三菱・トライトンが発売!新世代ピックアップトラックの内装やサイズ、荷台をチェック | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.03.03

    三菱・トライトンが発売!新世代ピックアップトラックの内装やサイズ、荷台をチェック

    昨年ジャパンモビリティショーでお披露目されたトライトンが早くも2月に発売! 従来型から大きく変わったデザインや機能をふたりのテスター(編集・大下&記者・櫻井)がチェック。

    まるっと変身、四角くてタフ! 三菱/トライトン

    ¥4,980,800~
    問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860
    https://www.mitsubishi-motors.co.jp

    :トライトンは以前も販売されていましたよね?
    :うん。2006年から5年間。その後も海外では販売されていて、フルモデルチェンジを機に再び日本へ導入されることになった。
    :今回は正式発売前の取材につき試乗はできませんでしたが、ごっついデザインにソソられました!
    :全長5.3mを超えるボディーは迫力があり、直線基調のデザインでギアっぽさを感じるね。
    :軽トラと違って仕事用には見えないし、荷台にキャノピーを載せたらSUVみたいですよ。
    :そもそもアメリカでは、ピックアップトラックからSUVへ進化した歴史があるから、そう感じるのも無理はないね。少し遅れて秋以降になるけど、純正キャノピーも発売が予定されているから、ひと味違ったトライトンが楽しめそう。

    :荷台はさておき、室内も今どきのSUVに匹敵する快適ぶり。前後のシートはいずれも大きな作りで、後席の足元空間もしっかりと確保されています。
    :内装の素材の質感も高く、シートの表皮は上位グレードのGSRがレザーで、ベーシックなGLSがファブリック。後者は上質な仕立てで耐久性も高そうだ。
    :耐久性重視のラダーフレーム構造ですが、乗り心地はどうなんでしょうか?
    :新開発のディーゼルエンジンは実用域での応答性に優れ、遮音も行き届いている。足回りも刷新され、後ろの板ばねはしなやかに動く設計となり、前は乗り心地に優れたダブルウィッシュボーン式でストロークの範囲が広がっているそう。
    :それなら普段使いもしやすいですね!

    :ただし、トライトンは1ナンバー車。車検は毎年だし、高速道路の料金も少々高め。最小回転半径は車体のわりに小さいとはいえ6.2mあるので、狭いコインパーキングでは駐車にもたつくこともありそう。
    :なるほど……。でも、そうした欠点をもって余りある魅力があるクルマですよ。
    :そう感じられる人なら、きっと満足できるはず。最後に悪路走破性について。2WDと4WDが切り替えられる4種類の駆動方式で、ドライブモードは7種類。頼もしいでしょ?
    :おおっ! 試乗できる日が待ち遠しいです。

    新開発のラダーフレーム構造を採用

    前置き撮り

    トラックの基本構造であるラダーフレームは従来型から大幅に剛性を高め、堅牢ぶりもアップ。

    横位置

    上物には衝突安全強化ボディー「RISE」を採用。

    後ろ姿

    日本には4ドアのダブルキャブのみが導入され、2グレード展開だ。

    ワイルドな印象を高めるオプションも!

    オプション装着車

    電動トノカバー(541,200円)やトレーラーヒッチメンバー(191,400円)など、高価だが機能的なオプション多数。ホイールアーチモール(178,200円〜)は装着すると全幅が1,945㎜に(構造変更が必要になるため、販売店で装着の上、登録となります)。

    でっかい荷台は積み降ろしもイージー

    荷台

    荷台の広さは幅1,525㎜、奥行き1,470㎜。床面の地上からの高さは825㎜で、従来型より45㎜低い。フックが4か所に付く。荷台の汚れを防ぎ、傷から守るベッドライナー(黒いマット状のパーツ)はGSRに標準装備。

    オプションの電動トノカバー

    オプションの電動トノカバー。アルミ製で、荷物をもったままでもリモコンで操作できる。

    ラリーで磨いた技術で疲労を軽減

    前席

    前席のシートは腰回りをしっかりと支えつつ、肩付近は動きやすい形状で、疲労を抑える。ラリーへの参戦経験で培った技術だ。

    後席

    後席の背もたれを前に倒すと、わずかながら収納スペースが出現。

    タフな機能をスマートにレイアウト!

    インパネ

    商用トラックとは一線を画す上質なインテリア。運転支援機能も付き、安心感は高い。

    コンソールパネル中央

    グローブをしたままでも操作しやすいスイッチが並ぶ。

    切り替えダイヤル

    駆動切り替えはダイヤル式。ローギアードの4LLcではロックモードも選択できる。

     

    SPECIFICATIONS

    【駆動方式】 4WD

    【ボディー寸法】
    全長 5,360㎜
    全幅 1,930㎜
    全高 1,815㎜
    最低地上高 220㎜
    最小回転半径 6.2m
    ホイールベース 3,130㎜
    タイヤサイズ 265/60R18
    車両重量 2,140kg(GSR)
    乗車定員 5名

    【エンジン】
    排気量・種類 2,439cc直列4気筒ターボ
    最高出力 150kW(204PS)/3,500rpm
    最大トルク 470N・m/1,500~2,750rpm
    燃料種類 軽油
    燃費(WLTCモード) 11.3km/ℓ

    【トランスミッション】 6速AT

     

    ※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎 

    (BE-PAL 2024年3月号より)

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