは、ニトリの10cm厚の高反発マットを使い、カバーは奥様がミシンをかけて縫ったもの。

    完成したキャンピングカーは、プロが作ったようにしか見えない仕上りだ。これが予算30万円でできるとは。内外に様々なこだわりとギミックがありそうなので、winpy-jijiiさんに各部を説明をしてもらった。

    リビングの様子

    室内で食事をしたり、くつろぐときのセットアップ。冬は掘りごたつになる。このテーブルは360度回転することもできる。

    「テーブルは、使い勝手がいいように、回転するアームがある脚を使っています。端に寄せたり、前後に移動したり、その時々で使いやすい位置にセットできます」

    ソファ下の収納スペース

    ベッドになるソファの下は大きな収納スペースになっている。

    「リアゲートを開いたときに、外に展開できるテーブルも取り付けました。景色のいいところに出かけたら、外で食事をしたりコーヒーを飲んだりしたいですから」

    テーブルを展開した状態

    こちらがテーブルを展開した状態。ソファの上に飛び出さないよう、天板は二つ折りになっている。

    テーブルが水平の位置で止まるよう、パラコードで吊っているのがなんともwinpy-jijiiさんらしい。左右の物入れのドアは、走行中にガタついたり、リアゲートを開いたときに勝手に開かないようロックが付いている。

    ベッドを展開した状態

    ベッドを展開した状態。

    「着脱式のボードを左右の収納ボックスの間に置いて、その上にクッションを載せます。前側は跳ね上げ式で延長できます。だいたい175~180cmぐらいの長さのベッドになるので快適ですわ。寝室の広さ、とくに幅は広くして欲しいと嫁さんからリクエストされましたんで。マットは、いろいろ悩みましたが、ニトリの厚さ10㎝の高反発マットを買うて、カバーは嫁さんがミシンで縫ってくれました。カラーは、全体に落ち着きのあるグレーで統一してます」

    ベッドの下の収納

    ベッド下の収納はこんな感じ。ポータブル電源まで入っている。サイドパネルの有孔ボードの下部にはLEDの照明を仕込んであるそうだ。

    板を張り合わせて作った美しきインテリア

    圧巻は、ウッディなインテリアだ。ホームセンターで購入した木材を使い、まずは細い木材でフレームを作り、そこに美しいパイン材の板を加工し、それを組み合わせて完成させた。しかも裏側に配線を通し、ダウンライトまで埋め込んでいる凝りよう。これがDIYとは、驚かずにいられないクオリティだ。

    板を貼った内装

    高級感漂うウッディなインテリア。ダウンライトがおしゃれ。

    室内灯のスイッチパネル

    室内灯は、スイッチ操作で調光できる。船舶用の防水スイッチパネルを使用。

    「ダウンライトは、使うシーンによって明るさを変えたかったので、船舶用のスイッチパネルを使って、スイッチのオンオフのほか調光もできるようにしました」

    キッチンの上のダウンライト

    キッチンの上にもダウンライトがある。

    「キッチンの上のライトは明るさを変える必要がないので調光できません。天井には数か所にフックを取り付けて、必要な物を吊るせるように工夫してます」

    キッチン上の収納スペース

    キッチン上には収納スペースが備え付けてある。

    「どこにしまったか考えるのが面倒なので、コーヒー関係の道具はすべてキッチン上の棚に収納してます。走行中に落ちないように、ゴムのストラップも付けました。取り出しやすいのでええですわ」

    キッチン下の収納スペース。

    キッチン下の収納スペース。左側は開閉式のドアだが、奥は引き出しタイプになっている。取っ手は無垢材を使い、全体の雰囲気に合わせた。

    小さなシンク

    小さなシンクも備えていて、スイッチをタッチすると水が出る。調理は、IHコンロとタフまるジュニアを併用し、炊飯器も積んであるそうだ。

    まだまだある収納スペース

    ハイルーフの室内高をいかしたリアのルーフ下と、カウンターキッチン下など、隙があればそこに収納スペースが作られている。

    最後部のルーフ下に作り付けられている棚

    最後部のルーフ下部に作り付けられている棚。寝袋やブランケットなど、かさばるものを上手に収納。

    右側のスライドドアを開いた様子

    右側のスライドドアを開くと、ソーラーパネルが現われた。

    「ポリタンクは、L字カウンターの下にある収納スペースに入れてあります。水が入って重くなったポリタンクも、スライドドアを開けばすぐに積み下ろしできるから楽ですわ」

    サイドの収納スペース

    この収納にはドアがなく、ソーラーパネルで蓋をしていた。ポリタンクのほかに、調理器具などを収納。

    細部まで徹底してこだわるのがwinpy-jijii流

    凝りに凝ったインテリアのみならず、外観にもwinpy-jijiiさんは一仕事していた。「mazda」のロゴを自らデザインし、カッティングシートを切り出して貼り付け。リアやサイドウインドウにもwinpy-jijiiさんのロゴや愛着のあるアウトドアブランドなどのステッカーを貼って、自分らしさを演出していた。

    カッティングシートで作ったオリジナルのロゴ

    カッティングシートで作ったオリジナルのロゴ。

    winpy-jijiiさんは、このクルマがある程度完成するや、ご夫婦でフェリーに乗って北海道へ。約2,600kmの車中泊旅を満喫したという。そして、旅の途中で気になったことがあれば、帰ってから改造して、愛車をアップデートしているそうだ。

    「今年は九州に行ったり、いつかは日本一周もしたいですね」

    winpy-jijiiさんのキャンピングカー製作の様子や、このクルマで出かけた旅の記録は、「winpy-jijiiのアウトドアチャンネル」で公開されているので、ぜひチェックしてみよう!

    (取材・構成/yamabon)

    私が作りました!
    YouTuber
    winpy-jijii
    1950年大阪生まれ。定年退職後に奥様と出かけたアウトドアや旅の思い出を残そうとYouTubeに動画を投稿。やがてアウトドアで役立つ情報などを公開するうちに、「ニベア缶の磨き方」というテーマの動画がブレーク。一躍人気YouTuberに。チャンネル登録数26万5000以上。キャンプ、料理、登山、愛車の改造、100均グッズのアイデアなどをテーマにした動画を公開している。著書『いくつになっても遊び続ける ジジイのアウトドアノウハウ大全』(KADOKAWA)、『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)ほか。YouTube『winpy-jijiiのアウトドアチャンネル

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