ジャパンキャンピングカーショー2024の新モデルを一挙公開!軽やコンパクトワンボックスも熱い | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.02.14

    ジャパンキャンピングカーショー2024の新モデルを一挙公開!軽やコンパクトワンボックスも熱い

    2月2日(金)~5日(月)の4日間、千葉県・幕張メッセの国際展示場1〜5ホールにて開催された日本最大級のキャンピングカーショーである「ジャパンキャンピングカーショー2024」。国産・輸入車あわせ382台もの新型・定番モデルが一堂に会しました。

    主催する一般社団法人日本RV協会によると、2023年の販売総額は前年比138%の1054億5000万円。保有台数も14万5000台から15万5000台と1年で1万台を超す勢いと、キャンピングカーが普及していることがよくわかります。

    そんな勢いのあるキャンピングカー市場。今回はジャパンキャンピングカーショーの会場で見つけた、気になる新型車を紹介していこうと思います。

    NEWS 小山慶一郎さんが2年連続でアワードを受賞

    ダ・ヴィンチ

    小山さん仕様のトイファクトリー「ダ・ヴィンチ」

    12回キャンピングカーアワードは2年連続でNEWSの小山慶一郎さんが受賞。副賞としてトイファクトリーの「ダ・ヴィンチ」が1年間貸与されることになります。授賞式には小山慶一郎さんも登壇。こだわりのブラックカラーで仕立てられたオリジナルスタイルのダ・ヴィンチが初披露されました。

    見た目もスタイルもさまざま! 軽自動車ベースのキャンピングカー

    日本独自の規格である軽自動車。そんな軽ベースのキャンピングカーにはキャブコンやバンコン、トラックキャンパーなど、さまざまなジャンルのモデルがあるだけではなく、軽キャンパービルダーも数多いので、欲しいモデルを見つけるのもひと苦労するほど。

    三島ダイハツの「クオッカ・ジャパンディ」は、ソロ旅をコンセプトにハイゼットトラックパネルバンをベースに製作。注目は壁面と天井にホタテペイントを施しているところ。ホタテペイントとは、日本でいうところの漆喰とよばれる塗装。乾燥や湿気を抑え、においを吸収することで車内を快適にしてくれるという優れもの。

    インテリアはクオッカシリーズ十八番の富士ヒノキを使った落ち着きある空間。ジャパンディは1人でゆったりくつろげるソファを右側に配し、左側のキャビネットは自由に組み替えることで好みのレイアウトにできる仕様。シンクやクーラーなどオプションも多数用意しています。

    クオッカ・ジャパンディ

    三島ダイハツ「クオッカ・ジャパンディ」

    ホタテペイント

    業界初のホタテペイントにより快適な空間を実現。

    内装

    左下のシンク、右上のクーラーなどはオプション。

    ケイワークスは軽バンコン最高峰を冠した「エクスクルーシブ ミニ・バード」を展示。このモデルは乗車定員を2人とし、就寝は2人可能ですが、1人を想定していることもあって、スペースを居住と電装システムに充てているのがポイント。

    インテリアはレザー調のマットにダークトーンの家具類でまとめシックな雰囲気。オリジナルのリチウムイオンシステムを採用し、電子レンジなども余裕で使えるパワフルさを備え快適性は抜群となっています。

    エクスクルーシブ ミニ・バード

    ケイワークス「エクスクルーシブ ミニ・バード」

    ベッド

    右側のみにキャビネットを集約し、就寝スペースを広く確保。

    室内別角度

    キャビネットには収納以外に電子レンジやクーラーもビルトイン。

    同じアトレーベースでもクラフトプラスのものは、もっとライトに旅をしたい人におすすめの仕様。こちらはシートカバーにレザーとコーデュロイを組み合わせた「ブルックリンスタイル・タイプ2」を装着し、見た目と機能を両立。インテリアはウッドテイストでまとめられており、ベッドなどがないため広い空間となっています。写真のようにコットを置いたり、そのままフロアにマットとシュラフという使い方も提案していました。

    展示車外観

    クラフトプラスが提案するアトレーのシートカバーやパネルキット。

    室内

    キャビネットがないため広い空間でくつろげる。

    左右の壁面

    左右の壁面パネルには有孔ボードを搭載し、小物を引っかけることができる。

    タウンエースバンを使ったライトキャンパーが激増

    扱いやすさと適度な広さ、リーズナブルな価格帯で人気のタウンエースバン(含むOEM車)。今年は数多くのビルダーから新型車が登場し、注目を集めていました。

    まずはRVグランモービルの「ボーテファイブ」。オリジナルのルーフを架装することで、全高はなんと2475mmとハイルーフ化。そんな車内空間は圧迫感もなくタウンエースバンとは思えないほど開放的。レイアウトは右側に横座りシート、左側にキャビネットを搭載することで、乗車6人・就寝2人を実現。

    キャビネットにはシンク、シート下に引き出し式冷蔵庫を搭載し、2人で快適に旅が楽しめる作りになっています。また車載クーラーや電子レンジに加え、200Ahリチウムイオンバッテリーや1500Wインバーターなど標準装備がてんこ盛りなのも見逃せません。

    ボーテファイブ

    RVグランモービル「ボーテファイブ」

    室内

    ハイルーフにより開放感は抜群。腰を曲げずに普通に歩いて移動できる。

    ロッキー2ではトヨタモビリティ神奈川が販売する「アルトピアーノ」を4ナンバー(貨物)から8ナンバー(キャンピング車)に登録できるキットを展示。キットは跳ね上げ式のミニシンクとカセットコンロの内容で簡単にキャンピング車登録できるようになっています。

    アルトピアーノキャンパーキット

    ロッキー2「アルトピアーノキャンパーキット」

    室内

    跳ね上げ式のシンクとカセットガスコンロを搭載することで、簡単に8ナンバー化が可能。

    バンコンの老舗ビルダーであるレクビィは「コット」「ホビクルタウンライダー」の2モデルを展示。それぞれコンセプトやキャラクターの異なる2モデル。こちらは近日じっくりと紹介しますのでお楽しみに。

    レクビィ「コット」

    レクビィ「コット」

    室内

    リチウムイオン電池(100Ah)、冷蔵庫(49L)、FFヒーターを標準装備した本格仕様。

    ホビクルタウンライダー

    レクビィ「ホビクルタウンライダー」

    3段階調整ベッド

    高さ3段階調整ベッド、荷物の整理がしやすいラゲッジボードなど、工夫を凝らしたモデル。

    人気の高いハイエースはブラッシュアップモデルが多数登場

    キャンピングカーや車中泊車として人気の高いハイエース。トイファクトリーからは「コルドバクルーズ」が復活。コルドバクルーズはマルチルームを備えているのが特徴で、フロントシート背面を利用してリビングを展開。この背面のフロントシートは肉厚で座り心地が抜群。ほかにも家庭用エアコンを搭載するなど、使い勝手が格段に向上しています。

    コルドバクルーズ

    トイファクトリー「コルドバクルーズ」

    リビング

    フロントシート背面を利用したリビング。

    アネックスは2人旅仕様「リコルソ」にシックな内装のブラックエディションを出展。ウッドにチャコール系を組み合わせた落ち着いた色合いで飽きが来ず、おまけに家庭用エアコンも最後部にインストール。今年はエアコン搭載モデルがとても増えたことにも、ニーズの高まりを感じました。

    リコルソ ブラックライン

    アネックス「リコルソ ブラックライン」

    キッチンキャビネット

    フロントにキッチンキャビネットを配置。最後部にエアコンも搭載。

    ほかにも注目車はたくさんありますが、今後じっくりと紹介していこうと思います。キャンピングカーショーはこのあと、223()225()で名古屋キャンピングカーフェア、39()310()大阪キャンピングカーショー、316()317()に東北キャンピングカーショー、511()513()と続きます。実際に見て・触れて・話が聞けるまたとないチャンス。

    外遊びの幅、旅の幅をグンと広げてくれるキャンピングカーの世界を見に行ってみてはいかがでしょうか?

     

    私が書きました!
    編集者・ライター
    伴 隆之
    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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