ポイントは、伸縮性と弾力性と三角格子
妖精たちが頭と首を支えてくれる
TPE(熱可塑性エラストマー)という伸縮性と弾力性に富んだ素材を三角格子に組むことで、「ヒツジを数える間もなく眠れる」ことをめざした枕である。一般的な枕だと、枕と後頭部が接する一点に圧力が集中してしまうが、この枕だと後頭部や首のまわりに圧力が分散する。よって頭や首に負担がかかりにくい。また、パイプ枕(短いストロー状のパイプが入っている)やソバ殻枕は、寝返りをうつと枕のへこみはもとのままだが、この枕は頭を動かすたびに枕のへこみが動いていく。妙なたとえだが、たくさんの小さな妖精たちがせっせと頭と首を支えてくれている感じがして、とても心地よい。
![引っ張る](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231127OGR_0061-scaled-e1703570109153.jpg)
つまむとビヨーンとよく伸びる。
![押す](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/14-2-e1703569825296.jpg)
押すとクニャッとつぶれる。三角格子は通気性を高めて熱と湿気を逃がす役割もある。消臭のために黒い塗料には活性炭を配合。水洗いもOKなので清潔に保てる。耐久性については10年間の寝返りを想定した8万回の圧力試験をクリアしている。
![図](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/15-e1703569882733.png)
濃い赤は圧力が強いところ、濃い青は圧力が弱いところ。「ヒツジのいらない枕」は圧力が弱く、しかも広く分散していることがわかる。
![比較写真](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/16-e1703569913488.png)
三角格子は上(表)と下(裏)で2層になっている。
![カバー単体](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231127OGR_0030-scaled-e1703569988484.jpg)
白いカバーが付属。生地はポリエステル70%、テンセル(木材から作られる再生繊維)30%。
![カバー付き](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231127OGR_0010-scaled-e1703569952574.jpg)
専用カバーだから、枕本体のウェーブ形状にフィットする。
![カバーのアップ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231127OGR_0042-scaled-e1703570074137.jpg)
カバーは通気性がよく、なめらかな肌ざわり。
![モデルが使用](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231127OGR_0070-scaled-e1703570140394.jpg)
中央がくぼんだウェーブ形状なので、首と頭が包み込まれるように安定する。
寝付きにくいキャンプでこそ使ってほしい
しいて難点をあげれば、重い(3.2㎏)こととクニャクニャとして持ちにくいことだが、丸めてストラップで留めれば持ち運びやすくなる(ストラップは付属しない)。アウトドア専用の枕ではないので、カバーは汚れが目立ちやすい白色だが、小学館の通販サイト「LIFETUNES MALL」では予備のカバーもお付けする(カバー2枚セット)。なかなか寝付けないのは、家よりもキャンプのはず。汚れを気にせず野外でどんどん使ってください。
![手で持つ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231129OGR_0953-scaled-e1703570251336.jpg)
丸めるて留めるとコンパクトになる。
![野外で寝る](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/12/231129OGR_0917-scaled-e1703570211677.jpg)
白いカバーが汚れるのが気になる人は、タオルやバンダナを敷くのもアリだ。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
ヒツジのいらない枕 至極 専用カバー2枚セット/太陽 15,800円(税込み)